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世界への前奏曲のような、小さな音楽たち。Part.7 明日ハ晴レカナ、曇リカナ


なにかつらいことがあって、
かなしくてむなしくて、
どうしようもない夜には、
空をみあげる。

こころがよわっているときほど
ずっと遠くまで飛んでいけるような気がするから。

地平線のむこうまで飛んでいく。
水平線のむこうまで飛んでいけ。
ギューン。

旅の終わる夜空のはて
わたしは雲の上から
あしたの太陽を見つける。

みあげることは、なんだかとてもいいことだ。
あしたは晴れかな。曇りかな。

おおたか静流さんのソロ・アレンジも素敵です。
レーベル『SONGXJAZZINC』公式チャンネルから。


あした、晴れるといいね。
今日もよく頑張ったね。

おやすみなさい。








今回ご紹介した曲について
作曲家:武満徹(1930-1996)
曲名:「混声合唱のための〈うた〉」より「明日ハ晴レカナ、曇リカナ」 
演奏:山田和樹/東京混声合唱団(spotify)
   おおたか静流・CHORO CLUB 編曲 : 沢田穣治(YouTube)

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