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バカを怖れたもうな。

しかしながら、いかなる真理も決して万人のものではないのである。人はおのおの個性が異なり、その環境、その周囲との関係が常に独自なものなのだから。
「恋愛論」坂口安吾

愛に頼って生きることは、幸せで満たされいて、なんでもできるような気がしていられる。そんな感覚を知っていて、それでも、現実を愛する方を選択しようと思う。

はっきり閉め出せるかといえば、時間もかかるし、まだ頼る日もあるだろうけど。でも、愛を信じたら、1人でも幸せになれるから、つまらないかなぁって思ったのです。それに、そこで終わってしまうような気もするから。先へ進むのに足枷になり得るし、少なくとも、愛を頼る時間を、意識して独立させておく必要があると思います。

バカを怖れたもうな。
同上

現実を愛する道を選択することが、バカだって思う。けれど、私は神仏ではなく1人の人間であるし、人間であることを愛したいと思うので、バカであり続ける、というバカな選択をしたいと思うのです。

随分今更なことを書きました。
もともと、そうやってここまで生きてきたようなものなのに。言語化するのに、読書を続けることが役に立ちますね。

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