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傲慢なキミと怠惰なぼく

こっそり表に出さない「おきにいり」をもっておくことはとても大事だと思った。



じぶんを守る。たぶん。



ぼくの「おきにいり」はきっと表には出ない、というか出さない。
誰に何を言われることもなく、自分の中の「これがいいんだ」っていう根幹を保ち続けるために、隠し通す。



例えばそれが人だったり、モノだったり、作品だったりする。



誰も知らないだろうな、忘れてるだろうな、だけどぼくの中でこれは大切だからとっておくんだ。そんな「おきにいり」たちがある。



いっこでもいい、たくさんでもいい。



「おきにいり」があると、折れそうなときにきっと支えてくれるし、戦う時にはげましてくれる。



大きな声をあげて推しを推す文化はとても好きだし、商業的な推しは課金だったり、応援の声だったりを届けていないと筆を折ったり、創作をやめてしまったり、活動を停止してしまったり、推しがずっと貧乏だったりするのだけれど、、、(ダイナゼノンは声を上げて推したいひとつ)



ただ、大衆の目に留まっていない「推し」をひっそりともっておくこと。
それは商業的な推しでも、非商業的なものでもいい。



そういうものが、確かに、確実にぼくが折れそうな時にかぎって助けてくれるときがある。



認知されない、他者を介在しない「推し」も時には必要だと思う。


あの時あの場所で拾った石。


あの時あのタイミングでもらった手紙。


なぜかわからないけれどずっと持っている本。



周囲の誰の目にも入ってない「推し」がみんなにもあると思う。



教えてほしいなんてヤボな事は言わない。



大事にしていこうな。こっそりと。




さて、折り入って考えてみたい事が出てきたのでメモがてら書いていこうと思う。

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