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俺の冬の暖房費を激減させたサンコー「着るこたつ」の究極完全体が見たい!!


https://www.thanko.jp/view/item/000000003149より

圧倒的感謝

去年の冬も着るこたつのおかげでファンヒーターの灯油交換5回で冬を乗り切った。耐えられない寒さの日だけファンヒーターを付けて、あとは着るこたつで乗り切るという無茶な使い方をしている。
過度に期待させたら悪いので状況を書くと、
・寒冷地に住んでない。
・暑がり成人男性。
・上着着込む。下は靴下二枚履き、タイツ着る。
・真冬はもちろん寒いは寒い。耳とか荒れるし。
寒冷地に住んでない暑がりの成人男性がたくさん着込んでなんとか寒さに耐えてる程度の話なので、これがあればもう暖房いらずとかありえません。
なによりこんな使い方はおすすめしません!自分が勝手にやってるだけです。WHOも室温18度以上にしてって言ってます!

ちゃんと部屋を温めてあくまでも補助暖房として使って下さい!


この着るこたつは2017年にサンコーから発売されて、2018年の冬からずっとお世話になってる。手を温めるお腹のポッケと足裏の2箇所にヒーターがあるだけなのに、これが暖かい。着るこたつ無しの冬にはもう戻れない。

着るこたつを買う前はこたつを使っていたけど、色々と不満があった。こたつの出し入れがめんどくさいし、モニターを移動できないので冬はノートPCの画面で乗り切らなきゃいけないのと、何と言っても腰!腰が痛すぎる!俺には座椅子じゃキツすぎた。
これらの不満を全部解決したのが
そう!着るこたつ!
こたつも電気代は安かったけど、着るこたつはさらに安かった。

電気代は1時間使ってもわずか約0.9円、電気代がかさむ冬の暖房がとってもお得になります。

https://kyodonewsprwire.jp/release/201810098953


ただ、そんな着るこたつにどうしても改良して欲しいところがあった。
それは「洗濯機で洗えるようになる」ことだ。
拭いたり天日干ししたりして、ごまかしごまかしやってきたけど、
もう洗いたい!とにかく洗いたい!2018年からずっと洗いたい!
洗えるようになれば完全体になるのに……という思いをずっと抱えてきた。
だから毎年10月頃に新モデルが発表されるのを心待ちにしていたが、
2019、2020・・・一向に洗えるようにならず、がっかりしていた。


2021年とんでもない進化を遂げる

2021。ついにその瞬間は訪れる。

https://www.thanko.jp/view/item/000000003853より

まず真っ先に目に入ったのは《手洗いOK》。
うわぁっ!でたっ!と、声を上げたのもつかの間、
目に飛び込む《前ぜ~んぶヒーター内蔵だからあったかい》に戸惑う。
あれほど待ち望んだ洗濯がついに出来るようになったという喜びが湧き上がってきたところに、考えたこともなかったまさかの前面ヒーターというアイデア。あとはもう洗えるようになれば完璧なのにと、お腹と足裏の2箇所だけのヒーターに満足していた自分は何だったのか。

ただ30分も経つと熱が冷めてきて冷静になり、あれ?これ足裏冷たいやつじゃない?と気づく。よく見ると前面にあるだけで足裏のヒーターが無くなった。それにAmazonの商品画像だと手を温めるお腹のポケット部分のヒーターが無くなってるのが気になった。なぜだ?足裏と手を暖めるのが一番重要ではないのか?

https://www.amazon.co.jp/dp/B09JJSBSX6/より

ついに洗えるようになった。しかも前面ヒーターになった。でも洗えるっていっても手洗いだし、なにより足裏とお腹にヒーターが無いのがどうしても引っかかってしまい、結局その年は購入を諦めた。後日レビューを見たら、やっぱり足元が冷たいという意見があった。買わなくて正解だったなと胸をなでおろしたが、内心は複雑な思いだった。「違うんです!違うんです!本当はやればできる子なんです!」と、低評価レビューしてる一人ひとりに説得して回りたかった2021冬。


実は着るこたつ退化していってるんじゃないか説

2017年に最初のモデルが発売されたけど2017と2018の違いは足を出して移動できるようになったことだけ。スイッチが腰元になったりPTCヒーターというやつが追加されたり、各年で色々変化はあるんだけど、この着るこたつの機能で特に重要なのは最大温度のはずだ。

2020年モデルの電源スイッチが腰元に変わったのが良くて買い替えたかったけど、タイマーが90分しか持たないのがきつい。いちいち90分で電源OFFになるのは非常にめんどくさい。(5分10分って設定は絶対いらなかったよな?)

2021年モデルを見送ったのは、足裏とお腹ヒーター問題だけでなく、タイマーの短さと最大温度の低さも気になっていた。
ヒーターが前面になって、洗濯もできるようになったのはとんでもない進化だ。しかし前面ヒーターよりも足裏とお腹の方が重要だし、肝心な最大温度とタイマーは初代からすると、最大温度60度→45度、タイマー8時間→90分に大幅に減少してしまっている。
2018ユーザーの俺からすると、これ実は退化してない?とどうしても思ってしまう。


2022年9月「はい、ゲームエンド」

そして2022年9月、サンコーが生み出した着るこたつに山善がとんでもない解答を出してきた。

https://www.amazon.co.jp/dp/B0BCP4V1WL/より
https://www.amazon.co.jp/dp/B0BCP4V1WL/より
https://www.yamazen.co.jp/news/entry-1797.htmlより
https://www.yamazen.co.jp/news/entry-1797.htmlより


ただ洗濯機で丸洗いできるようになればいいと思いこんでたところに、
まさかの「敷毛布」としても「電気掛敷毛布」としても使用できる3WAY仕様という解答。
完成したとき絶対に開発者は「はい、ゲームエンド」ってつぶやいてたと思う。

ただ残念ながらゲームエンドじゃなかった。
やっぱり足裏ヒーターがない!
なぜだ!なぜここにきてサンコーも山善も、足裏ヒーター排除の方向にいく?
絶対に必要でしょうが!最大温度が53度なのも懸念!

結局、発売後すぐに購入せずにレビューを待った。
そうしたらやっぱり「あまり暖かくない」「足元が冷たい」というレビューがあった。
はぁ。せっかくすごいアイデアを見せつけられたのになんで肝心な足元をおざなりにしてしまうのか。
冬なんて足元が勝負でしょうが。
いくら足元にあったか素材採用したところで、ヒーターに敵うわけないってなぜそれがわからん?

買った。
足裏ヒーターが無いのはわかってる。最大温度53度なのもわかってる。
でも俺には着るこたつの完全体を見届ける義務がある。ここまで愛した着るこたつだけは、他人の言葉に流されず、自分の言葉で紡ぎたい。

やっぱさみいよ!足裏ヒーター必要だって絶対!生地が着るこたつに比べたら薄いからたぶん最大温度60度になっても寒そうな気がする!あとなんでか知らないけど床が結露するよ!

山善さん頼みますよ!自分たちが一体何に手を出してしまったのかよく考えてください!
俺が愛した着るこたつの可能性はこんなもんじゃありませんよ!


2023年もう我慢ならん!

2023年はどうなったか。まず山善。

https://www.yamazen.co.jp/news/entry-1951.htmlより

着やすくなったとか歩きやすくなったとかそれだけで、最大温度は変わらず足裏ヒーターも付かなかった。
そしてサンコー。

https://www.thanko.jp/view/item/000000004221より
https://www.thanko.jp/view/item/000000004221より
https://www.thanko.jp/view/item/000000004221より

足裏全体じゃなく「足先まで」って表現が気になるなあ!
とはいえポケットヒーターと一応足元ヒーターが復活。足元のすき間から冷気が入りづらくなって、タイマーも4時間まで設定できるようになった。かなりいい感じだなと思ったら……

社内で45度派と55度派が闘ってんの?

元々2017モデルが洗濯機で洗えるようになれば良いだけだったのに、
2018で足を出す仕様になってすきま風が入るようになり、
2019,2020で設定温度とタイマーが減少して、
2021で前面ヒーターと手洗いとはいえ洗えるようになったが、設定温度がさらに減少した上に肝心な足裏とポケットヒーターがなくなって、
2022は設定温度とタイマーは増えたけど足裏とポケットヒーターは無いままで、
2023で足元とポケットヒーターが復活したけど設定温度はまた減少して……サンコーさんもう終わりにしましょう……
日本の冬を救ってください。

つくろう!究極完全体!

サンコーさん!
俺が求める「着るこたつ」の究極完全体はこれです!
最大温度60度!
洗濯機で洗える!
足裏と手を暖めるためのポケット部分にヒーター!
タイマーに関しては低温やけどを考慮して減らしたと思うので4時間もあれば十分です!
これだけで究極完全体なんですよ!

2024年の10月待ってます。


めざそう!究極完全体のその先!

ただ着るこたつだけでは究極完全体になれないと思ってます。
そう!手!もっと手を出してキーボード打ったり、ペン使ったりして作業したい!
穴空きなのに指先まで温まるUSB手袋みたいなの出して下さい!
amazon見ればもうあるけど、なんかちゃんとしたやつが欲しいです!


最後に

俺みたいな無謀な使い方は強く止めますが、着るこたつは本当に温かいので、真冬は補助暖房として使って、4月や11月の時期は着るこたつメインで使えると思います。

例年通りならサンコーから10月に新モデルが発表されるので、もう発表まで5ヶ月しかありません。もうすでに今年のモデルはどうなるか決まってるでしょう。

この着るこたつの暖かさと電気代の安さは日本の冬を救う素晴らしい製品だと思ってます。
着るこたつを必要としている人はたくさんいるはずですが、まだまだ知名度が低いのでもっと知ってほしいです。
なにより、これから着るこたつに出会う方たちには、究極完全体の着るこたつを手にとってほしいと心から思います。
もしこの記事を読んで着るこたつに興味を持っていただけたら、「究極完全体が見たい!」と一緒に声を上げてください!

一緒に2024年10月を待ちましょう!

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