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お電話ありがとうございます。

物凄くお久しぶりです。1年以上更新していませんでしたが、ふいに思い立ち投稿してみます。

#私の仕事

といっても今までnoteに書いていた夢の方ではなく生活の為にしている仕事。

それはコールセンターのオペレーターである。社員でない、パートタイマー。1日大体平均60件ほど対応している。

始める前は「ただ電話を受けて、簡単な入力をする仕事」位に考えて、正直舐めていた。

いざ始まってみると商品の受注、解約、変更、WEBサイトの操作案内、宅配案内、商品の成分に対する質問対応…と予想以上に知識が必要で。

かつ喋りながらほぼ同時に申告内容を画面に入力していくので最初の頃は入力ミスや案内不足も多々発生し、正直向いてない、早く辞めたいと毎日毎日思っていた。


それがどうした事だろう。気付けば会社員を辞めてから今日まで2年も続いている。最初はいちいち腹を立てたり落ち込んでいた「ご意見」という名のクレームにさえ、涼しい顔で対応出来るようになってしまった。

この仕事を続けている理由…

時給が高く、個人プレーである。働く仲間とのほど良い距離感、だろうか。

…それもあるが、お客様と電話越しに話す事で単純に色々な発見があり飽きないからかもしれない。

商品に関係ない身の上話を40分間聞いた事もあるし(もっと聞いても良かったけど切りあげろ、と指示が出たので仕方なく切った)

電話口で感極まれて泣かれた事もある(私はただ身体の悩み話を聞いていただけで大した相槌は打っていない)

最初から理不尽に怒っていても、話をずっと聞いていたら落ち着く人もいるし、最後まで怒っている人もいる。

たった1日で全国津々浦々、老若男女と電話で繋がる。そう考えると、中々面白い仕事なのだ。

ずっとパソコン2画面を見ながら電話しているので1日が終わる頃には正直ぐったりしているが会社員の頃「誰かと一緒にペアを組んでの仕事」がすごく苦手だった私には、個人で完結できるこの仕事が実はストレスが少なく向いているのかもしれない。


ネットで注文や変更も出来るこの時代なのに、意外となくならないコールセンターのオペレーターという職種。敢えて電話で聞きたい、ネットが苦手、そんなお客様がいる限りこの仕事は続いていくのだ。



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