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ポケモンのオリーヴさん(ネタバレ注意)

こんにちは。

今日ポケモン剣盾の盾の方をクリアしまして、そのストーリーの中でも特にオリーヴさんの人物像がぶっ刺さったのでその思いをまとめるために記します。

とか言いながらTwitterの本垢で長々と語ったものと内容は変わりません。思った事をブログ的なアレにまとめるやつをしてみたかっただけです。ちなみにこれを書くためにnote登録しました。

ここから先の文章はほとんどが私の個人的な解釈により構成されています。その点に関してはご了承ください。

オリーヴさんの性格

 まずオリーヴさんの性格に関して大事になってくるポイントが、『ローズ委員長をメチャクチャに慕っている』という事です。恐らく彼女は慕っているローズ委員長に見合う秘書でありたいという思いから「完璧」や「冷静沈着」といった言葉が似合う人間を演じて過ごしていますし、少なくとも周りの人間からはそう思われている事でしょう。しかしながら彼女の本来の性格は「冷静沈着」なんて言葉からは遠くかけ離れた極めて感情的なものであろうという事はストーリーの終盤から読み取る事ができます。
 さて彼女は主人公とのバトルに破れた際、「オリーヴ······ 本当にダメな子」と発しています。この「ダメな子」という自己評価は、私が思うにこの時に初めて出た物では無いのではないかと思うのです。
 この場合はバトルに勝てなかった自分に対しこの言葉を使っていますが、それまでにも何かしら仕事でミスをした時などにこのような自己評価をしていたのではないかと言うのが私の考えであり、そこから考えると理想とかけ離れた自らの性格も彼女が彼女自身を「ダメな子」と評価する一つの要因であったのだと思います。

オリーヴさんとダストダス

この時点でそれなりに長くなっていますが、ここからが本題です。
オリーヴさんの手持ちのポケモンを見てみると、ユキメノコ・エンニュート・アマージョ・ミロカロス といかにも「美しい」という印象を持たせるポケモンたちに紛れダストダスが入っています。前半の4匹は彼女のイメージにも合う、違和感のない編成になっていますが、そんな中になぜダストダスが入っているのでしょう。
 確かに彼女は表面的に見れば美しく完璧な人物に見えますし、彼女自身もそんなイメージに合わせたポケモンを表面的には使っていますが、その本来の性格は先程も書いたような彼女の理想とはかけ離れたものです。彼女は、そんな自分自身を「ゴミすてばポケモン」という人々の理想とは遠くかけ離れた姿であるダストダスに重ね合わせて生きてきたのではないでしょうか。
 ダストダスがキョダイマックスする際、彼女は巨大化したボールを一瞬抱きしめてから後方へと投げているのがゲームから確認できます。何か仕事でミスをした日にはダストダスを見ながら自己嫌悪に陥り、成功した日には「自分みたいな奴でもできるんだぞ」とダストダスと顔を見合わせ喜び… そのような日々を過ごした彼女は、ダストダスの事を「自分の唯一の理解者」だと認識し、ポケモンバトルだけでなく人生そのもののパートナーとしてもダストダスを愛しているのではないか。私は彼女に関してそう考えているのです。

 ここが私に一番刺さったポイントです。一見完璧な美女が実は残念な性格、というのはそれなりによく見かける設定であるように感じますが、彼女はその本来の性格を嫌い、さらにはポケモンにまでそれを反映しています。これのお陰で彼女からは他のキャラクターよりも苦労や悩みやコンプレックスと言った人間臭さがありありと伝わってきており、それが私には新鮮すぎたのです。それを伝えたい一心で書いた文章でございました。

まとめ

ここまで長々と書いて来ましたが、要するに

・オリーヴさんは自分の事を「ダメな子」と思っている
・オリーヴさんはそんな自分の性格をダストダスに反映させている
・それ良すぎない?????????
・(全部おれの妄想)

って事です。
 非常に拙い文章でしたが、こんな所まで読んで下さり本当にありがたいなと思っています。「この文章でオリーヴさんに興味を持った」などあれば嬉しい限りです。
 ちなみに今私はTwitterで「オリーヴ ダストダス」でサーチしてみていますが、私があまり考えていなかった「ダストダスとの出会い」に関しての考察が多くあり、面白いなと思いながら見ているところです。

それでは。

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