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市場再編とM&A

こんにちは!InvestorsHUB編集部です。弊社は本日からお盆休みが始まります。
さて、東京証券取引所は、4月に5つの市場を3つに再編致しました。最上位のプライム市場には東証1部企業の約8割にあたる企業が移行しますが、上場基準を満たせず経過措置制度を使って移行する企業もあるほか、新市場区分における上場維持基準への適合状況に関する一次判定結果をもとに、スタンダード市場を選択する企業も多数います。

 1部上場企業でありながら新市場区分への移行についてスタンダード市場を選択する取締役会決議を致した会社の中には、決議を不本意と感じる企業もいたかと思われます。その一方で、積極的にスタンダード市場を選択した企業も少なからずおりました。身の丈に合わないのにプライム市場に上場しても、基準を満たすのに多くの経営リソースを割いたり、最悪上場廃止となってしまうといったリスクを避けたのかと思います。

 また企業価値向上を名目にM&Aを行い、ドーピングのようにプライム市場上場基準を目指す動きも一部に見られましたが、そのような企業はごく少数だったようです。M&Aは企業の体裁を重視して行うものではなく、ましてや目先のハードルをクリアするために行われるためのものでもなく、あくまで自社の経営力を総動員した企業価値向上のために行われることを忘れてはならないと思います。M&Aが高度経営判断と言われる所以はその点にあります。

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