「サル痘」日本上陸から穴株に注目します！
皆様、こんにちは。本村健です。
相場は「美人コンテスト」というよりも…
今週26日（火）の値上がり率ランキングに目を向けると、1位は【5199】不二ラテックス、5位には【5212】不二硝子、18位【6400】不二精機でしたが、偶然なのかグループ会社ではなく「不二祭」でした。
過去のわたしのコラムでは記憶しているところ、すべて取り上げたことのある銘柄になります。
不二硝子や不二ラテはサル痘関連で買われているようですが、不二精機の材料は調べても不明です。
先日のコラムではわたしが前半戦で取り上げた銘柄の勝率をご紹介しましたが、その中で1番評価損が大きかった不二硝子が今週の上昇によってマイナスからプラスに転じ、相場は何があるかわからないものです。
相場はよく「美人コンテスト」と例える方がいますが、わたしは子供のおもちゃ箱と考えます。
子供＝投資家で、マーケット＝おもちゃ箱。そのおもちゃ箱の中には複数のおもちゃが入っていますが、子供は気に入った1つのおもちゃだけそればっかりで遊びます。
しばらく遊び飽きるとそのおもちゃでは遊びません。他の物に手を出しますが、またしばらくすると思い出したかのように昔のおもちゃで遊び出します。
段々と何を言いたいか、わからなくなってきました。（笑）
話を戻しますと、読み方は「ふじ」違いですが先週取り上げました【6504】富士電機は月曜日に仕込んで火曜日からジワリと上昇して、週末には好決算を発表して良いタイミングだったかと思います。
今週は日本国内で初めて感染が確認された「サル痘」の穴株を取り上げます。
◆話題の銘柄 Pick UP：【2934】ジェイフロンティア
今週は、ダイエット関連健康食品や医薬品の通販が柱。オンライン診療・薬宅配プラットフォームも。【2934】ジェイフロンティアを取り上げます。
過去にも取り上げたことのある銘柄になりますが、コロナ感染者が急増していることもあり再注目します。
今週のニュースでは東京都の新型コロナ感染者が過去最多となり、都内で一日に4万人を超えるのは初めてです。
発熱外来に予約が殺到し受診できない状況が各地にあると言う。自宅療養者も全国で61万人を初めて超え、救急車もフル稼働で入院できないケース相次いでいます。
こういった状況を少しでも改善できるアプリがあることをご存知でしょうか？
最近CMでも放映されていますが、自宅でお医者さんの診療が受けられるオンライン診療から、オンライン服薬指導・お薬の配達まで可能な人気アプリSOKUYAKU《ソクヤク》は同社が運営しています。
自宅療養している患者や家族が一刻も知りたい事は、スピーディーな医師による診断や現在の症状ではないでしょうか？
また、単身者が自宅で重症化して薬が欲しくても外出できない状況にあった時に、配達してくれる人がいるのは命の恩人で非常にありがたいサービスです。
今後も感染の拡大により利用者の急増が考えられます。
同社の足元の株価ですが、今月15日の大引け後に発表した23年5月期連結業績予想で、営業損益を20億2800万円の赤字と赤字に転落する見通しであることが嫌気され急落しました。
会員獲得のためのＳＯＫＵＹＡＫＵ事業の広告費や、新商品立ち上げを含むＤ２Ｃ事業の広告費などを中心に53億円弱の戦略的投資を行うことから、赤字転落を余儀なくされたようです。
悪材料と好材料が引き合う展開になっていますが、来期の決算に期待し逆張り買いにて注目しています。
週足チャート上で、わたしが心理的節目と考える1570円割れにロスカットを設定し押し目を狙いたいです。
★個人的に気になる銘柄：【4582】シンバイオ製薬
今週は、がん、血液領域を中心とする希少疾患薬に特化。他社から新薬候補物質を導入し開発、製品化。【4582】シンバイオ製薬を取り上げます。
世界的に感染が広がる「サル痘」。厚生労働省や東京都は25日、都内の30代男性の感染が確認されたと発表しました。国内での感染確認は初めて。
サル痘とはどんな病気でしょうか。
「痘」は「トウ／もがさ」という読み方の漢字で、辞書を引くと「皮膚に豆粒ほどの水ぶくれのできる病気。その水ぶくれ」とあります。いわゆる「みずぼうそう」である水痘、一般に「天然痘」と呼ばれる痘そうなど、水疱（水ぶくれ）をつくる病気に使われています。
感染しますと以下のような症状がみられるようです。
発熱、頭痛、リンパ節腫脹などの症状が0～5日程度持続し、発症から1-3日後には水疱（みずぶくれ）が顔に出現し、やがて全身に広がります。
水疱は顔以外では特に手のひらや足の裏にできやすく、口の粘膜や眼、生殖器にも出現します。出現から10日ほどでかさぶたになります。かさぶたが消えるまでは3週間程度かかります。
小児例や、あるいは曝露の程度、患者の健康状態、合併症などにより重症化することがある。皮膚の二次感染、気管支肺炎、敗血症、脳炎、角膜炎などの合併症を起こすことがあるようです。
海外で確認されている感染者の大半は男性で、主に同性間の性交渉を通じて、感染が広がっていると見られるということです。
新型コロナのように爆発的な感染は無さそうですが、同社の抗ウイルス薬「SyB V-1901（注射剤）」は、天然痘ウイルスを含む広範囲のDNAウイルス感染症に対して有効な治療方法として期待されていることから長期目線で買いにて注目していますが今後の感染の広がりに注視したい。
興味あるネット証券で口座をお持ちの方は、週足チャート上でのわたしが心理的節目と考える580円割れにロスカットを設定します。株価がここを下回るようでしたら一度撤退したいです。
思惑通りに吹き上げましたら利益の確定をお願いいたします。
また来週お会いしましょう。本村健でした。
※当コラムで掲載されている各銘柄についての見解は執筆者自身が取り組む際の考えであり、売買指示等の投資助言ではありません。あくまで投資はご自身の判断と責任に基づいて行っていただくようお願いいたします。
個別株の助言サービスに興味がありましたら、「株マイスター」の活用もご検討ください。本村健の投資道場を連載しているサイトになります。
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