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株は9割がメンタル

こんばんは!たっぴーです!投資をしていて、自分のメンタル管理や行動心理学の理解は大切だな〜と感じることが多々あります。そこで「株は9割がメンタル 投資家脳に変わらなきゃ株は一生勝てない」を読んでまとめてみました。共感できる内容がたくさんありましたが、イマイチな部分もありました(笑)本記事は、本の要約を優先して僕の主観が入らないように努めています。

『勝てる投資家になるための思想』

○初心者にありがちなトレーディング
株価があがれば利確して、下がれば塩漬けするのは典型的な負けるトレーディングである。

○株式投資の儲けは我慢料
買うときは欲しい金額に下がるまで我慢、買ってからチャンスが来るまで我慢

○サラリーマン向きの投資家
兼業投資家は専業投資家と違って短期的な波に反応して行動するのは困難である。そのため、長期投資で毎年の収入の一部を投資資金にする。配当金をもらえる仕組みを作りつつ、成長株で利益を狙う。

○バカになって株を買い続ける
暴落局面でバタバタせずに、平常心に株を買い続ける。

○投資の勝ち負けはメンタルで決まる
・株価はいつかは回復すると考える
・暴落したら、来い!買ってやる !と考える
・信用取引ではなく現物投資にする
・情報収集は努力すれば誰でもできる。
 売買技法もすべて公開されている。
 故に勝敗の差はメンタルである

『メンタル投資術 基礎編』

○株はギャンブルではない
短期投資はギャンブル的な取引で、ゼロサムゲームであるから、運営に取られる金額や税金を加味したら勝率は50%以下になる。しかし、中期投資は配当金や成長性(銘柄の見極めは必要)があるため50%以上の確率で勝てる。また、銀行にお金を預けておくことはリスクが無いように感じますが、物価変動など相対的価値変動のリスクがあるため、安全とは言い切れない。

○株価変動の原理
ずばり需要供給の関係で、売りたい人と買いたい人のどっちが多いかで株価が上がるか下がるかは決まる。では、買いたいと思わせる要因はなにか。それは、事業資金を提供する変わりに、利益が出たら、その一部を取り分として受取れる権利があるためである。株で考えるとわかりにくいが、友達がラーメン屋さんを始めたとして、一部開業資金を手助けする変わりに利益の一部を受取ると考えればわかりやすい。よって、事業業績と株価には相関関係があり、さらに事業への将来の期待値も株価に現れる。

○ 投資スタイルと適性銘柄
・短期トレード
  IPOやテーマ株などボラの大きい銘柄
・配当や優待目的
  複数の稼ぎ柱がある
  内部留保がしっかりある
  誰でも知っているような大手企業
  (三菱UFJ,KDDI,オリックス)
・値上がり目的
  小型成長株(時価総額300億以下)
  発行株数が少なく流動性も少ない
  機関投資が注目するとガクッと値上がる
  (エスプール,Hamee,スマレジ)
・配当と値上がりの中間
  大型成長株
  (ニトリ,日本電産,GMO,エムスリー)

自分にあった投資スタイルを確認する。小型成長株が個人投資家向き。

○メンタル投資術
権利確定日前には心理的に駆け込み需要が働き株価が上がりがちになる。そこで、2〜3ヶ月前に買っておくといい。また、優待目的で最低単元数の100株を買う際に200株を買っておき権利日直前に100株売る。これは行動心理を活用した戦略と言える

○長期投資のすすめ
チャートをマクロ的にみて、短期的な値動きを気にかけない。また、株価は値動きのない「凪の状態」の方が圧倒的に長い。凪の状態を受入れて気長に待つ。

○ババ は躊躇なく損切りせよ
購入した株の決算が良くなかった。成長株は成長性がなくなったらすぐ損切りする。

○感情に流されない取引をする
感情に流された取引は負ける可能性が高い。感情に流されないためには、チャートや板をこまめにみない。目先の小さい利益や損失にとらわれてしまわないようにするためである。また、必要のない情報はシャットアウトした方がいい。特にアナリストの発言は外れることも多いので、気にしないほうがいい。また、余力金を残しておくと精神的に冷静でいられる。さらに、投資資金はゲームの通貨と考えることで、含み損に対しても冷静さを保てる。

○迷ったら買ってみる
最終的に迷った場合は100株だけ買ってみる。含み益が出れば、どんどん買い増ししていくといい。銘柄をお気に入り登録しても、あまりアンテナは張れない。100株買うことで、真剣に銘柄と向き合い続けることができる。また、怖いと思って買った株ほど儲かる。

○買いのタイミング
いい銘柄を見つけ出した後、買いタイミングが重要になる。もちろん、安く買ったほうが儲かる。銘柄分析をしたらすぐ買うのではなく、タイミングを伺う我慢が必要である。また、いきなり全力投球ではなく、少しずつ買っていく。気持ちよく株を買うときは負ける時である。逆に恐怖を感じるとき(暴落後など)に買えたら儲かる。

『メンタル投資術 実践編』

○大きく稼げる小型成長株の選定方法 
・時価総額300億円以下(小型)
・毎年増収増益を続けている(成長)
・過去のPER推移を参考に割安で買う
・事業内容をみて納得できるか
 将来性、成長性があるか
・オーナー社長か雇われ社長か。
 オーナー社長の方が成長が速い
・事業方針や社長の言葉に共感できるか

○消費者脳から投資家脳へ
・期待値が1以上のものは買え
・暴落はバーゲンセール
・資金の余裕=メンタル的余裕
・株は下がるものと想定しておく
・常に追加投資資金を用意しておく 
 ※買い増し戦略&定期的な利確
・最高の取引するより、最悪の取引を避ける
・投資資金全てを小型成長株ではなく、
 1/3は高配当株、2割は余剰資金にする
・分割売買でコスト平均化
 ※積立式はドルコスト平均法で99%儲かる
・買い増しは月1回程度
・常に打つ手を残しておく
・計画的ナンピンをして、
 あてずっぽうナンピンはしない
・10銘柄以上は手を出さない
・負けを認める。
 含み損に慣れてはいけない。
 ※特に短期では損切りラインを決めること
・勢いよく上がってる銘柄は売らない
 ※売るなら上がっていない銘柄
・次々に銘柄を乗り換えない。
・テーマ株で急騰している株は少しずつ売る
・長期投資でテンバガーを狙う
・2倍になったら利確は半分までにする

以上。

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