見出し画像

3月から就活してる阪大生(23卒)

「あなたが就職活動で気づいたこと、学んだことを投稿してみませんか? きっと、未来と向き合う学生たちへのエールになるはずです」

noteの「就活体験記」タグの説明文にそう言われたので書いてみます。

自分は大阪大学外国語学部の4年生です。2022年3月に就活を始めました。それ以前はインターンもしてませんし自己分析も始めてませんし就活について1ミリも動き出していませんでした。基本引きこもってました。

現状内定無しです。一個もらえましたが、「そこで働いてもあんま楽しくなさそうだな」と思って内定承諾書にサインしませんでした。内定保持は会社側の利益を損ねるらしいので本気じゃなかったらやめといていいですよね。嬉しさも1時間ぐらいしか続かなかったな。

3月1日朝に起きてから「就活 流れ」でググったり、大学の就活支援情報とかを見たりしました。そして自己分析を始めたり、検索で見つけた逆求人サイトに登録したりしました。

逆求人サイトとかって、その過程で自己PRとか就活の軸とか400字で書いて登録させられるので、そこで初めて自分の強みとか大学時代頑張ったこととかに思いを馳せました。

意識高くなく、意識高い系な人を嫌っていた自分は、交友関係があまり広くなくて、今流行りの「言語化」が得意ではなく、苦労しています。(文章をたくさん書いていれば交友関係が広くなくても「言語化」が上手くなりそうですけど、noteも久しぶりです)

中島敦の「山月記」に「臆病な自尊心と尊大な羞恥心、またそれゆえに他人と切磋琢磨をしなかった怠惰」のせいで(虎になった)描写がありますが、まさにそうです。高校の時から心に残っています。。。後悔する虎になりたくない。

でも悔やんでいても仕方ないので、これから頑張ります。こうしてnoteで文を書くことだって、自分の能力の低さと向き合う少しだけ有益な時間です。

実際に文を書くごとに、自分の中にあった「俺は上手い文章を書ける!」という幻想が消えていき、自分の本当の能力が明らかになっていく。

的な事をツイッタラーの「たられば」さんが言ってました。本当にそうですね。書けば書くほど「わし才能ないやんけ!」てなりますね。

さて就活で気づいたこと・学んだことですが、2つだけ。

・就活(社会)はマジで不公平な場!病むのも分かる!
・学歴は本当に重要じゃなくなっている

「学ぶ・成長する」行為には「インプット」「アウトプット」「反省」が必要な要素だと思うんですが、就活におけるエントリーシートとか面接って基本フィードバックが返ってきません。どこがどんな風に悪かったのか・改善の余地があるのか、全く謎。通過したか祈られるかだけ。これは今まで15年位続けてきた学校の世界と違ってて、苦しい。

競争社会・資本主義社会へようこそ。甘くないよ。って言われているようです。でも思いますよね。「非建設的だな」って。落とした以上、理由がある筈なので、せめて一言でも「お前表情暗すぎ」とか言ってくれれば改善できる可能性が生まれるのに。学生側は主に勘で表現とか話し方を修正していくしかない。それで悪化することもあるだろうに。

企業ごと・面接官ごと・学生ごとに相性とか主観があるだろうから、一回の評価が絶対ではないと思いつつも、それを伝えた上で、正直に伝えてくれればそれはきっと有益なものになると思うが、企業は営利なので、自社の利益にならないことは1ミリもしない。それで社会全体が変わるかもしれないのに。コンプラも厳しいからかぁ?でも面接官の本音なんてどれもこれも汚いものでしょうに~。

こういう隙・学生の不安を狙って就活ビジネスがあるんでしょうね。足りないものを補う。はぁ~~~。足りないものだらけ。欲しいものだらけです。

画像1

こちら、4月の北海道・洞爺湖です。綺麗ですよね、みなも。

あとついでに感じたことですが、自分の「大阪大学・文系」という学歴(本当の意味の学歴は大学名じゃなくて中学・高校・大学・大学院の違いだけな。ここでいうのは日本社会の悪しき風習的な意味のガクレキです)は本当に相手にされない。

自分のお母ちゃん(50代)は「大阪大学ならとりあえず書類選考は通してもらえることが多いよ」と言ってましたが、大間違い。全然落とされます。ていうか就活において書類選考だけってカス過ぎ弱すぎコスパ悪すぎ。

というわけで大学名で就活楽勝な時代ではないですね。良い時代になりました。大学に入ってから何をやったか。どう感じたか。これからどうしたいか。そのために今何をやっているか。これらが重要でしょう。

これらは就活にも言えることで、入った会社名が重要なのではなく、そこから何をするか、ですね。そこからがスタートではなく、すでに始まっております。自分は大学に入った時点で軽く燃え尽きになってしまったので、今は頑張ろうとしています。

しかし就職できるかなw
ダメだったら休学してバイトして食いつなぎながら来年挑戦します。

まだ内定ないし、なんなら第一希望もないので、これ見てる採用担当者様、よかったら御社で働かせてください。

メールアドレス:u226370f@ecs.osaka-u.a.jp
電話:090-6934-6734
大阪大学外国語学部 田中夏生

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?