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日記 20240721 『好きな乳の大きさ (※朧げ・哲学)と"推し"という言葉の重みについて』 

※画像は、おすすめの飲料です。日記とは何も関係が無い。美味いか不味いかで聞かれると、喉がめっちゃ渇いてる時に飲んだから超美味かった。平常時に飲んだら「なんだ……これ?二度と買わん……」となる筈。



下記より、日記です。

最近、よく行くバーで唐突に話しかけられた知らん一個上の上の男性に「好きな女のタイプを教えろ」と訊かれた。

ので、なんか上手い切り返ししようと考えたが、ふと自分の好きな女性のタイプが全くわからない事に気が付いた。

結果、
「考えましたが自分でもよくわかりません」
「多分複雑な人が好きなんだと思います」
と答えた。

"哲学博士号"やら"ポエマー"やらとイジられたが自分の中で気付きがあった。

自分は複雑な人間がタイプなんだと。

それはそうと、僕は「哲学博士号」という言葉が妙に引っかかっしまった。

話題は「好きな胸のカップ数」についてだったが、そこのくだりに全く集中できなかった。

"Ph.D"って直訳すれば哲学博士だから……
哲学博士号を持つポスドクの肩書は?
でもメールに記載するくらいだよね。
学がなさすぎる故、よくわからなかった。
超どうでもいいので取り敢えずタバコに火をつけた。

「じゃあ顔面限定で選ぶならタイプは」と訊かれたので「それはもうナナヲアカリですねナナヲアカリです」と即答した。

「ナナヲアカリ……というより其れに準ずる顔面です」

「特別ナナヲアカリじゃなきゃ嫌だ!とかではありません」

「ナナヲアカリもしくは其れに準ずる系統の顔です」

「そりゃ浜辺美波とか勿論好きですよ」

「いや何故って知っている女優が浜辺美波くらいしかいないからです」

「うちにはテレビがなくて」

「いやテレビ観ない自慢とかではなく置く場所がないので無いだけです」

「でも正直浜辺美波よりナナヲアカリのほうが好きですし比べるのがナンセンス過ぎます」

「ちょっと待ってくださいスマホの中にある一番可愛いナナヲアカリ天使を見せますね」

「僕が選んだんで確実です」

「確実に顔の良いナナヲアカリを……」

「……というかナナヲアカリって知ってます?」

「知らないんですねじゃあ知ってくださいね」

一体、何……?
自分で言っていてよくわからなかった。
そして、相手はセックスの事しか話さない。
世の中セックスか。
「お前最高だわ一杯奢る」と言われたので、
セックス・オン・ザ・ビーチとかいう名前のカクテルを頼んだ。

人前で「セックス」という言葉を発するのにかなり抵抗がある。普通に恥ずかしすぎる。

僕は「ドスケベ」とか「交尾」とか「営み」とか「コト」とか「ラブラブお布団タイム」とか、そういった感じで濁して言う。

『ラブラブお布団タイム・オン・ザ・ビーチ』もしくは『ドスケベ・オン・ザ・ビーチ』とかに改名してほしい。


あ、それはさておき、思い出した。

昔あるフォロワーと飲みに行った。
Twitterで知り合って、3年越しくらいに会えた。

出会ったとき、彼女はまだ女子高生だった。

僕と、何故か僕の幼馴染(男)の3人で飲んだ。
(※この幼馴染は、僕がインターネットで知り合った人と初対面でビビった時に都合良く連れて来る便利ツールだ。この場をお借りして感謝の意を伝えたい。)


飲み会の後日、そのフォロワーのインスタだかなんだか取り敢えずインターネットで見つけた自撮りが、まあ目茶苦茶ナナヲアカリ的だった。

急遽幼馴染を呼びだして居酒屋に行った。

僕はインターネットで仕入れた他人の写真をLINEなどで共有するのはモラルと言うかマナー的に宜しくないという持論のもと、精々送るとしても当該ページのリンクくらいにとどめている。というか、僕がステルスでインターネットで仕入れた顔面が強い女性の写真の専用フォルダを作っているなんて知られたら、いやどうやってもキショいが過ぎる。

「この〇〇〇さん(当該フォロワー)の自撮り、目茶苦茶ナナヲアカリ的じゃないか?」という話題の為だけに居酒屋に呼び出した。

しかし、幼馴染はナナヲアカリを知らなかった。
なんでナナヲアカリを知らない?
ナナヲアカリを知る所から始めざるを得なかった。
もうこの怪文書を書いていて、「ナナヲアカリ」というワードがゲシュタルト崩壊寸前だ。
知れよ、ナナヲアカリを。


それから時は経ち、現在そのフォロワーは結婚していて自分の好きな仕事にも就くことが出来たらしい。幸せになってくれて、その報告ツイートを見た時、僕は泣くほど喜んだ記憶がある。

(※インターネットでお気持ち表明をする時、「嬉しくて泣きました」とかは普通に嘘松臭いので、そういうリプは送ったりしない。しかし、本当に、ガチで、ガチ泣きしていた。)

一緒に飲んだ時、「結婚しても一生推します」と言った記憶があるが、精神的に遠くなってしまったが故に僕から気軽に話せなくなってしまった。

記憶上、これがおそらく人生で初めて「推し」という言葉を使った筈だ。

ところで、
話の切り替えは雑で良い。  
特にこういう怪文書じみたものでは。
「ところで」「それはさておき」便利すぎる。

それはそれとして、
僕は"推し"って言葉があんまり好きじゃない。 
僕がその人に抱いていた感情は、
紛れもなく恋愛感情だった。


もう出会ってからずっと好きで好きで仕方がなかった。「はよ結婚して幸せになってこの恋を終わらせてくれんか?そろそろ死んでしまう」とか考えていた。


以上のことから考えると、「推し」などという言葉は恋愛感情のストッパーとして便利すぎる。

だからよく使う。
しかし、なるべく使わない事を祈る。


最後に、
敢えて推しと呼んだ存在は、
人生において二人だけだ。
これから増えないことを祈る。
浮気野郎みたいでキショいが過ぎる。

まず、Twitterとかで色んな人を推しまくってるオタク、なんかキショい。キショいが過ぎる。

それと、一度でも恋愛感情を隠すための便利な言葉として利用したのだから、一生推す義務がある。と思っている。


余談、
「俺は、貴様らとは違う━━━━━━」的逆張りスタンスのせいで多分一生『推しの子』視聴しないで終わると思うのでネタバレをお願いします。そもそもアニメひと作品観るのがキツい。これが歳なのか?



できれば長生きしたい。
いつか推しの子を全話視聴します。





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