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なぜカレンダーの土曜日は青色なのか

普段何気なく見ているカレンダー。ふと、土曜日のところがなぜ青色であるのか気になりました。世の中にはたくさんの色がありますが、なぜ青が選ばれたのでしょう。

気になったので調べてみたところ、以下のサイトにその答えはありました。

カレンダーの土曜日が青色の理由

印刷の4原色は黄、赤、青、黒となっていて、赤は休日、黒は平日に使われているので、残りは黄と青となります。黄色は地の色と対比するとあまり目立ちません。青はそれに対し、赤や黒ほどではないにしろ、はっきりしています。もちろん合成色という選択もありますが、色ずれをおこしやすいという難点があります。というような事情で、青が第3の色として選ばれたのは自然のなりゆきだったのでしょう。

こよみの学校 第115回『土日の色はいろいろ』 | 暦生活

ということで、①合成色は「色ずれ」を起こしやすいため原色(黄、赤、青、黒)が使われている、②赤は休日、黒は平日に使われている、③黄色は目立たない、④よって土曜日は青色、ということのようです。

カレンダーの日曜・祝日が赤色の理由

ではなぜ休日は赤色なのか。

日曜と祝日が赤いのは世界でも一般的らしく「見やすいから」という理由などがあるそうです。

なぜ? カレンダーの土曜日が“青色”なワケ 暦文協「週休2日設定導入と印刷時の事情が関係している」 | ラジトピ

ということで、世界的に日曜・祝日が赤色であることがスタンダードだからというのが理由のようです。

カレンダーの平日が黒色の理由

さらに、平日が黒色である理由は、もともとカレンダーが白黒印刷だったからというのが有力な説と言えます。

今日、主流となっているカラー写真の入った月めくりカレンダーが流通するようになったのは、1945年(昭和20年)以降です。

カレンダーの歴史 | 大広

カレンダーが白黒印刷からカラー印刷に移り変わるのは1945年以降とのことで、そこを起点として日曜・祝日が赤色になり、土曜日が青色になっていったようです。

ということで、カレンダーのそれぞれの色についての疑問に迫ってみました。すでにこれらの色で国民に浸透しているため、もうカレンダーにイノベーションは起こらないかもしれません(もしかすると、「リモートワーク曜日」なんかできるかもしれませんが)。今後もこの黒、青、赤のカレンダーで進んでいくことでしょう。何気ないことではありますが、今後も当たり前のことに疑問を持って記事にしていきたいと思います。

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