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学校のチャイムの曲名は『ウエストミンスターの鐘』

学校のチャイムといえば、「キンコンカンコーン」というあのメロディですね。筆者の近所にも学校があり、近くを通るとこのチャイムを耳にします。

このチャイムには、実は曲名があるそうで、その名も『ウエストミンスターの鐘』と言うそうです。

日本の小中学校に『ウェストミンスターの鐘』が初めて導入されたのは戦後の1950年代。東京都大田区立大森第四中学校では、授業開始・終了のベルがよく故障していたため、新たなチャイムとして、すでに他の産業機器やオルゴールなどでよく知られていた『ウェストミンスターの鐘』のメロディを採用したという。
その後全国の小中学校のチャイムとして普及し、今日まで定番の「学校のチャイム」として定着している。

学校のチャイム 作曲者は誰?

もともとは、大森にある中学校で導入されたのですね。

こちらは、ウェストミンスター宮殿にあるビックベンにある時計台の音。確かにキンコンカンコーンですね。だから『ウエストミンスターの鐘』なのです。

なお、このキンコンカンコーンというメロディの元ネタは、ヘンデル作曲「メサイア」第三部の冒頭にあるそうです。

I know that my Redeemer liveth.(わたしは知る、わたしをあがなう者は生きておられる)の箇所が、あのチャイムの元ネタだそう(参考)。まあ、言われてみればそんな気がしなくもないですが…。

バロック音楽から時計台へ、そして日本の学校へと受け継がれてきた『ウエストミンスターの鐘』。学生時代は何気なく聴いていたメロディでしたが、実はそんな裏話があったようです。

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