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「猛暑特需」であのメーカーに注目!

皆様、こんにちは。本村健です。

日に日に増す暑さに、セミの鳴き声が聞こえ夏も本番という印象を受ける今日この頃です。

幼少期の頃、木に止まるセミを捕まえようとするとおしっこをひっかけられました。友達から「目に入ると目がみえなくなる」と脅かされましたが、大人になって調べましたが全くの嘘。

タンポポの綿毛が耳に入ると「耳が聞こえなくなるよ」とも言われましたが、これも迷信。もし本当だったら、セミもタンポポも危険生物として、根絶やしにされてそうなものですね。笑

さて、この暑い日々が続く中で、わたしが最近気に入っているのが、地元の「スタンド酒場」です。

昨年あたりにオープンして前から気になっていましたが、外から店内を覗くとお客さんはいなく、しかも平日の16時から18時の間は「ハッピーアワー」で生ビール1杯150円のポスターの誘惑に負けてしまいました。

店内はそんなに広くはありませんが、立ち飲み席が8割程度でテーブル席が2割といったところでどうやら水産会社が運営しており、業務用冷蔵庫にディスプレイされた小切れにされた刺身やお酒のあてが置かれており1品300円から400円位です。

さっそく生ビールを注文しましたが、なかなか出てこなく「ビールサーバーが壊れた」とのこと。涙

愛想の悪いおばちゃん店員に「どうします?」と言われ、ムッとしてしょうがなく500円の瓶ビールを注文しました。

これは某大手回転寿司チェーン店であった「おとり広告」じゃないかと仏頂面でつまみを食べながら考えていると、「お客さんビールサーバーがなおりました!」とサービスで一杯飲んで下さい!とそれ以来常連になっています。

全て商品の取り出しからトレイの返却までセルフ方式ですが、ちょい飲みするにはとにかく安く文句は言えません。欲しいのは、おばちゃんの笑顔だけです。笑

相場もコロナ感染も、8月は警戒したい

さて、マーケットについて少しだけ。

全国でコロナの感染者が急増していますが今週、国立競技場で行われた世界のスーパースターが揃うサッカーの試合では観客席は満員で世論もコロナを怖がらなくなっています。

プロ野球では選手間でクラスターが発生し試合にも影響しています。

昨年の8月と違うのは、経済活動を止めないと言う理由から海外観光客も見かけるようになりましたが、飲食店は通常営業でスポーツイベントやコンサートなども今のところ政府の制限はありません。

これが「吉と出るか凶と出るか」は、これからです。

重症患者が増え続け病床が逼迫してから慌てて制限をかけても国民はなぜ早めに手を打たなかったのかと、政府に矛先が向けられます。

選挙で大勝した与党に打撃を与えかねず、岸田総理の進退問題にも影響を及ぼす事も懸念されます。

過去の経験からもコロナ感染者が増えたときには出口のみえない経済活動は止まるとの観点から相場を良くない展開がありました。

相場もコロナ感染するのも自己管理、自己責任ですが8月は警戒したい。

8月大きく下げるようなら秋口に向けチャンスのとき。資金配分には気を配り余力は残しておきたいところです。

◆話題の銘柄 Pick UP:【4061】デンカ

今週は、化学中堅。高付加価値ファイン製品が主。セメントや医薬品、ワクチン、検査キットなども。【4061】デンカを取り上げます。

先週に引き続き今週のマーケットでは相場の柱がなく上昇は続かず値上がりランキング上位を見ても大した銘柄は上がっていない。誰にでもわかりやすいテーマは投資家じゃなくても関心のある爆発的に増えているコロナ感染の行方ではないでしょうか?

今週のニュースでは、新型コロナウイルスの無料検査場で申し込みが殺到し、人口の多い都心を中心に抗原検査キットが需要過多となっている。在庫切れが出始めていると報じました。

感染拡大の背景の一つにあるのが、オミクロン株のBA.5への置き換わりです。このままのペースが続くと、東京都では「8月3日にはおよそ5万5000人」(7日間平均)にのぼるとの試算まで出ています。そのBA.5の感染力ですが、この冬、第6波を引き起こしたBA.1と比べ、1.4倍強いとされています。

同社は、インフルエンザワクチンや、新型コロナウイルスなどの抗原迅速診断キットをはじめとする検査試薬、さらには高分子ヒアルロン酸製剤など、予防・診断・治療の領域で世界の人びとのQOL向上に取り組んでいます。

また、今年の4月には、検査試薬の製造拠点である五泉事業所鏡田工場(新潟県五泉市)に約110億円の戦略投資を決定したと発表。

強化のポイントは、「新型コロナウイルスをはじめとする抗原迅速診断キットの生産能力を約2.5倍に増強」「検査試薬の生産能力を約2倍に増強」「デジタライゼーションによる業務・生産・物流プロセス改革・自動化を通じたコスト競争力強化(自動倉庫、無人搬送車両、情報システムなどの導入)」などとしています。

抗原検査キット含む検査試薬製品を取り扱う比較会社がじわりとマーケットで物色されています。

同社には、出遅れ感がありPERは10倍台配当利回りは4%を超えています。

株価は安定した値動きで仕掛けやすく、この銘柄も来月、8月末位までの中期目線で買いにて注目しています。

【4061】デンカ 日足チャート 8月末までの中期目線で注目

★個人的に気になる銘柄:【6504】富士電機

今週は、重電大手。パワエレ機器や自販機、パワー半導体に強み。発電設備は海外中心、収益は下期偏重。【6504】富士電機を取り上げます。

連日の猛暑で、塩分入りの熱中症対策飲料の売り上げが急増しています。飲料メーカーは働く人たちの需要を取り込もうと、法人向け販売を強化。ラインアップを充実させるなど、夏本番を迎えて取り組みを加速化させています。

そうなりますと飲料メーカーとは切っても切れない関係の「猛暑特需」から自動販売機メーカーの企業も恩恵があるのではないでしょうか?

多様な商品・サービスを販売する自動販売機が流通の新勢力として注目を集めており、昨年に「次世代自販機」として日経トレンディで「ヒット予測2022」に選定されています。

自販機を活用する企業が増えているのは、コロナ禍で生まれた非接触ニーズへの対応というところが大きいが、低コスト・人件費不要で出店できること、店内や屋外にある小さな空間を活用して販路拡大できることメリットとして、最近では人気餃子店が冷凍餃子を無人販売しているニュースをご覧になった方も多いかと思います。

また、先月にはJR芦屋駅構内に、「MASAKI FARMのお菓子な仲間たち」の冷凍自動販売機を設置し、営業開始。冷凍自動販売機設置は、全国駅ナカ初となります。

販売商品は家庭でそのまま楽しめる「ティラミス」や「ニューヨークチーズケーキ」など全7 種類(予告なく変更になる場合もあり)。2022年春に発売の富士電機株式会社の最新冷凍自動販売機を使用しています。

今後は全国の広がりも期待されます。

同社は、コア技術であるパワー半導体とパワーエレクトロニクス技術を徹底的に追求し、産業・社会インフラを支えてきました。

世界共通の課題である脱炭素社会の実現に向け、再生可能エネルギーの提供、エネルギーの安定供給から省エネ、自動化など、エネルギー・環境事業を通じて、安全・安心で持続可能な社会の実現に取り組んでいます。

富士電機の強みは、省エネのキーデバイスであるパワー半導体を自社で開発・製造し、それを搭載したパワーエレクトロニクス機器、それらを組み合わせたシステム、エンジニアリング・サービスをトータルで提供できること。この強みを生かし、富士電機は、世界が目指す脱炭素社会の実現にも貢献しています。

外国人観光客は驚くようですが、世界で自動販売機の設置が多い国では日本がトップだそうです。今後もいろいろな用途から自動販売機の需要増から買いで注目しています。

興味あるネット証券で口座をお持ちの方は、日足チャート上でのわたしが心理的節目と考える4900円割れにロスカットを設定しますが、株価がここを下回るようでしたら一度撤退したいです。

【6504】富士電機 日足チャート 心理的節目4900円が撤退ライン

思惑通りに吹き上げましたら利益の確定をお願いいたします。

また来週お会いしましょう。本村健でした。


※当コラムで掲載されている各銘柄についての見解は執筆者自身が取り組む際の考えであり、売買指示等の投資助言ではありません。あくまで投資はご自身の判断と責任に基づいて行っていただくようお願いいたします。

個別株の助言サービスに興味がありましたら、「株マイスター」の活用もご検討ください。本村健の投資道場を連載しているサイトになります。


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