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なぜ花京院のビルに女神像があるのか

仙台・花京院を歩いていると、ふと目に入ってくるものがあります。それが、国道45号線沿いにある女神像です。

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上の写真のように、突如女神像が出現。これは気になりますね。

女神像があるのは、オークツリー仙台(旧タカノボル第5ビル)というビル。1985年にできたビルで、まさにバブル経済に突っ込んでいく頃に建てられたようです。

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なぜ女神像があるのか。それは以下のサイトに書かれていました。

建物の入口には、ビジネスに勝つという願いが込められているといわれる勝利の女神の像があり、視認性の高いビルとなります。

オークツリー仙台(仙台市青葉区花京院)のビル情報【オフィスナビ®】

ということで、ビジネスに勝つという理由で女神像が建てられているのですね。これは入居しているテナントにご利益ありそう。

このビルが建てられた時期の社会の雰囲気は、平成育ちの筆者にはわかりません。しかし、円高不況により投資が国内に集中し、いわゆる「カネ余り」の状態が発生していたものと思われます。もしかしたら、このビルもそういった情勢のなかで装飾にカネをかけようとしたのかもしれませんね。

バブルの余韻が感じられるビルでした。


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