安田依央

作家。ノンバイナリー、アセクシュアル/アロマンティック。 元司法書士。オタク。 移りゆ…

安田依央

作家。ノンバイナリー、アセクシュアル/アロマンティック。 元司法書士。オタク。 移りゆく時代を「外側」から見つめた独自視点より発信中。 「普通」って何? 独身者はどう生きて死ぬのか。女性と仕事。 世の中しんどい。色んな立場の人たちに響くメッセージを届けたいと思っています

最近の記事

  • 固定された記事

自己紹介/小説家 安田依央 今、カミングアウトする理由

はじめまして、小説家の安田依央です。 私はノンバイナリーであり、アセクシュアル/アロマンティックです。 いわゆるLGBTQ+のQにあたります。 おいおい、なんだそれと思われましたか? LGBTまではよく分からないながらも何となくイメージできるにしても、 「Q」って何よ? 「+」って?  もはや理解不能だ、なんて戸惑われる方も多いかも知れません。 私自身、このカテゴライズについて完璧に理解しているとも 言い難いのですが(その理由はまたいずれ書こうと思っています) ざっくり説

    • ノンバイナリーの服装と制服のスカート丈のはなし そして痴漢は滅べ

      ノンバイナリーは何を着る? ノンバイナリーの人間がどんな風に暮らしているのか、 今日はファッションについての観点からお話してみたいと思います。 メンズ、レディースまたは紳士服、婦人服。 当然だけど、ノンバイナリー向けの服ってないです。 私自身は自分のことを男でも女でもなく、 同時に男でも女でもあるように思っていますが、 じゃあ何を着るべきなのか? 実際の私は一見すると女性に見えるかと思います。 司法書士を始める前は大阪アメリカ村(にある会計事務所) で働いていたので、

      • 母の面会に行って、AIに介護されたくなった話

        面会日記 私の母は色んな病気を経て現在はもう寝たきりに近く、 意思疎通も難しい状態で、 現在は介護医療院というところでお世話になっています。 介護医療院というのは新しい制度だそうで、 私も初めて聞きました。 病院と介護施設がミックスされたような場所だと思っていただければ。 昨日も面会に行くと、母が気持ちよさそうに眠っていたので、 無理に起こすこともないかと、枕元の椅子に座って ぼんやり寝顔を眺めておりました。 二人部屋なのでプライベート空間を確保する意味もあり カーテ

      • 固定された記事

      自己紹介/小説家 安田依央 今、カミングアウトする理由