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妻が倒れてから1年

妻が倒れてから、本日9月28日で1年が経ちました。
長かったような、短かったような、苦しかったり嬉しかったり、
と大変な1年でした。


昨年の9月28日、自宅でリモートワーク中の私に、妻の職場から
電話があり「奥様が倒れましたので、これから救急車で病院へ運びます」と。

私は、急いで上司に状況を伝え、病院へ向かいました。


病院に着くと、妻がストレッチャーに乗せられ、
左側がだらりとして、右側が痙攣している状態、
そのまま緊急手術というところでした。


結果、病名としては脳梗塞で
太い血管が詰まったらしく、左半身に麻痺が残りました。

また当時妻は妊娠をしていました。
ただ、この時も赤ちゃんは踏ん張って生き延びてくれて、
2022年1月19日に帝王切開で無事に生まれてきてくれました。

本当によく頑張ってくれたので、赤さんと呼んでします。


病院側にも色々と配慮いただき、
妻と赤さんは、約1ヶ月病院に入院して一緒の時間を過ごさせて頂き、2月21日に妻はリハビリ病院へ転院、赤さんは私と自宅へ帰りました。

自宅では、妻のお義母さんが田舎から出てきてくれたため、
赤さん、お義母さん、私の三人生活が始まりました。

生まれた時には2270グラムで生まれましたが、2ヶ月目には5kgとなり、他の赤ちゃんと遜色ないぐらいの大きさとなり、ホッとしました。


赤さんを、育ててる時に不思議な感覚になります。
赤さんを抱っこした時、赤さんにミルクをあげている時、
すーっとストレスがなくなっていくのです。


妻の病気で私自身の心が摩耗していましたが
赤さんと一緒にいるうちに、ストレスがなくなっていきました。
不思議な力です。


一方で、妻はリハビリ病院に入院し、かつコロナで面会禁止だったため
赤さんに会えずストレスが溜まってしまい、可哀想でした。

ただ、リハビリ病院でも、同じ病気の同士・友達ができたようでそれは良かったと思います。今もLINEで連絡を取り合っているようです。


6月末に妻がようやく退院でき、約9ヶ月ぶりに家族3人での生活ができるようになりました。妻は、リハビリ病院で、頑張ったおかげで、車椅子を卒業し杖を持ってですが、歩けるようになりました。


手の麻痺というのは、難しいようで、なかなか動かないですが、
こちらも一生懸命リハビリしています。


一年前にたてた目標は、
妻と、生まれてくる赤さんと3人でスーパーへ買い物に行くことでした。


そして、今日がその1年目。
今は、こんな感じで、近くのスーパーや動物園へ3人で出かけます。

お散歩

私としては、1年目の目標は、達成です。

2年目の目標は、
妻が、一人で出かけたり、赤さんと二人で散歩に出かけられること

妻が自立出来ること、それをサポートすることです。

私たちの旅は、これからです。

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