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架空人物の(63)

 2022 10月2日

 私は思い違いをしていた。

 ウクライナは停戦協定のテーブルにはつかない。

 プーチンが、四州強制併合を発表した時点で、戦闘の要のとなるドネツク州リマンをウクライナが奪回していたことを知らない状況で、戦況を考えていたせいもある。
 ロシアの優位性を損なわないために、プーチンはリマンからの撤退を1日遅らせていたという報道を読む。
 包囲戦とあった。
 プーチンがなんと言おうとこれは戦争だ。撤退が許されないのであれば、投降しなければ、攻撃が待っている。政治的な判断を人命より優先させる国,ロシア。政治的な判断というより、これはプーチンの体面を優先させた、というべきかもしれない。

 10月初頭。
 戦局、限りなくウクライナに有利。
 ならば,ロシア主導の停戦協定にウクライナが調印するわけがない。
 リマンの奪回により、ロシア側は供給地を失った。リマンを起点にウクライナがドネツク,ルハンスクを取り戻す可能性が高くなった。

 良識あるロシア国民、プーチンが失脚するまで逃亡せよ。
 元々無理矢理ウクライナを侵略するための戦争だったが、今ではプーチンの対面を保つ戦争になっている。戦闘員が不足しているというのは、それだけロシア国民が戦死しているということ。
 同じ期間ウクライナに派遣されれば、同じくらいの戦闘員が戦死するだろう。
 プーチンは、彼のために命を捨てるほどの価値がある人物なのか?プーチンのために戦っても、ロシアは負ける。プーチンは英雄になれない。
 良識あるロシア国民のみなさん、プーチンを捨てよ。ウクライナから完全に撤退せよ。


 ウクライナに平和を

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