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FX 下位足で判断した利確位置+51pips

MTF 、トレーダーの皆さんにはおなじみの言葉。
マルチタイムフレーム分析ですね。

トレードするローソク足まで順に上位足から見ていくやつです。
外貨どっとコムさんのマネ育CHにはこう書かれています

(1)実際のトレードの時間軸を問わず、長期足から分析
(2)短期足よりも長期足を重視
(3)長期足の動きを踏まえて短期足を判断

FXトレーダーなら一度は経験している分析方法ですね。

5分足を主戦場とする私も4時間足、1時間足の直近高値・安値はいつも頭に入れています。いわゆる節目です。

そしてここからが今日の本題。
実は、私は下位足のチャートでも節目を探すことが多々あるのです。

例として1月3日のポンド円5分足で解説します。

図1
90分以上のジリジリ上げから停滞です。
さてこの後、上抜けか、下抜けか、という局面で監視していました。

結果、図中上の青水平線(ネックライン)を下抜けたのでショートエントリーです。
上部の赤矢印が損切りラインです。

ショート11本目


図2
順調に下降しています。

含み益になりました


図3
少し戻したのでショート5本追加です。
私はこの少し戻した陰線の動きが追加の合図と考えています。

合計ショート6本です


図4-1
さらに下降しました。
次に問題になるのはどこまで含み益を引っ張るのか、です。
通常はチャート左の波の節目を参照するのですが、今日は一本調子で上げてきていて目立った節目がありません。
さて、どうするか・・・

5分足の様子です


図4-2
図4-1と同時刻の1分足です。
1分足で見るときれいにトリプルトップ(三尊)が出現しています。

下位足を参考にするのは、MTFの逆の考え方ですが、今の動きの詳細を掴むためには有効な方法です。

下位足に節目をみつけています

チャートのセオリーとして「Wトップ・トリプルトップはその発生したトレンドの足元まで戻る」というものがあります。

このケースでは90分以上の上昇の後なので、足元ははるか遠くになりす。
よって、足もとより上にある節目に利益確定のポイントを置きました。

下の青水平線が目標の利益確定位置になります。
この下の青水平線は、一旦押して再上昇を開始した起点になります。

その後ラス押しからトリプルトップという流れになっていますので、赤四角形の押し目を利益確定の目標としました。

図5
さらに下降から少し戻し(下ヒゲ)を見たのでショートを5本追加しました。

合計ショート11本です。


図6
下降が失速しました。

  • 失速はリアルタイムで感じることになります。

  • ローソク足の動きの変化を敏感に察知していきます。

目標到達直前に下ヒゲ出現。
時刻は18:30ジャスト
正時と同様に〇:30は流れが変わることが多いこともあり、利益確定しました。

目標手前で下降が失速


図7
このトレードのその後です。
図6の利益確定ラインを安値に上昇を開始しています。

利益確定後のチャートです

結果的にこの利益確定位置は正解でした。
当然、まだまだ下に下降する場合もあると思いますが、少し多くポジションを持つことで、リスクに敏感になり、利益確定の決断を早めにできるメリットになります。

今回は下位足の活用についてお伝えしました。

上位足と同様に下位足にも気を配ることで、より精度の高いトレードができるように思います。

是非、ご参考になさってください。

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