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クラウドストライク(CRWD)の株価100ドル割れは買いのチャンス!?

(当記事は主に「seekingAlpha」から抜粋、要約、加筆、参考にしています。)

CrowdStrike/クラウドストライク(NASDAQ:CRWD)はクラウドセキュリティー業界でトップランナーの地位を築き、急​​成長している多くの企業に優れた製品を提供しています。

パンデミックによる、クラウドテクノロジーへの移行、リモートワーキングトレンド、およびサイバーセキュリティの脅威の増加は、業界の力強い成長という複数年にわたるトレンドを享受しています。

クラウドストライク(CRWD)の株価100ドルのサポートラインへの最近の下落は、同社株を買い増すチャンスを狙っていた投資家にとっては大きなエントリーポイントかもしれません。

クラウドストライク(CRWD)は、先週の金曜日のNasdaq指数下落の影響を受けた銘柄であり、その日の株価は約8%の下落となりました。

同社の株式は、過去6か月で約60%の上昇を続けてきましたが、この下落によって新規買いや買い増す絶好の機会とSeekingAlphaでは指摘しています。

CrowdStrike/クラウドストライク(CRWD)のセキュリティとは?

クラウドストライク(CRWD)は、クラウドネイティブのエンドポイント保護プラットフォームを提供しています。

これは、顧客のサーバーまたはラップトップ上で実行される軽量ソフトウェアによって機能しています。

クラウドストライク(CRWD)にはさまざまな製品モジュールがあり、それぞれ希望する機能をスマートフォンのアプリのようにラップトップにインストールして、その料金を月額製で支払う形のSaaSのビジネスモデルです。

次に、これらのアプリケーションでは、一般にCrowdStrike Falconセンサーと呼ばれる脅威を分析するクラウドベースのセキュリティシステムにデータを送信します。

このクラウドネイティブなプラットフォームと軽量の単一エージェントは、クラウド環境全体で大規模に簡単に導入でき、AIテクノロジーを利用して、リアルタイムのグラフを作成して予測的なセキュリティ脅威を予測します。

この脅威グラフは、1週間あたり3兆を超えるイベントを処理することができ、消費するデータが多いほどAIによって、どんどんスマートになっていきます。

このようにして、ネットワークに参加する新しいエンドポイントごとに収集されるデータが増加し、その結果、CrowdStrikeの製品の性能の向上に貢献します。

コンピューティングとサイバーセキュリティは相互に関連し、急成長している2つの産業です。

モルガンスタンレーの試算では、2020年末までのセキュリティ支出は1,280億ドルで、CrowdStrike Falconなどのエンドポイントセキュリティツールは、IT全体の24%を占めているといいます。

すでに急成長している市場では、コロナウイルスのパンデミックがクラウドセキュリティーセクター全体を押し上げています。

在宅勤務者が増えるにつれ、企業は安全な企業ITインフラストラクチャとサイバーセキュリティツールの必要性が高まります。

この環境では、企業はクラウドセキュリティプラットフォームのパートナーとしてCrowdStrikeを選択する機会が増えることになります。

 IDCによると、すべてのサイバー犯罪のの70%は依然としてエンドポイントで発生しており、この脅威への対策として、組織がサイバーセキュリティへの投資の優先順位にしている理由も明白です。

クラウドテクノロジーへの移行、リモートワーキングのトレンド、およびサイバーセキュリティの脅威の増加はすべて、強力な成長という数年にわたるトレンドを示しています。

CrowdStrikeがサブスクリプションベースでサービスを提供することにより、経済拡大時と不確実性の両方において、定期的な収益の流れを確保することが可能です。

2020年第1四半期の総収入は前年比85%増加して1億7,800万ドルに達し、サブスクリプション収入は前年比89%増加して1億6,200万ドルになりました。

クラウドストライク(CRWD)の競合他社について

クラウドストライク(CRWD)の成長は、競合であるゼットスケーラー(ZS)、FireEye(FEYE)、Palo Alto Networks(PANW)などの競合他社を大幅に上回っています。

クラウドストライク(CRWD)の株価は、2日間の値下がりにより12%下落しました。

100ドルのサポートラインは、投資家にとって良いエントリーポイントであり、新規買いや買い増しの良いタイミングと言えそうです。

今回のパンデミックの影響により、クラウド系の企業やSaaS銘柄では総じて良い影響がある印象ですが、業績悪化の企業が増えていることにより、経費削減や見直しなども進み、その悪影響を受けている企業もちらほら出てきています。

そんな中、クラウドストライク(CRWD)は良い影響を受けた企業と言えそうです。

今後も注目したい銘柄です。

【合わせて読みたい:クラウドストライク(CWRD)ファルコンでサイバーセキュリティー!

参考:SeekingAlpha
提供:investorz.club

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