【2022年】「仮想通貨相場の見通し」と「狙い目仮想通貨」<15選>
こんにちは。
インベスターUです。
いつも応援ありがとうございます。
今回の記事では、タイトルのように、2022年で投資すべき仮想通貨について私の考えをお伝えしようと思います!!
2021年、私は世間が注目する前の仮想通貨で、いくつか事前にYoutubeなどでお伝えして大きな「ヤマ」を当てています。
「ヤマ」を当てる上で最も重要なのは「テーマ」を当てることです。
「テーマ」さえ当ててしまえば、そこに資金が流れてきたときに、大きく通貨の価格があがります。
せっかく「次はこれくるよ!長期銘柄です!」と教えているのに、そのテーマの波がくるまで、黙って保有し続けることができる人が一握りなのは残念ですが。笑
たとえば、
「メタバース」の「メ」の字も言われていない時から、私はずっと「これからはゲーム銘柄」「仮想現実・VR系」がアツいと言っていました。
今となっては「結果論だろうが!」と言われそうですが、これは結果論ではなく、完全に予測して当てています。
これは、ブロックチェーンの技術の根本を真に理解していれば、メタバースやNFTの波がくるというのは、分かりきっていたからです。
私は(自称)読書家なので、たくさん本を読むのですが、2017年くらいにブロックチェーンや未来の働き方について書かれていた本にすでに、当時は「メタバース」やNFTという言葉は無いものの、「これからはゲームをしながら稼げる」とか「アートを極めろ」「遊んで暮らせる」という先駆的な書籍はいくつか出ていました。
私がSANDについて動画を出した2021年2月時点で、$SANDについて発信している人は誰もいませんでしたし、メタバースやNFTという言葉すら世間には出ていなかったです。
あとは、$SOLですね。
私は4月に動画を公開しましたが、この時$SOLをツイートしていたのは、モウリさんくらいで、私は国内最速でSolanaの動画を出しました。
NFTという言葉もまだメジャーではない頃(2021年3月)にいち早く「おすすめ銘柄」を公表しています。
国内の有名どころで言うと、以下でしょうか。
以上、あげればキリがないですが、今でこそ有名になっているコインも、「無名」な頃から情報発信を頑張ってきました。
この記事でも、このように、次にテーマになるジャンルを見つけ、次に大きく伸びるであろうコインを既に話題になっているコインと、これから話題になるであろうコインの両方をお伝えします。
私自身は、ぽっと出のコインで短期的に伸びるものを見つけるのが得意ではないので、そういう役割は他の方にお任せするとして、あくまで、「次のテーマ」という観点から、手堅く伸びると私が考えているものをこのnoteでは記載します。
もちろん、絶対に上がる!などとは断言はしませんし、仮想通貨を買うタイミングによって、パフォーマンスも人それぞれ異なるため、その点はご容赦願います。
必ず勝てる、必ずお金が増えると断言するものではないので、ご理解願います。
あとは、私が持っている裏情報なども記載できるものは記載していこうと思います。
さて、話を一気に戻しまして、本題に入っていこうと思います。
まずは、マクロの視点として、2022年全体の仮想通貨相場がどうなるかについて、簡単に今(2022.1月時点)の見解を記載しようと思います。
これについても、「上!」「下!」と一言で言えれば良いのですが、少し判断に悩むところがあります。
総じて「上!」というスタンスなのですが、「金融市場のビットコインに対するリテラシー次第」と思っています。
本来、ビットコインというのは、国家や世界の金融市場など中央集権的な枠組みから開放されている、距離が置かれているものです。
簡単に言うと、株式や法定通貨の価値が下がってくる場面においては、ビットコインは本質的には上がるはずなのです。
これが本質的に重要です。
「は?意味わかんね!」って人は、私が書いている記事「ビットコインにはなぜ資産としての価値があるのか。今更聞けない「ブロックチェーン」の仕組み」を読んでください。
ただ、現在のビットコインは、ナスダック市場との相関性が非常に高いのです。
以下の図は、青い部分で、2018年から2022年までのビットコインとナスダック市場の関連性を表したもので、関連性が高ければ(生の相関であれば)、原点0よりも上に青い帯が出現します。
負の相関(逆相関)であれば、0よりも下に青い帯がでまふ。
画像では、原点0よりも大きいプラスの面積の方が、マイナスの面積よりも圧倒的に大きいのがわかるかと思います。
これは「正の相関」を表しており、ビットコインとナスダック市場が同じ動きをしている傾向にあるということを示しています。
しかし、本来ビットコインは、前述した本質的理解にたてば、株式市場が下がれば、上がるという「逆相関」が見られるはずであって、上の図のような「正の相関」にはならないはずなのです。
上の図で言うと、マイナスの部分の面積が大きくなるはず。
しかし、現実にはそうなっていません。
ここが、私が先程申し上げた「金融市場のビットコインのリテラシー次第」という言葉の意味するところです。
つまり、金融市場のプレイヤー(金融機関、証券会社など)が、株式市場の下落局面において、ゴールド(金)のように本当は上がるはずのものなんだと正確に認識してくれれば、こうした株式市場の下落局面において、「強く上がっていく」ということになると考えています。
さて、上記を踏まえ、2022年の株式市場の動きを予想してみましょう。
2022年の世界経済で何が起きようとしているかというと、かなり大きな動きがあります。
最もホットな話題としては、米国の「金利上昇」です。
マクロ経済学について素養のない方に向けて、簡単に説明します。
中央銀行が金利を上げるシチュエーションは「景気がいい」状況です。
アメリカは、「景気がいい」ので、金利を上昇させようとしているのです。
経済ニュースを見ていない人にはピンと来ないかもしれませんが「コロナで景気なんて良くないよね?」と思うと思います。
しかし、実態としては、アメリカの株価は、史上最高値を更新するなど、非常に好調です。(国民が景気が良いと感じているかは別として、ファクトとしては株式市場は好調)
株式市場が好調であるのは、コロナで経済が停滞していたから、中央銀行がガンガン紙幣を刷って、これにあわせて政府がガンガン支出を増やして景気刺激策を打ったため、市場にお金が余って、そのマネーが、株式市場に向かったことによるものです。
「景気がいい状況」が続くと、労働者の給料はアップする一方で、物価も上昇します。
つまり「インフレ」圧力が強まります。
これを中央銀行が放置していくと、経済の過熱感が強まっていき、物価の上昇が抑えられなくなります。
「好況が続くから、いいじゃん」と思うかもしれませんが、物価の上昇により最底辺の人々の生活はかえって苦しくなるなど色々な問題が発生するので、ある程度インフレを抑えるために、中央銀行が金利を上昇させるなどの対策を取ることになります。(※他にも中央銀行によるマネタリーベースの増減や政府による歳出の増減によって景気をコントロールするが、ここでは割愛。)
具体的には、金利が上がれば、みんなが銀行にお金を預けて利息を得ようとしたり、銀行からお金を借りる際の金利も上がるので、会社はお金を借りにくくなります。
このため、市場に出回るお金が少なくなってきます。
このように好況時には、金利を上昇させて市場に「冷や水」を浴びせ、インフレ圧力を減少させていき、景気の過熱感の「ほどよい」状況を作るのです。
見方を変えると、アメリカの「金利の上昇」というのは、米国株式市場に「冷や水」を浴びせることになりますから、マクロ経済学的には、アメリカの株式市場は下がる方向に動きます。
また、アメリカの金利が上がることで、アメリカに借金をしているような国は、借金の返済額の上昇を招き、返済が苦しくなり、財政破綻(デフォルト)する国が出てくることも懸念されます。
このデフォルトが引き金となり、世界経済が一気にダメージを受けるというシナリオもあり得ます。
また、アメリカの金利が上がるということは、ドルを持っていると「これまで以上」に利息がつくことになりますから、新興国のマネーが引き上げられ、アメリカにマネーが還流します。
このため、歴史的にもアメリカの金利上昇のタイミングで、新興国の景気が悪くなるという現象が発生しています。
いまの世界経済において、新興国の役割は非常に大きなものなので、新興国の不景気がそのまま全世界の不景気につながる、つまり、世界の株価が大きく下がるということも考えられます。
以上のように、アメリカの金利の上昇によって、株価が下がる可能性があるということです。
もちろん、そうならないように、アメリカの中央銀行FRBは、市場との対話を通じて、徐々に金利をあげていくわけですが、どうなるかはわかりません。
さて、話を仮想通貨に戻します。
ビットコインとナスダックの相関は強いという話をしました。
つまり、2022年以降のアメリカの金利の上昇によって、仮にアメリカの株価(ナスダック含む。)が下がるのであれば、これに連動して、ビットコイン価格が減少する可能性が高いということです。
しかし、前述したとおり、ビットコインは株価が下がる場面、というかもっと大きなスケールで言うと、国家の破綻だとか、法定通貨の価値の棄損のようなデカイ話のような場面においては、ビットコインの価格は上がるはずなのですが、実態としてはそうなっておらず、この点の理解が2022年に金融市場に広がるかどうかという点がポイントになると思っています。
世界の金融市場では、この2年間、コロナ対策でジャブジャブとお金を刷って市場に投入し続けてきた(マネタリーベースの増加)ので、加熱気味です。
これにより、インフレへの懸念があります。
ビットコインは「デフレ(寄りの)通貨」です。
総発行枚数は、2100万枚と上限が決まっており、需要が増えれば、100%価格が上昇するというシンプルな構造です。
こうしたインフレを懸念している世界の状況を見ると、リスクヘッジのためにデフレ通貨たるビットコインに資産を移そうというのは、非常に合理的な投資行動なのです。
ビットコインで一発稼ごうという発想ではなく、法定通貨や株式市場と異なる動きをしうるビットコインをリスクヘッジ、ポートフォリオの多様性という観点で保有するということです。
一部の人はこのことに気づいていますし、海外でも徐々にこうした考え方が広まっていますが、こうした考えが大衆化すると、ビットコイン市場、仮想通貨市場は大きく飛躍し、株価の下落局面でこそ安定化するものと考えています。
このように2022年は、アメリカの金利上昇というビックイベントがあるので、非常に重要な局面となるわけです。
以上のように、2022年に、ビットコインの本質的な理解が大衆化するかどうかが非常に重要になってくると思いますが、残念ながらビットコインについての理解が大衆化されない場合は、米国の金利上昇に伴う株式市場の下落によって、ビットコイン相場、ひいては仮想通貨市場全体も冷え込むことが予想されます。
ただ、2018年以降の仮想通貨バブル崩壊後の長期低迷期間と異なり、メタバース、NFT、DeFiという言葉が広く大衆に普及され、ブロックチェーンやビットコインについての理解が徐々に広まってきた気がします。
2018年と異なり、今は「キャズム」を超えて、一定程度「市民権」を獲得したようにも思えるため、2022年には大きく大衆に普及するのではないかと楽観視しています。
世界的な各国の対インフレ政策とも相まって、ビットコインについての正しい理解が大きく進む一年になる気がします。
従って、私は、2022年も仮想通貨市場にはポジティブであり、3月の確定申告シーズン終了の頃あたりから、成長していくのかと思っています。
個人的には、2017年にブロックチェーンの本を読んでからゲーム系、メタバース系は絶対に来ると思っていて、Youtubeなどで「長期投資です」と言っていました。
ただ、ぶっちゃけ言うと、2021年には、メタバースの波は来ないと思っていました。笑
個人的にはメタバースって、ブロックチェーンがもたらす破壊的革命の中でも最も大きいイノベーションの一つだと思っていて、これはもう少し先だろうと思ってました。
メタバース系、ゲーム系は2021年に大きく伸びて、いまから投資するには、少し「微妙かな」と思うものの、まだまだここからだと思っており、安定的に資産を増やすにはポートフォリオに組み込むほかないと思います。
ただ、私としては、まだ世間で注目されていない次の「テーマ」の芽を今から植えておきたいと思います。
とはいえ、2022年は、相変わらず、ゲーム・メタバース系やNFTが主流だと思います。
2022年は、このテーマが「つぼみ」となり、2022年は「開花」するイメージです。
これからは「遊んで暮らせるんだよ」と言っても、普通の人は頭の中が「?」だと思います。
これが「あ〜〜確かに、ブロックチェーン使えば、メタバース空間でお金を稼げたり、ゲームするだけでお金稼げる(Play to Earn)よね」という理解が大きく広がると思います。
2022年には、もうメタバースとNFTブームは去っていると考えるのは、難しく、引き続き主軸となると思います。
では、メタバース、NFTの次は何がくるのかというテーマですが、メタバースとNFTの派生系だと考えています。
連想ゲームですが、メタバース、NFTが広まるために何が必要か、どんな未来になるかを考えることとなります。
私は「アバター」、「ライフログ(Life Log)」、「SNS系」、「不動産」「融資」、「保険」、「クロスチェーン」、「健康」が来るかと思っています。
◆アバター
一つずつ見ていくと、まずメタバース内で何かをする際に「アバター」が必要になります。
そのアバターを作成したり売買するようなプラットフォームをイメージしています。
いくつかのゲームやメタバースで共通のアバターが使えるようになると便利ですし、そういうニーズが徐々に顕在化していくと思います。
既に「OpenSeaがあるじゃないか」という声もあるかもしれませんが、OpenSeaがそのような動きを持つかもしれないし、他のプラットフォームが優位性を持つかもしれません。
◆ライフログ(Life Log)
ライフログについては、要するに、自分自身が生活している際に色々なデータを人工知能に学習させ、その人工知能が自分のコピーになっていくような発想です。
何時に起きて、何時にご飯を食べて、何時にスポーツして〜の他に、誰と付き合って、誰と友達で〜みたいな情報を全て記録していきます。
こういうデータを人工知能に学習させていきます。
そうすると、自分のコピーが出来上がります。
これの面白いところは、自分が肉体的に死んだ後でも、自分のコピーは電脳世界に生存し続けるということになります。
「SFじゃん!」と思うかもしれませんが、このニーズは不老不死を願う人間の中で100%生まれてくると思っています。
特にメタバース空間上に自分のコピーを作るというのも面白いですから、メタバースの次のテーマとして、遅かれ早かれやってくると思います。
みなさん、無意識にApple WatchやiPhoneのヘルスアプリで、歩行数や睡眠時間なんか測っていますけど、こういうライフログは、Apple社から見るとメタバース空間上に自分のコピーを作り始めるサービスを開始する布石だってことに気づいた方が良いです。
私の理解だと、Facebook社は、社名をメタに変えて、GAFAの中でもメタバースに一番乗りした感じが出ていますが、メタバースの次というテーマでは、個人のライフログを大量に保有しているAppleの方が、「実は一歩進んでいる」と考えています。
◆SNS系
アバター、ライフログにも関連しますが、次世代のSNSというものテーマになると思います。
ブロックチェーンテクノロジーというのは「信用力」が可視化されていく世界です。
「は??」という方は私が書いた記事「「メタバース」がもたらす思想的、経済的、社会的変革について」を読んでください。
簡単に言うと、「あいつは信用できる」というのが、数字、データで見えるということです。
それをどうやって可視化していくかというと、やはりSNSだと思っています。
個人の評価が改竄されない形で記録されていくようなSNS、また、そのSNSが自身のコピーであるアバターを形成していき、そのアバターがメタバースの中で動かせるとなると、全体で一つのサービスとしてつながっていきます。
特に「次世代SNSは、これからくる!」というのは、私も昨年の5月にYoutubeで言ってきたところで、以前から注目しているテーマです。
この動画を上げたときも、「Facebookやツイッターが行うから、新興勢力は立ち向かえない」などという批判もありましたが、私は必ずしもそうだとは思っていません。
既存のFacebookやツイッターが代替してくるか、「イノベーションのジレンマ」に陥り、自社のビジネスモデルを変えられずに新興勢力の前に淘汰されていくのかは注視が必要です。
根本的に「分散型SNS」というのは中央集権的な会社、つまり、Facebookやツイッターなどには難しいのではないかと思っています。
◆不動産
いまでこそ、Sandbox上の土地である「LAND」の購入などの投資方法がメジャーですが、これについても私の過去のNoteを購入いただいたオプチャの中で、「人々が注目する前に買っておくといいよ、上がるから」と伝えてきました。
メタバース上の土地の上に建造物を立てたり、その土地を賃貸することで、メタバース上でマネタイズできる仕組みが完成します。
また、メタバース上の土地には「供給力に限りがある」ので、欲しいと思う人が増えれば価格が100%上昇するシンプルな仕組みです。
オプチャの中では、今となっては、2大メタバース銘柄となったSANDとMANAですが、これらが世間に注目される前から、その土地も買っておくといいよと伝えていたので、それに従順に従った人は、とんでもなく資産が増えた気がしています。
ただ、今後はこの「土地」に関しては注意が必要だと思っています。
メタバースが流行る前から、また、メタバース上の土地投資が流行る前だから、旨味があったわけで、土地投資系はここからは「詐欺」「魔界」系が増えてくると思います。
要するに、偽物や高利回りをうたった「魔界」系が出てくるものと思います。
また、全く流行りもしないメタバース空間の土地を買っても意味がありません。
従って、今後は「土地投資」関係は、かなり難易度が高くなると思います。
特に、小さな区画1個買っても意味がないと思っていて、とても大きな区画を買うなどの「差別化」も要求されてくるなど、徐々に「不動産投資」としての難易度が上がっていくと思います。
このため、「将来的な値上がりを想定して、小さな区画を1つだけ買っておこう」と思うのは危険です。
メタバースといってもめっちゃ土地があるわけであって、その1つの区画を買ってくれる人が現れるかという「流動性の問題」に直面し、「売れない」というリスクもあることを念頭に置いておきましょう。
これは現実の不動産投資と同じです。
小さな区画を1つしか持っていないなら、売る時に差別化できないので、売却が困難であることを考えると、大きな区画や立地がいい土地を押さえるしかないです。
◆融資
いわゆる「ソーシャル・レンディング」的なものです。
金融機関、金融市場等を介さずに、個人間で融資するもので、これを仮想通貨で行います。
メタバースの中で現実世界を営もうとすること、また、上記のとおり不動産投資的な仕組み、メタバース内でのDeFi的な仕組みが生まれることを勘案すると、どう考えても、「融資(レンディング)」ビジネスは必要となります。
返済しない人には、「こいつは信用に値しない人間だ」とブロックチェーンに改竄されない形で記録され、メタバース空間では、みんなから「借金払わなかったゴミ人間です」と見られることになるという世界線もありえそうです。
◆保険
これもテーマになるでしょう。
ブロックチェーンは、パスワードを無くしたり、間違ったアドレスに送ると、管理者がいないため、諦めるしかないです。
誰も助けてくれません。
ブロックチェーンという仕組みをインフラとするメタバースであれば、当然、こうした悲しい現実に対処する保険が望まれるはずです。
実際のところ、「分散型保険」は、すでにありますが、これが大きなテーマになるのは、もう少し先のメタバースがより身近になった時でしょう。
と言っても、仮想通貨の世界は早すぎるので、今年・来年にテーマになっていることも全然おかしくないです。
◆クロスチェーン
数多くのメタバース、ゲーム、NFTのプロジェクトにおいて、どのチェーンを使っているか大きく異なります。
イーサリアムのチェーンを使っていたり、ポリゴンだったり、BSC(バイナンス・スマート・チェーン)だったり、色々です。
これらの異なるチェーン上にある資産を、別のチェーンに乗せて取引することは従来できなかったのですが、最近では「ブリッジ」といってできるようになりました。
メタバース、NFTが今後一層増えていくことで、他のチェーンにまたいで取引するというニーズが飛躍的に高まっていくことが予想されます。
他方、「クロスチェーン取引なんていらない。独自のチェーンでやればいい。ニーズはなくなっていくだろう。」という意見もあり、この論争の決着も時代が証明してくれると思いますが、私はニーズが増えていく方向になると思っています。
ここまでで、すでに一万字も記載し、筆が走り過ぎだと自分にドン引きするところですが(笑)、ここからが本題です。
具体的にどの通貨を2022年にガチホすべきかという点を真面目に考えました。
◆健康
2021年はゲームをしているだけでお金が稼げる「Play to Earn」が流行りましたね。
これからくる動きとして「Health to Earn」もくるでしょう。
要するに、運動すれば勝手にお金が稼げるという仕組みです。
この運動スコアが高い人間は健康と捉えられ、月々に支払う保険料が安くなるみたいな、保険ビジネスとも連携されていくでしょう。
2022年、テーマ的には、色々と勃興してきそうですが、いかんせん2022年の株式市場がグダグダだと、長期投資という方法ではあまりリターンがあがらない可能性もあります。
その点はどうなるか分かりませんが、テーマさえ当たっていれば、株式市場、仮想通貨市場全体がグダグダでも、テーマ銘柄だけ上がるということもあり得ると思います。
グダグダ相場であれな、トレードスキルをもってFX投資に精を出すというのも合理的かと思いますので、FXの手法の「型」を身につけたいという方は以下の記事をご覧ください。
さて、ここからが本題です。
以下、2022年に伸びそうだなと思う通貨や「ガチホ」推奨と個人的に思っている仮想通貨をお伝えします。
(1)ビットコイン
まずはBTCですね。
BTCは、だいぶ価格が上がってきたので、リターンという観点からは「一攫千金」が狙いにくいというのも事実です。
しかし、全仮想通貨の中で、資産性が最もあるのはビットコインです。
歴史が最もあるからとか、そういう理由ではなく、ビットコインは「最も堅牢」、「最も非中央集権的」なコインの一つであり、最もネームバリューがあると言えるからです。
ここを説明すると長くなるので割愛しますが、イーサリアムとかADAとか他の仮想通貨ではなく、「ビットコインじゃないとだめ」なんです。
イーサリアムには、ヴィタリック、ADAにはCARDANOチームがいて、この人たちが裏切ったら、イーサリアムもADAも改竄される可能性があるからで、完全な意味での「非中央集権」ではないのです。
一方のビットコインには、管理者が完全に存在しません。
だからこそ、真の意味で「非中央集権性」を獲得しているビットコインじゃなきゃだめなんです。
資産運用の観点で全仮想通貨の中でビットコインが最も優れているのは、このためです。
前述のとおり、2022年には、アメリカの金利上昇という大きなトピックがあります。
この状況の中で、世界経済のニュースが最も早く反応するのはビットコインなわけですが、インフレ対策として、世界のお金持ちが資産を逃す仮想通貨は、ビットコイン以外ありえないのです。
しつこいですが、ヴィタリックが管理しているイーサリアムとか、サンドボックス社が管理している$SANDとかではないのです。
これが「ビットコインじゃなきゃだめ」という唯一無二性なのです。
2022年以降、この「唯一無二性」が注目されることとなれば、「ビットコインターン」がやってくる可能性は大いにあります。
画像は、2015年以降のビットコイン・ドミナンス(BTCの市場占有率)です。
歴史的に低い値にあるのが良く分かると思います。
それくらい、アルトコインの時価総額が増えてきたと見ることもできますが、このドミナンスが急激に回復するとき、これは、ビットコインが大きく伸びるということです。
見方を変えれば、統計的には、今はビットコインが下火になっているので、伸びしろがあるとも見ることができます。
ぶっちゃけ、一番手堅く勝ちたいなら、ビットコインだけの積み立て投資で十分だと思っています。笑
(2)イーサリアム
次にイーサリアム。
「イーサリアム・キラー」などと言って、イーサリアムを越えようとする通貨がたくさんでてきてから、数年たっていますが、いまだにイーサリアムは健在です。
この「イーサリアム・キラー」という言葉は個人的に「ダサい」と思っているのですが、イーサリアムのチェーンではないチェーン、例えば、SolanaやBSC(バイナンスチェーン)やポリゴン上のDapps(分散型のアプリケーション)であっても、なんだかんだイーサリアムのチェーン上でも稼働するように設計がされたりしているのが現実です。
また、イーサリアムのガス代がかかることで、「脱イーサリアム」の動きがあるのも事実で、いわゆる庶民からは避けられています。
このことが逆にイーサリアムのブランド価値を上げています。
お金持ちしか使えないという状況が、かえってイーサリアムの価値を上げています。
NFTの世界でも、イーサリアムのチェーンかポリゴンのチェーンか選択できますが、イーサリアムのチェーンにすることで、ガス代を払える人しか買ってくれないというネガティブな側面を受け入れる代わりに、そのNFTに「高級感」というブランド価値がつくという状況にもなってきています。
一方、ガス代問題が解決すれば、「じゃあ、イーサリアムでいいね」となり、イーサリアムが使われます。
このように、ガス代問題はどっちに転んでもイーサリアムが勝つので、投資の手堅さという点では、イーサリアムも外せないかと思っています。
これも時価総額が大きいので、一攫千金には適さないですが、ポートフォリオに組み込むのは重要かと思っています。
(3)Sand(サンドボックス)
これは去年の2月から「インベスター銘柄」として推しまくってきましたが、引き続き、ポートフォリオに組み込んでいきたいと思っています。
ゲーム系、メタバース系というとファイナルファンタジーみたいな綺麗な画質のものが求められてくるでしょう。
だからこそ、ボクセルアートが「差別化」が図れていて強いと思うのです。
このため、サンドボックスは引き続き、強くなると思います。
ゲームの開始も近づいているので、ユーザーが流れてくるとどうなるか期待したいところです。
また、サンドボックス上に土地を持っているコインチェックでの上場にも期待したいところです。
去年の2月から持っている私からすると、「投資に踏み切るのは、遅いよ〜」と言いたくなりますが、まだ手堅く伸びると思っているので、ここはポートフォリオに入れておいた方がベターかと思っています。
(4)MANA(ディセントラ・ランド)
これも私の動画で推していたものですが、引き続き、メタバース銘柄として推していきたいと思っています。
MANAは、SANDBOXと同様に2大メタバース銘柄の様相を呈しているので、メタバースの話題性が継続する2022年も上昇基調になるかと思っています。
ここからは、もう少しマニアックなコインを深掘っていこうと思います。
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