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犬山翔太
2024年9月20日 23:18
~ファンサービスをしない監督 落合博満は野球ファンに何を与えたか 第58章~2004年の開幕戦。落合の奇策と名高い開幕投手川崎憲次郎は、あまりにも有名だが、それに隠れて見逃されている側面がある。相手チーム広島の開幕投手、エース黒田博樹の大乱調だ。当時、お世辞にも強力と呼べなかった中日打線につかまり、KOされてしまったからだ。世間やメディアでは、川崎の負けを消そうと中日打線が奮起した、
2022年9月5日 18:40
荒木・井端のコンバートの真意は、ヒットを防ぐためではなかった落合野球の象徴とも言える荒木・井端のアライバコンビ。二塁手荒木、遊撃手井端だった守備位置を落合は、2010年~2011年の2年間入れ替えた。このコンバートは、物議を醸した。なぜなら、肩に不調を抱えていた荒木が二塁手よりも一塁から遠い遊撃手になったことで、遊撃のエラー数が増えたからだ。遊撃手2008年 井端 106試合 8
2022年8月11日 21:46
荒木の8年間の奮闘を救った落合の言葉落合博満が監督8年間を総括して、野手の中で最も高く評価していたのが荒木雅博だ。打者としてなら荒木より優れた選手は、数多くいる。1番打者としての働きは素晴らしいが、早打ちやポップフライの多さを批判されることも少なくなかった。2010年には二塁手から遊撃手にコンバートされ、広い守備範囲を生かしたプレーを見せてはいたものの、肩の不調に悩まされ、エラーが増