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部下も子供も「自分の周りは自分で考えない人が多い」と思っていませんか?

こんにちは
父親力、母親力アップコーチのサワラギです。

普段、TVを殆ど見ないのですが、TVやネットニュースで、「思考停止している人が多い?」と感じることが増えてきたように思いますが、皆さんはどう感じていますか?

思考停止=考えることをやめる、の習慣化の極みで、組織においては、そんな「考えない人」が多くなると、組織自体の弱体化、全体の不利益につながっていくんだな、と最近常々思います。
分かりやすい事例でいうと、選挙ですよね。
若者ほど選挙に行かず、権利を放棄してしまうことで、どんどん高齢者有利な社会になっていきますが、それが本当に国のためなのか?という所です。

もし、あなたの周りにそんな「自分で考えない人」がいるとしたら、何故考えないのでしょう?
例えば、あなたの周りにいる自分で考えず人はなぜ、あなたに答えを聞きに来るのでしょう?

その理由は、二つあると思います。
①わからない
②失敗が許されない

これ、すごく当たり前のことに感じるとおもうのですが、②失敗が許されない、というのが最大の原因だと思っていて、これを考えていくと、「自分で考えない人」の考えない原因は、本当にその人にあるのか?という話になっていきます。

やり方がわかっていても、失敗が許されないのであれば、自分で考えて進めていくことが難しいからです。
失敗が許されないとは、言い換えると自分では責任が取れないということです。更にいうと、責任を取る権限を持っていない、ともいえるでしょう。



では、権限はどうやったら得られるのでしょう?
組織においては、上席の者、つまり会社なら上司から部下へ、家なら親から子へ与えるのが一般的ではないかと思います。

では、質問ですが、あなたがもし、部下も子供も「自分の周りは自分で考えない人が多い」と思っているとしたら、彼らに権限を与えていますか?
言い換えると、自分の周りは「自分で考えないやつが多い」と思っているあなた、それって、彼らのせいじゃなくて、あなたのやり方に原因がありませんか?

もしそうなら、あなたの関わり方次第で解決できる可能性があるということです。

では、どうやったら部下、子供が自分で考えられるようになるか見ていきましょう。ポイントは2つです。

①責任を取る権限(裁量権)を与える
その際に意識頂きたいのは、万一失敗したときの責任追及をしないことです。責任が大きくなると、自信がないうちは委縮し、逃げ出したくなりますし、そういう気持ちですとチャレンジできません。彼らを成長させるために、裁量を与える、を忘れないようにしてください。
そして、与える裁量の範囲は、あなたが責任とれる範囲で、というのもポイントです。彼らが失敗しても大丈夫、と本当に言える範囲で与えていきましょう。

②成功体験を積ませる
①にも関わってきますが、成長体験を積ませるために目標は小さくを心掛けましょう。例え小さなことでも成功体験を重ねることが自信、「自分はできる能力がある」と思える自己効力感に繋がります。
また、上司・父親としては彼らの働きをよく把握し、彼らが気づいていないような小さな変化、成長も認めてあげることが更なる自身にも繋がります。

ということで、結論。

「自分で考えようとしない部下・子供には裁量を与えよ!」

部下や子供にとっては、裁量を与えてもらうことは、認めてもらったと同じこと。自分を信じて裁量を与えてくれたあなたに部下や子供は逆に信頼を寄せてくれるでしょう。
是非試してみてくださいね!

最後に宣伝ですが、頼れる父親になるヒントが詰まった「父親力アップ~頼れるオヤジ講座」他、単発セミナー等もご用意していますので、よければHPも覗いて見てくださいね。

ではまた明日もnoteでお会いしましょう!

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