出会いのチャンスを逃さないために


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異文化交流会、YouTubeの動画編集、児童指導員としての仕事、怒涛の日々が過ぎた。

動画編集のコンサルの先生が言った

「オフラインこそ最強」

その意味が少しわかり、繋がりが増えて
新しいチャンスが舞い込んできたりと
確実に変化が起き始めていた。
後はどれだけ
がむしゃらにしがみつけるかの
気合いな気がする。

だがその前に早急に解決しなければならない問題が出てきた。

引っ越しの退去費用だ

元々住んでいたところから新たに引っ越しをしていたのでその費用が必要なのだ。

4年近く住んでいたのと友達を家にかなりの頻度で呼んだりしていたので、少し汚れが目立つところが出ていたのだ。

そのため費用が少し高かったのだ。

当時はフリーランスで駆け出し
貯蓄に余裕など全然なく明日を生きるのに
精一杯だった。

よく引っ越しをしようと考えたものだ。
だがこれからのことを考えると環境を変えて
生活するのがいいと思い決断したのだと思う。

いや今思ってもなんでそのタイミングでしたん
って自分に言ってやりたい気分だが
確かにそのおかげいい方向にも進んだので
結果良かった。

待機費用もなるべく急いで貯めないといけなかったので、日払いのアルバイトをすることに決めた

実は昔から一度は経験してみたかった
建設現場の力仕事
建物の壁の素材となる木材を運んだり
備え付けの家具を運んだりである。

ほぼ完全な男社会!
早く運べるやつが正義!!
そんな汗水流す仕事がしてみたいと前々から
興味はあったのだ。

今はジムにも行って筋肉もついてきたし
余裕っしょ!
なんなら働きながら体鍛えれるし
一石三鳥くらいやな!

と考えていた。
アホかと。

多少鍛えてたおかげで
力任せに運べたがそれではすぐにばててしまう。
使う筋肉も違うし、仮に使うとしても
今の自分が弱い肩とか腕を使うので、
ベンチプレスを多少出来るからと調子に乗るものではなかった…
極め付けは先輩から

「筋肉を使ってるうちは素人、
 全ては力の使い方、技術っすよ」

と言われてしまう。

働きながら鍛えるという考えが破綻した。

いやでも広告には

働きながらムキムキになって
たくさん稼いで夏を楽しもう!!
💪

みたいな感じで広告してたやん…
と言いたくなったがそっと
胸の奥にしまった。

ただ足腰などは本当に鍛えられたと思うので
嘘はついてないな…

予想外だったのは、いや予想できる人は
出来たと思う。
慣れない力の入れ方で体を痛めてしまったのだ。
なのでしばらくジムは控える羽目に

いやいや鍛えたくて入ったのに
結果怪我してむしろ鍛えれなくなったとか
アホかと。

なので、現場に向かう頻度を減らして
別の日払いのアルバイトを探した。

そこで目に入ってきたのが
商品の契約をしてもらう営業の仕事だった。(有名な物です。)
確かに動画編集者として
働き出してから営業して案件を取りに行く
言わば独学のようなもので、これまで案件を取っていたし改めて営業の基礎やノウハウを学べるならいいかもしれない。

そう考えて面接に応募した。

面接は
どのような営業をしているか
どのくらい稼げるか
勤務日数や働き方について
研修期間
インセンティブ
働いている先輩の成績

などについて面接官(社長)が話されていた
面接で落ちることはほとんどないため、
入社前提で話は進められていた。

先輩の中には面接を受けにきたとき
所持金112円の人がいたそうだ。

日払い契約にして契約を取ってその日を過ごしてまた次の日契約を取る。
これを繰り返していたそうで
今では月に100万円稼ぐこともあるそうだ。

だいたいの方が50万円以上は稼いでいるみたいで社長自身も最初はアルバイトから始まり
働けば働くだけ稼げたのでひたすらに
働いていたそうだ。

ちなみに面接は個人面接ではなく、
自分を含めて3人同時に面接を受けていた。
面接というよりかは説明会に近かったが。

面接が終わり解散して部屋を出た後に
僕は一緒に面接を受けていた1人の男性に
声をかけた。

「説明ちょっと難しかったですよね…」

男性はとても気さくな方で元気に共感して
くれていた。
軽くあいさつを交わした。
男性も今ある仕事とプラスでこの営業の面接にきたとのこと。
自分はYouTubeやTikTokの動画編集をしていることを伝えると

「僕も動画を作りたいと思っていたところなんですよ!詳しくお話し聞かせてください!」

そんな偶然あるのかと驚いた。

立ち話も疲れるので近くの定食屋さんに移動する。
うどん屋さんが空いていたのでうどん屋さんに行くことにした。
僕はざるうどんで、男性はざるうどんプラス親子丼だった。
どちらの量も多かったので、驚いた。

話を聞いていくと、男性は
パーソナルトレーナーをしているそうだ。
通りで体が大きい訳だ…
腕の太さが自分の2倍近くあるのではないだろうか…
身長も自分より少し高く筋肉質
黒髪短髪の爽やかな笑顔をされ
エネルギー溢れるが優しい雰囲気を持つ方だ。

中身も優しく
働くときに意識しているのは
お金を稼ぐよりも誰かのためになれているのかを意識しているとのこと。
なので今回の営業は稼ぐことを全面に伝えて
いたのであまり気分が乗らなかったようだ。
営業も商品の契約なので、いらない人はいらないだろうし
稼げる金額などの話が多かったので入社を
辞退するかもしれないとのことだ。

そんな男性だが(Kさんと呼ぶ)
Kさんは自分がパーソナルトレーナーで培った
技術や知識を動画で発信したかったが
やり方がわからず困っていたところに
僕がやってきてきた。

YouTubeで発信するかTikTokで配信するか。
コンセプトはどうするか
なりたい人物像は
など色々なことをヒアリングした。

Kさんもこれから動画を使って発信していくことに
とてもワクワクされていてその様子が僕にも
伝わり僕もワクワクしていたのだ。

また後日打ち合わせをする日程を決めてうどん屋を後にした。

偶然同じアルバイトを選び偶然面接日が一緒になり
僕が偶然声をかけたからこの話に繋がった。

いくつもの偶然が重なって結果が生まれる。
結果を生むためにはささいなことでも
どんどん行動していかないといけないというのも実感できた

貴重な1日となった。





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