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四十肩、五十肩になる前に!

腕が上がらなくなった、服を着ようとしたら肩が痛い、手が後ろに回らなくなったなど、肩や腕の痛みに悩まれている方。
よく四十肩、五十肩と言われる肩関節周囲炎のサインかもしれません。


①四十肩、五十肩とは
②なぜ起こるの?
③オススメのストレッチ


①四十肩、五十肩とは
四十肩、五十肩とは正式な名称ではなく、40代であれば四十肩、50代であれば五十肩と名称が変わります。正式な名称は肩関節周囲炎と言われます。
読んで字のごとく、肩関節周囲に起きた炎症により痛みを感じる状態です。
痛みに関しては、急に強い痛みが出る場合もあれば、徐々に痛みが増していき、いつの間にか手が上がらない状態までになってしまう事もあります。


②なぜ起こるの?
四十肩、五十肩になる原因は様々ありますが、加齢による筋肉の衰え、同じ姿勢を取り続ける事による筋肉の柔軟性低下が主な原因となります。
肩関節はローテーターカフ(回旋筋腱板)と言われる筋肉で上腕骨を四方から支え、その上から三角筋と言われる大きな筋肉で肩関節を大きく動かす事ができます。

意外と思いますが、胸筋が四十肩、五十肩に影響するという事です。胸筋は胸から腕にかけて筋繊維が付着しているので、腕の動き、肩の動きにとても関係しています。また胸筋には大胸筋と小胸筋に分かれており、小胸筋という筋肉の影響が大きいです。

ローテーターカフ(回旋筋腱板)の筋力低下、小胸筋の柔軟性低下によって肩甲骨と上腕骨のバランスが崩れる為、動かした際に痛みを引き起こします。


③オススメのストレッチ
まずはローテーターカフ(回旋筋腱板)を動かしていきます。

ローテーターカフを動かす際に必要な動きは腕を捻る動作です。腕の付け根(肩関節付近)から外回し、内回しに捻られているかを意識してください。
手首だけが回っていては動かせていないので、腕の付け根から動かすようにしてください。

次に小胸筋のストレッチです。

四つん這いの状態から、絵のように伸ばしたい側の腕を外に伸ばしつつ、肩を落としていきます。胸と腕の付け根のあたり伸びを感じれば十分です。



四十肩、五十肩は加齢による影響が大きいですが、ストレッチを通して予防すれば対策は可能です。
他にも色々ストレッチはありますが、まずはこの2つからでもいいので行ってみてはいかがでしょうか。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!


#四十肩 #五十肩#予防ストレッチ#健康#継続

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