休学すべきかどうかを真剣に検討したいあなたへ
(※この記事はすべて無料で読めます)
こんなあなたに読んでほしいnoteを書こうと思います。
このnoteを読み終わった頃には、きっと何を検討すべきかが自分の中で整理されている状態になると思います。
あなたにとってより良い1年になりますように。
概要
・このnoteは、同志社大学を2年休学した自身の経験をもとに書かれています。
・このnoteには、休学を検討するにあたるチェックポイントが4つに分けて記載されています。
・このチェックポイントをクリアすることで、休学するかどうかの意思決定に繋げられるようになっています。
チェックポイント
今回はチェックポイントを4つに分けてみました。
目的
お金
社会
時間
ベースとなる目的があり、そこに3つの要素が付随しているイメージです。
これだけだとよくわからないと思うので、それぞれ深ぼっていこうと思います。
1.目的
むずかしそうですね。あまり考えたくもないです。
しかし、一旦しっかり腰を据えて考えてみたほうがいいと思います。
明確な目的は、高いモチベーションを生みます。すると、それに応じて成果が出る可能性も高くなります。途中で折れにくくもなります。
自分は2年休学しましたが、それぞれ1年間ずつ、休学宣誓書のようなものを書いて、関わるメンバーからフィードバックをもらっていました。
この1年で何を成し遂げたいのか。その後自分はどうなっているのか。結果としてどんな価値を生んでいるのか。
抽象的で考えたくない気持ちはよくよくわかるのですが、一旦考えてみてください。
考えた結果、目的がわからなかったも1つの解です。それを見つけるための休学という形もあるでしょう。
目的がないと休学してはいけないのではなく、目的が有った方が休学の価値が高まるのではないかという一つの説を問いています。あなたの人生の貴重な1年間を投資するわけですから。
1年間はぼちぼち長いです。何かしらやりたいこと・成し遂げたいことが見つけられるといいですね。
2.お金
結構シビアな問題がお金です。休学に関するお金は2つに分けて説明します。
1.一時的:休学申請時
まず、休学を申請するときにお金を払わないといけません。正確には申請時ではないんですが、一時金という意味で捉えてください。
国立の方は一切の心配が不要です。休学する際に払うお金はありません。素敵ですね・・・!!!
僕と同じく私立大学出身の方は、10万〜30万くらいを支払わないといけません。辛いです。
しかも、大学によって休学費が安い大学もあれば、高い大学もあります。
ぐぐったら出てきますので、各自確認してみてください。
2.継続的:毎月の生活費
こちらは国立だろうが、私立だろうが一緒ですね。大学に行かなくとも、例えば家賃とか食費は発生しますね。
観点が多いのですが、まず継続的な収入がある休学をするのか、そうでないのかで全く違うかと思います。
僕は有償の長期インターンシップに参加していたため、家賃から携帯代まですべて自分で支払っていました。家賃を下げるために引っ越しもしました。
逆に、ボランティアや地域貢献などの、収入が発生しないワークの方は日々の生活がかなり苦しくなると思います。
僕ならまず、必要な生活費を洗い出したあとに、親と今後の生活を相談するかなと思います。
賃貸を借りていて、今3年生であれば、もう家を払ってしまうのもありかもしれません。
親御さんが出してくれないなら、新しいバイト先を見つけないといけないかもしれません。
いずれにしても、お金のストレスは休学生活に悪影響を及ぼします。親や頼れる方と相談しながら、うまく工面できる道を探してみましょう。
まずは家賃や通信費などの固定費、次点で普段の無駄遣いを見直せるといいかなと思います。
ちなみに、休学中は奨学金が止まります。このお金に頼れないので、方針としては有償のインターンシップでビジネス経験を積むのがお金のストレスは減るのかなと自分の経験からも思いますね。
3.社会
続いての観点は社会です。要は周りとの関わりですね。
1.同期
当たり前ですが同期との卒業が1年ズレます。気になる人には気になるかもしれませんね。
僕の場合は、現在新卒3年目の大学同期とも仲良くしていますし、ずれることが本質的な問題ではないように思います。
ただ卒業式に僕は出なかったので、そういう意味では寂しいかもです。
2.ゼミ
例えば3年で卒論準備、4年で卒論を書くという流れだと、何年かブランクができてしまいます。
ただこれもそんなに問題ではないように思います。教授とちゃんとコミュニケーションが取れていれば大丈夫です。
そもそも学業頑張りたい人は休学していないと思うので、ここはなんとかなる部分じゃないかなと思います。
3.就職
まったくそんなことはありません。むしろそういったことで差別されるような会社に行かないが吉だと思います。
休学に関わらず、例えば浪人していい大学を目指したなど、そういった姿勢はむしろ評価対象になります。
目的が大切だと冒頭お伝えしたのはそういうことです。要は語れる何かがあれば、1年なんて誤差なわけです。むしろ差別化の要素になります。
僕は休学2年目の秋、つまり大学3年生に当たる年の秋で就職先を決めました。自分でもそれを証明したと思っています。
4.親
親がけっこう大変な要素なわけです。なぜかというと、親は選べない休学反対要素だからです。
いろんな親御さんがいるかと思いますが、共通して言えるのは以下のことだと思います。
そのため、これをクリアできるような要素をきちんと親に説明できればいいわけです。
休学して1年ずれることを失敗だと親御さんが思っているならば、それに対する論理的な反論を用意する。
スタートアップで働くことを健康リスクだと思われているならば、寝る時間と起きる時間を報告する。時々通話する。
親は子の安全と幸せを願うものだと思います。その願い方が、人によって誤差があるだけだと思います。
理解のある親御さんでなくとも、きちんと説明すればわかってくれるはずです。繰り返しますが、結局目的ですね。
4.時間
1.申請時期
休学の申請は、春または秋の始業前に行います。詳細は大学で確認してください。
秋休学もできるので、春のチャンスを逃しても大丈夫です。
僕の大学は半期か1年かを言われましたが、僕は1年まとめてで申請しました。
僕の大学では、この申請時に休学理由を書かされました。しかし、「長期インターンシップに参加するため」くらいのゆるい感じでOKだったので、そんなに問われたり詰められたりするものではないかなと思います。
2.休学年数
半年にするか、1年にするか、2年にするか、最大の4年にするか、色々選択肢はありますね。
これはもうあなたの目的次第です。おすすめとかは無いです。
2年休学した身分として思うのは、本当に2年休学してよかったなと思っています。
たくさん自分の時間が出来て、挑戦ができて、検証ができて、大切な仲間に出会えて。
就活ではそれをしゃべるだけでしたから、何も苦労することはありませんでした。
やりたいことがあるならば、しっかり時間を取ってやっちゃいましょう。
大丈夫です、1年や2年なんて、人生100年時代において誤差ですから。
あとがき
ここまで読んでくださってありがとうございました。あえてこのnoteを書こうと思ったきっかけとか、書いてるお前誰やねんって話とかはせずに、読み手が困っていそうなことに寄り添って書き綴ったつもりです。
そもそものきっかけは、「同志社 休学」で検索すると、自分のnoteが検索TOP5位くらいに表示されていることでした。
このnoteを見て休学されている方もきっといるので、このnoteだけを見て休学してしまうとまずいなと思ったわけです。
(実際に自分にTwitterで連絡頂いた方も数名いました)
このときは、コロナが始まってすぐで、世界は不確実性に満ちていました。その中で今取るべき行動としての休学を熱く書いてみたわけです。
今は状況が違います。コロナはコントロールできるものになり、日常もゆるく戻ってきています。
そこで、しっかり休学について検討できるnoteを書こうと思ったわけです。
試しに「休学 メリット」とかで検索すると、うっすい記事しか出てこず、これでは何も比較検討の要素になりません。
自分の経験を踏まえて、どういったリスクにどう備えるか、何を基準として休学の意思決定をすればよいかを整理して書いてみたかったわけです。
このnoteが、これから休学する方に向けての参考になればすごく嬉しいです。
@ioriri1212 に、なにか相談したい方はどうぞ!
それではまた。
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