うどんをすすり思い出した！「インバウンド穴株」
皆様、こんにちは。本村健です。
訪日客や観光客で賑わう浅草ですが、カツ丼セットを食べにわたしが昼時、たまに利用するのが「富士そば」。前回来店した時もそうだったのですが、外国人団体客が多く何故か人気です。
うどんをすすり思い出した！「インバウンド穴株」。
ここは入口にサンプル品があり券売機でチケットを買うスタイル。
カウンターでひとりでうどんをすすっていると（わたしはこう見えて意外にも、そばよりもうどん派です笑）、また今回も大勢の外国人が来店してきました。
奥のテーブル席を確保した上で、その中のひとりがみんなのオーダーをとっています。「ウドンorソバ？」と‥からの笑顔の挙手。
2台ある券売機に4人で協力しあってチケットを購入しており、手際が良いなと感心しました。
富士そば浅草店のセットメニューではタッチパネルのところに料理完成のイメージ写真と価格が貼られており、外国人にもわかりやすいとても親切なサービスに、さすが「オモテナシ」の国だと思いました。
言葉の壁などの店員さんとコミュニケーションもいらず、利便性の高さや、旨くて早くてリーズナブルな価格に、インターネットでの口コミが広がって外国人には人気なんだと思いました。
海外では、破壊されて中のお金が盗まれてしまう防犯上の理由から自動販売機や券売機が少なく、ガチャポンなども日本独特なもので外国人には魅力的に映るようです。
これから中国人団体旅行者も加わり、人手不足解消のために「券売機需要」が予想されます。子会社が券売機やモバイルオーダーシステム、その周辺機器を取り扱う【7991】マミヤ・オーピーは、やや出遅れ感があり狙うのも面白そうだ。
また、バンダイの玩具の約9割を取り扱っているのが特色でカプセルトイ（いわゆるガチャガチャ）の運営もトップシェアの【7552】ハピネットは、「インバウンド需要」の高い成田や豊洲、大規模な商業施設や駅ナカなどにもガチャガチャを設置しています。旅行で余った小銭で日本のお土産として多くの外国人が好む人気商品です。既にこちらは値動きは出ていますが、短期投資の方は今後の株価動向を見極めたいところです。
◆話題の銘柄 Pick UP：【5947】リンナイ
今週は、ガス器具トップ。給湯、厨房が2本柱。韓国、中国、米国、豪州など海外にも積極展開。好財務体質。【5947】リンナイを取り上げます。
報じられていますように、政府は23日、首相官邸で開いたＧＸ（グリーントランスフォーメーション）実行会議で、蓄電池や半導体、水素製造装置といった脱炭素化に欠かせない分野の設備投資などに2兆円超の予算を要求する方針を示した。今月末に締め切られる令和6年度予算の概算要求には2兆円超のうち、約1兆2千億円を計上する。集中的な支援と複数年度にわたる予算措置で、ＧＸ関連の民間投資を後押しする。
会議で岸田文雄首相は「単年度予算ではできなかった中期的な投資促進策に政府がコミットできるようになった」と強調した。財源には新たに発行する国債「ＧＸ経済移行債」を充てる。
具体的な事業としては、次世代原発に位置付ける高温ガス炉や高速炉の研究開発支援に3年で約1520億円▽既存住宅の窓の断熱改修や高効率給湯器の購入支援に約1480億円▽ＧＸ関連のスタートアップ育成支援に5年で約2030億円－などとなっています。
ＧＸ関連の投資は脱炭素化を目指す欧米の先進国などを中心に大規模な投資支援策が相次いで打ち出されている。政府も今後10年間で官民合わせて150兆円超の投資を目指すとしており、来年度以降の政府の予算を民間投資の呼び水としたい考え。
わたしが上記で気になったのは、既存住宅に断熱性能が高い窓や省エネルギーの給湯器の導入を促すと言う点です。
既存住宅の窓の断熱改修では、過去に取り上げたことがある銘柄ですが、ガラスで世界トップ級の【5201】ＡＧＣも候補に挙げましたが、現値やチャートを見ますとこちらも悪くないと見ます。
本題に戻すとCMでもお馴染みのリンナイの主力商品「ウルトラファインバブル給湯器」ですが、ウルトラファインバブル入りのお湯を給湯器とリモコンの設置で家中に送り出すことができます。洗浄効果の高いお湯なので、浴室や洗面所、キッチンなどで気になる水まわりの汚れ、水垢を付きにくくし、日々の掃除をより楽にします。
本製品は、浴室や洗面所、キッチン、食洗機などお湯の配管がつながっている様々な所へ、ウルトラファインバブル入りのお湯を送り出すことができます。大掛かりな工事の必要は無く、リフォームの場合でも同様です。
ウルトラファインバブルとは、直径1マイクロメートル未満の微細な泡で、細かい隙間にある汚れを落とす作用があり、その洗浄効果から幅広い分野で活用されています。
国政に絡んだ銘柄として今後、政府の後押しも期待されそれにより給湯器の「買い替え需要」が見込まれ業績向上期待から長期投資の方に向く銘柄と考えます。
株価の下落リスクを心配される方のロスカットラインは、2400円割れとみます。
◆個人的に気になる銘柄：【8202】ラオックスホールディングス
今週は、中国蘇寧電器集団傘下。シャディのEC・ギフト事業が柱。商業施設管理も。【8202】ラオックスホールディングスを取り上げます。
今週ですが、新型コロナウイルス禍で停止していた日本への団体旅行を中国政府が約3年半ぶりに解禁したことを受け、中国からの団体客を乗せた北京発の全日空便が23日夜、羽田空港に到着した。10日に解禁が発表されて以降、団体旅行ビザを取得した中国のツアー客の来日は全日空では初めて。
全日空によると、今回の団体旅行では東京都内や富士山などを巡り、27日に帰国する予定。
中国は新型コロナ流行初期の2020年1月、海外への団体旅行を停止した。19年には中国人がインバウンド（訪日客）全体の約3割を占めていただけに、日本国内の観光地では期待が高まっています。
中国の景気減速など懸念要素もあるが期待感は大きく、全日空は10月29日からの冬ダイヤの中国路線の増便を決定。担当者は「今後も需要に応じてさらなる増便を検討する」と述べた。
取り上げました同社ですが、ギフト販売の「シャディ」や商品やディスプレイ、サービスにいたるまで上質に満ちあふれた世界有数の”スペシャリティストア”として知られる「バーニーズ ニューヨーク」を買収しており、家電販売も含めて上記ニュースを皮切りに中国人団体客が増える事が期待されます。
株価は、出来高の急増から信用倍率は「拮抗しており」直近の高値から株価は調整されており、この株価材料は後に親の説教と冷酒のように後から効いてくるだろうと中期目線で買いにて注目します。
わたし思うのですが、値がさ株の株価が崩れたところを空売りをするのは、値幅が大きいので有効かと思いますが、数十円の値幅を取るために目先ですが株価材料を持った低位株を空売りをしても踏み上げ相場の危険性があり投資妙味は少ないと考えます。
ロスカットラインはわたしが心理的節目と考える、230円割れとみています。
株価がここを下回るようでしたら一度撤退したいです。
押し目があれば下げた日を狙いたい。
わたしの投資法は、狙ってダメなら早めに損切って次の銘柄へ。
思惑通りに値動きしたらしばらく様子を見て利益を伸ばしたい。
わたしのコラムを参考にされている方は思惑通りに吹き上げましたら、あなたの判断で利益の確定をお願い致します。
また来週お会いしましょう。本村健でした。
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※当コラムで掲載されている各銘柄についての見解は執筆者自身が取り組む際の考えであり、売買指示等の投資助言ではありません。あくまで投資はご自身の判断と責任に基づいて行っていただくようお願いいたします。
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