ニューカレドニア暴動(ごく個人的な思い)
生まれ故郷のニューカレドニア島で起きている暴動に、自分でも思った以上に動揺してしまってる。根が深い対立なので内戦化する可能性も高いと思う。
もう自分が生きてる間には、自分の生まれた土地を踏めないかもしれない。幼い自分を見守ってくれた人達や、その後訪れた時に良くしてくれた人達も、危険に晒されている(そのうちの1人はすでに殺されてしまっている)。そう思うと切なさを通り越した苦しさを感じる。
日本では「天国に1番近い島」と言われる島にはニッケル鉱山での先住民族カナックの強制労働の血塗られた暗い物語があり、ニッケルの恩恵に預かる全ての人が、その暗い物語の搾取する側である(ニッケルは身近な電化製品のほぼ全てや、100円玉などに使われている)。もちろん私自身も搾取する側であり、今は亡き父はニッケルの輸入のためにニューカレドニアに赴任したので全くもって無関係と言えない。
世界の答え合わせが始まっている、そう感じずにはいられない…。
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