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FX 当日リバースしないとき+63pips

1月に入りご紹介している東京・リバース。

簡単に説明すると、「東京スタートの価格に、どこかで戻ってくる」というのがセオリーです。

単純なセオリーですが、これをもとに立ち回ると、一週間トータルで利益が残るようになります。

ただし、100%戻る保証はありません。
高確率では戻ってくるのですが時に、その日のうちには戻ってこないケースもあります。

では、そんな日はどうするのか?

一つのアイデアとして「スイング・トレード」をお勧めします。

価格が戻ってこない、つまり東京始値(9:00)からかなりの乖離が発生するケースです。

最近では一昨日の1月10日水曜のポンド円、東京始値からの乖離です。
一度も東京始値に戻ることなく227pipsの乖離が発生しました。


乖離227pips

東京・リバースの利益確定ルールは

  • 価格が始値に戻ったら利益確定する

  • 乖離幅が大きい時、乖離して時間が経った時は8割戻しで利益確定する

以上、2つの利益確定ルールを使います。
しかし、1月10日のように戻ってこない日が発生した場合どうするのか?

戻ってこないときは短期の「スイング・トレード」をしてみましょう

【仮説】
価格はやがて、どこかで始値に戻る。
今回の場合は1月10日の始値にどこかで戻ってくる。
翌日、翌々日、次週かわからないが戻ってくる。

この仮説をもとに翌日の1月11日の19:35の足で1ポジションをショートエントリーしました。

エントリー根拠は次の3つ(ショート狙いだから)

  • 75MAの下である

  • 東京安値(上の赤短線)を下抜け

  • さらに直近安値(下の赤短線)を下抜け

エントリー後に米国指標があり、短期で上に持ち上げられましたが、すぐに全戻しの後、横ばいが続きました。

ここでレンジ上下に水平線をいれてスキャルもいいのですが、今回は前日の東京始値への回帰を狙ってのエントリーですので、「ショート一択」です。

ここで資金管理を間違わなければ、エントリー直後の指標も含み損になりますが、破綻することなくやり過ごせます。

今回は下げてくる自信があったので、米国指標でも損切りすることなくホールド継続しています。(最大で含み損-88pipsでした)

※イーグル式イーグル・リバース・メソッドの資金管理ですと、-88pipsで口座資金の約9%の損失に相当する計算になります。


どこまで伸ばすのか

次に考えるのはどこまで利益を引っ張るのかです。
これは以前の【無料note】でもお伝えしたようにチャートの左側から導きだします。


利益を伸ばす目標

緑①
エントリー位置から直近になる「もみ合い」の下値ラインです。
緑②
緑①の次に位置する「もみ合い」の下値ラインです。
緑③
東京始値から乖離30pipsの位置です。
ピンク④
東京始値から最大乖離位置(最上部の黒水平線)までの80%戻しの位置

以上、4つを利益確定の候補位置として、1ポジションを伸ばします。


週末なので手仕舞い

エントリーしてから指標を全戻ししたのち、下降が始まりました。

チャートを見ると、狙い通り徐々に下降しているのがわかります。

1月12日(金)の21:00の足で第1目標の緑①を下抜け、その後1度上昇、再び緑①を下抜けして、その後、ヨコヨコに推移しています。

利益確定
午前4:50に利益確定し手仕舞いしました。

利益確定+63.7pips

利益確定はNY時間後半、特にロンドンフィックス(1:00)が終了したあと、動きが緩やかになったところで実行するタイミングを計っていました。

週末金曜日の市場が閉まる頃合いであり、週またぎは予期せぬ出来事・事件に遭遇する可能性があるため一旦手仕舞いとなりました。

+63.7pips
資金管理を確実にしていたらこれで口座資金の+5%のパフォーマンスでした。

いかがでしたか。
リバース・メソッドの応用でプチ・スイングトレードを実行しました。

大事なのは「下へ行く」という確信に至る根拠です。
根拠が強ければ、上下に振られてもじっくりと待つことができます。

今回のトレードの根拠は「東京始値への回帰が、どこかであるはず」です。

皆様のトレードにお役立てください。

イーグルFX



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