見出し画像

25. 香港 ① 久しぶりの海外は香港だった

コロナ禍がはじまった後初めての、久しぶりの海外は2週間半の香港出張だった。
2019年4月下旬にアメリカから帰国、コロナ禍が始まるまでの10か月にほとんどが「弾丸」の旅を9回、出張もいれると16回出国している。
まるで、そのあと、しばらく日本を出ることが難しくなるのを予感していたように。

で、2020年2月26日、成田に帰国―その日の夕方、安倍首相がイベントの人数制限を発表―2022年9月12日に羽田から出国。

香港Chek Lap kok International Airport

香港入国と「3+4」の隔離
香港行きのフライトに乗せてもらうためには、事前にオンラインで香港政府に「健康申告」してグリーンのQRコードを取得する必要あり、香港は、当時はまだ、入国に48時間以内のPCR陰性証明が必要で「3+4」、指定ホテルでのCompulsory Quarantine(強制隔離)3日+Medical Surveillance (自己観察)4日 この4日間はレストランや一部観光施設、美容院などには入れない行動制限付きだけど、自宅や普通のホテルに移れて外出・買い物・公共の交通機関利用・出社等はできる。入国から10日間は毎朝、自分で抗原検査をして、保健省にオンラインで報告、9日目までに5回のPCR検査。
強制隔離中は部屋から一歩も出られない代わりに、3食お弁当が届くのだけれど、これが意外とよかった。御飯よりおかずが多くて野菜たくさんで。
隔離前提だったのでコーヒーとか自分にとって必須のものは持ち込んだし、あとは淡々とリモートワークして本読んでテレビみて。

隔離ホテルの食事
朝食は飲茶だったり
強制隔離ホテルにて
一応ocean viewの部屋笑笑

「LeaveHomeSafe」というアプリは事前にダウンロードしておく必要があって、香港では、立ち入り制限のある場所の入り口にQRコードがあって、このアプリをスキャンすることによって、出入りがすべてコントロールされる。 これは、香港在住者も同じ。「自己観察期間」はスキャンするとアプリのQRコードが黄色になり、これが青になるまでは入れない。ちなみに、香港在住者は、ワクチン接種を3回終えていないと黄色のまま。
レストランなどを出るときに、自分でアプリの「Leave」を操作することによって、滞在時間が特定されるので、多分、それで濃厚接触者を特定しているのだと思われる。

それが、滞在中の9月23日(金)に26日(月)から0+3 と発表され、入国に必要なのは抗原検査の陰性証明だけ、そして入国後のPCRも2日目1回のみになったらしい。

入国から隔離ホテルまでの流れなど、さすが?香港、すべて大変スムーズ、完全隔離も3日間だけでストレスなく過ごせて全く問題がなかったのだけど、唯一、問題があったとすれば、現地でのPCR検査。1回目は空港で入国時だし、2回目は強制隔離ホテルチェックアウト前日で部屋まで検査しにくるのでよいけれど、問題は、3~5回目。自分でいろんなところにあるCommunity Testing Centerに予約を取って検査へ行くのだけど、予約時にも、そして検査時にも結果を受け取るのにもローカルのスマホが必要だった。
特に検査に行ったときに受付でローカルのスマホに届いた予約メッセージを見せ、それだけだったら、スクショもらっておけばいいかと思ったのだけど、受付後に、再度メッセージが飛んできて、それを第二関門?で見せなきゃいけなかったため、結局、いつも駐在員に付き添ってもらわなきゃいけなかった。
入国後、これ以外は、すべて登録した日本の携帯番号に連絡きてやりとりできたので、ちょっと残念。出張だったからよかったけど、個人で旅行は、まだちょっとハードル高いなあと思った。。。けど、まあ、これも、すでに過去のはなしか。

ということで、香港備忘紀行はじまり。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?