いぬのせなか座

いぬのせなか座は、表現と(私の)生のあいだの個人的な結びつき――アトリエ――を具体的に…

いぬのせなか座

いぬのせなか座は、表現と(私の)生のあいだの個人的な結びつき――アトリエ――を具体的に、あるいはひどく抽象的な素材として、考える。http://inunosenakaza.com

マガジン

  • ペンパル

    いぬのせなか座のhとなまけの文通です。奇数番はなまけ、偶数番はhで、たがいにあったこと、考えたことを書きます。週に2回の更新です。

  • 10日間で作文を上手にする方法 Day7-Day12

    多くの「文章術」が巷にあふれる昨今、なぜひとは文章を読み書くのか。 「読み書き能力」の現在に向けて何ができるのか。ありうる「10日間で作文を上手にする方法」とはどのようなものなのか。 歴史を振り返り、現状の制度やデータを確認し、徐々に明確になっていく方向性に自ら絶望しながら、それでも進んでいく議論は「テキスト品質評価指標」の作成へとたどり着く。10日間という日数を超えながら…… 2023年11月に刊行され話題をよんだ『10日間で作文を上手にする方法 Day1-Day6』、待望の続編。

  • 10日間で作文を上手にする方法 Day1-Day6

    多くの「文章術」が巷にあふれる昨今、なぜひとは文章を読み書くのか。「読み書き能力」の現在に向けて何ができるのか。『私的なものへの配慮No.3』が話題を読んだ著者による、新たな(そして決定的な)「文章術」への問い。

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    山本浩貴『新たな距離――言語表現を酷使する(ための)レイアウト』

    ☆いぬのせなか座STORES限定特典①特別小冊子著者の山本浩貴と、共同制作者のh(いぬのせなか座)による、今回の書物をめぐる対話小冊子を同梱します。(「読み、書き、デザインする――三部作をめぐる対話①『新たな距離』編」B6判型、20頁、15,000字)②著者サインご希望の方には、著者(山本浩貴)によるサインが可能です。【ご希望の旨、備考欄にてお知らせください。また、為書き(お名前)をご希望の方はあわせてその旨もご記載ください。】※厚みの関係で、レターパックプラスやゆうパックなど、対面受取でのお送りとなります。--------------私を書き留め、私を並べる。世界が組み換わる。次世代の俊英・山本浩貴(いぬのせなか座)の待望の初単著、三部作で刊行開始。小説、批評、詩歌、デザイン、美術、写真、映画、上演……多種多様なジャンルを行き来しながら言語表現の技術や意義を再定義し、「新しい制作」の、さらには「この私の生」の可能性を拓く、鮮烈な思考と実践と実験の書。本書『新たな距離──言語表現を酷使する(ための)レイアウト』は、三部作のうちの第一作目として編まれ、以後近々に続刊予定。初単著が三部作という前代未聞のデビューに刮目せよ。【推薦】距離を跨ぐたびにねじれる文の跳躍一つ一つが制作に変わる。制作は自己の生の物質的書き換えになる。山本浩貴の思考との出会いは人生を変える衝撃だ。──平倉圭(芸術学)--------------発行:フィルムアート社装釘・本文組版:山本浩貴+h(いぬのせなか座)発売日:2024年3月26日(火)定価:3,400円+税ISBN:978-4-8459-2326-7目次→https://www.filmart.co.jp/books/978-4-8459-2326-7/
    ¥3,740
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    古谷利裕『セザンヌの犬』(いぬのせなか座叢書7)

    [いぬのせなか座叢書7]https://inunosenakaza.com/book/20240617いくつものときとばしょが生きものや物たちのもとで折りたたまれてはひらかれだれもしらない思弁的な時空間がこの体のなかに降りてくる---------------------画家・評論家など多方面で活躍する著者が「自分のすべてがここに入っている」と語る、小説の新たな可能性を示す驚くべき初小説集。連続講座、展覧会の開催にあわせ、ついに刊行。『群像』『早稲田文学』『ことばと』などで発表された作品に、書き下ろしを加えた計7作品を収録。---------------------発行:いぬのせなか座発売日:2024年6月17日判型:111mm×163mm 304ページ造本:無線綴じ(PUR) カバーなし編集:山本浩貴(いぬのせなか座)装釘・本文レイアウト:山本浩貴+h(いぬのせなか座)価格:1,980円(税込)ISBN:978-4-911308-07-3---------------------[著者]古谷利裕 Toshihiro Furuya1967年生まれ。画家、評論家。1993年東京造形大学卒業後、画家として2002年「VOCA展」(東京)、2004年「韓国国際アートフェア・日本現代美術特別展」(ソウル)、2008年「組立」(埼玉)、2011年「第9回アートプログラム青梅」(東京)、2015年「人体/動き/キャラクター」(東京)など、各所で活躍。評論家としても、美術・小説・映画・アニメなど特定のジャンルに限らない活動を展開。『世界へと滲み出す脳』(青土社、2008年)、『人はある日とつぜん小説家になる』(青土社、2009年)、『虚構世界はなぜ必要か? SFアニメ「超」考察』(勁草書房、2018年)など多数の著書が刊行されているほか、2010年~2019年には「東京新聞」美術評を、2020年には「文學界」新人小説月評を担当。1999年11月には、自身のホームページにて「偽日記」(https://furuyatoshihiro.hatenablog.com )を開始。以降「はてなブログ」への移転を挟みつつ24年以上にわたって連日更新されている同ページは、ひとりのアーティストの長期的な日記として、また日本の芸術・思想の特異なアーカイブとして、小説家・保坂和志をはじめ多くの人々から高く評価されている。近年は、「社会的チートの撲滅&死の恐怖からの非宗教的解放」をテーマとする集団「VECTION」(https://vection.world )の主要メンバーとしても活動。---------------------【関連企画】[古谷利裕 連続講座]「未だ充分に尽くされていない「近代絵画」の可能性について(おさらいとみらい)」https://inunosenakaza.com/modern-painting2024年1月から、ゲスト回含め全4回開催。アーカイブ販売中[古谷利裕 個展]2024年6月6日(木)~16日(日)、東京都内にて、約8年ぶりの個展を開催
    ¥1,980
    いぬのせなか座

いぬのせなか座

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いぬのせなか座は、言語表現を中心に、制作や出版、デザインや議論などを通じて、生と表現のあいだの個人的な結びつき=アトリエ、あるいは〈私の死後〉に向けた教育の可能性を、なるべく共同かつ日常的に考えつづけていくための場(制作集団・出版版元・デザイン事務所…)です。詳しくは、以下ページを御覧ください。https://inunosenakaza.com/aboutこのショップでは、いぬのせなか座が制作・刊行した(または一部関わった)書籍を販売しています。各商品の詳細(特設ページ)は、以下にまとまっています。https://inunosenakaza.com/bookご注文いただいた商品の組み合わせによっては、送料の関係で2通に分けての発送とさせていただく場合があります。ご了承くださいますようお願い申し上げます。※海外発送につきましては、ご相談いただけますと幸いです。下のメールアイコンからお問い合わせください。 ※いぬのせなか座商品のお取り扱いをご希望の書店様につきましても、お気軽にお問い合わせください。
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山本浩貴『新たな距離――言語表現を酷使する(ための)レイアウト』

☆いぬのせなか座STORES限定特典①特別小冊子著者の山本浩貴と、共同制作者のh(いぬのせなか座)による、今回の書物をめぐる対話小冊子を同梱します。(「読み、書き、デザインする――三部作をめぐる対話①『新たな距離』編」B6判型、20頁、15,000字)②著者サインご希望の方には、著者(山本浩貴)によるサインが可能です。【ご希望の旨、備考欄にてお知らせください。また、為書き(お名前)をご希望の方はあわせてその旨もご記載ください。】※厚みの関係で、レターパックプラスやゆうパックなど、対面受取でのお送りとなります。--------------私を書き留め、私を並べる。世界が組み換わる。次世代の俊英・山本浩貴(いぬのせなか座)の待望の初単著、三部作で刊行開始。小説、批評、詩歌、デザイン、美術、写真、映画、上演……多種多様なジャンルを行き来しながら言語表現の技術や意義を再定義し、「新しい制作」の、さらには「この私の生」の可能性を拓く、鮮烈な思考と実践と実験の書。本書『新たな距離──言語表現を酷使する(ための)レイアウト』は、三部作のうちの第一作目として編まれ、以後近々に続刊予定。初単著が三部作という前代未聞のデビューに刮目せよ。【推薦】距離を跨ぐたびにねじれる文の跳躍一つ一つが制作に変わる。制作は自己の生の物質的書き換えになる。山本浩貴の思考との出会いは人生を変える衝撃だ。──平倉圭(芸術学)--------------発行:フィルムアート社装釘・本文組版:山本浩貴+h(いぬのせなか座)発売日:2024年3月26日(火)定価:3,400円+税ISBN:978-4-8459-2326-7目次→https://www.filmart.co.jp/books/978-4-8459-2326-7/
¥3,740
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古谷利裕『セザンヌの犬』(いぬのせなか座叢書7)

[いぬのせなか座叢書7]https://inunosenakaza.com/book/20240617いくつものときとばしょが生きものや物たちのもとで折りたたまれてはひらかれだれもしらない思弁的な時空間がこの体のなかに降りてくる---------------------画家・評論家など多方面で活躍する著者が「自分のすべてがここに入っている」と語る、小説の新たな可能性を示す驚くべき初小説集。連続講座、展覧会の開催にあわせ、ついに刊行。『群像』『早稲田文学』『ことばと』などで発表された作品に、書き下ろしを加えた計7作品を収録。---------------------発行:いぬのせなか座発売日:2024年6月17日判型:111mm×163mm 304ページ造本:無線綴じ(PUR) カバーなし編集:山本浩貴(いぬのせなか座)装釘・本文レイアウト:山本浩貴+h(いぬのせなか座)価格:1,980円(税込)ISBN:978-4-911308-07-3---------------------[著者]古谷利裕 Toshihiro Furuya1967年生まれ。画家、評論家。1993年東京造形大学卒業後、画家として2002年「VOCA展」(東京)、2004年「韓国国際アートフェア・日本現代美術特別展」(ソウル)、2008年「組立」(埼玉)、2011年「第9回アートプログラム青梅」(東京)、2015年「人体/動き/キャラクター」(東京)など、各所で活躍。評論家としても、美術・小説・映画・アニメなど特定のジャンルに限らない活動を展開。『世界へと滲み出す脳』(青土社、2008年)、『人はある日とつぜん小説家になる』(青土社、2009年)、『虚構世界はなぜ必要か? SFアニメ「超」考察』(勁草書房、2018年)など多数の著書が刊行されているほか、2010年~2019年には「東京新聞」美術評を、2020年には「文學界」新人小説月評を担当。1999年11月には、自身のホームページにて「偽日記」(https://furuyatoshihiro.hatenablog.com )を開始。以降「はてなブログ」への移転を挟みつつ24年以上にわたって連日更新されている同ページは、ひとりのアーティストの長期的な日記として、また日本の芸術・思想の特異なアーカイブとして、小説家・保坂和志をはじめ多くの人々から高く評価されている。近年は、「社会的チートの撲滅&死の恐怖からの非宗教的解放」をテーマとする集団「VECTION」(https://vection.world )の主要メンバーとしても活動。---------------------【関連企画】[古谷利裕 連続講座]「未だ充分に尽くされていない「近代絵画」の可能性について(おさらいとみらい)」https://inunosenakaza.com/modern-painting2024年1月から、ゲスト回含め全4回開催。アーカイブ販売中[古谷利裕 個展]2024年6月6日(木)~16日(日)、東京都内にて、約8年ぶりの個展を開催
¥1,980
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鈴木一平『教育装置のある生活――新しい生活(表現)様式としての「日記」』

新型コロナウイルス感染症拡大とともに盛んに書かれるようになった「日記」。コロナ禍において人々が感染拡大防止のためにみずからの生活を律し、他者の生活を注意深く監視するなかで、それと並行して(歴史上、教育・監視装置としての側面を持ってきた)「日記」という表現ジャンルが多くの人々によって書かれたということには、はたしてどのような意味があったのか。そしてその後、現在に至るまで続く「日記」ブームとは、言語表現にとって可能性なのか、それとも危うさなのか。自らの第一詩集『灰と家』(エルスール財団新人賞)に、詩の形式の一種として「日記」を収録して以降、様々なかたちで「日記」を論じ制作してきた詩人・鈴木一平による、日記論+日記集成。---------------------目次はじめに新しい生活(表現)様式としての「日記」無症候性の形象――新型コロナウイルス感染症をめぐる言語表現の受動性について言語表現としての「折々のことば」空気の日記---------------------著者鈴木一平(すずき・いっぺい)一九九一年生まれ。宮城県出身。「いぬのせなか座」「Aa」参加。二〇一六年に詩集『灰と家』(いぬのせなか座)を刊行、同書で第6回エルスール財団新人賞受賞、第35回現代詩花椿賞最終候補。主な論考に「詩の媒体についての覚え書―複数の主語的統合が織りなす制作的空間」(『ÉKRITS』二〇一九年五月)、「詩と実在と感覚―言語表現におけるオブジェクトの制作過程」(『三田文學』二〇一九年冬季号)など。「現代詩アンソロジー 認識の積み木」(『美術手帖』二〇一八年三月号)の編集・解説を担当。現在、第二詩集を準備中。---------------------A5判型・76ページ発行:いぬのせなか座編集・装画:山本浩貴(いぬのせなか座)装釘・本文レイアウト:山本浩貴+h(いぬのせなか座)発行日:2024年5月19日
¥1,200
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笠井康平『10日間で作文を上手にする方法 Day7-Day12』

※noteマガジン版(テキスト版)はこちら(https://note.com/inunosenakaza/m/m3ca31d48241d )――――――――多くの「文章術」が巷にあふれる昨今、なぜひとは文章を読み書くのか。「読み書き能力」の現在に向けて何ができるのか。ありうる「10日間で作文を上手にする方法」とはどのようなものなのか。歴史を振り返り、現状の制度やデータを確認し、徐々に明確になっていく方向性に自ら絶望しながら、それでも進んでいく議論は「テキスト品質評価指標」の作成へとたどり着く。10日間という日数を超えながら……2023年11月に刊行され話題をよんだ『10日間で作文を上手にする方法 Day1-Day6』、待望の続編。――――――――本文より《昨日まで僕たちはこう考えていた。基本無料の「文章術」が書かれては消えるインターネットで、低品質なテキストが低賃金で量産された時代は終わるだろうか。大手IT企業がSNSの安全対策と生成AIの開発競争に注力する前から、リテラシー(読み書き能力)の向上は国際課題でもあった。サービス産業化と高齢化が進むこの国では、少なくとも約2,700万人が「書く仕事」に就き、約3,000万人がもう/まだ「書けないひと」かもしれない。「若者の読書離れ」よりも「勉強ぎらいの大人」を減らすべきではないか。だけど、日々をしぶとく生きるのに忙しい大人たちが、加齢とともに衰える「リテラシー」を鍛えなおしたいと痛感したとき、わずか「10日間」(≒文庫本5冊)で何ができるだろう? この問いは、粗だらけの現実を拾い集めて夢見る方法――空想的リアリズムの実践だ。》――――――――目次7  バカにされない「書き方」の勉強法を?8  疲れきった日本語教育の需給ギャップ9  作文練習法の基本要件10 じぶんにぴったりな言葉はなぜ「重い」のか11 現代の文化批評は千年後も使えるか12 あなたの文章をより良くする4つの考え方――――――――著者笠井康平(かさい・こうへい)1988年生まれ。「作家の手帖」編集長。著書に『私的なものへの配慮No.3』(いぬのせなか座)。近著に「文化芸術の経済統計枠組みはいかにしてテキスト品質評価指標体系の開発計画に役立つのか」(『早稲田文学』2020年冬号)、「現代短歌のテキストマイニング――𠮷田恭大『光と私語』(いぬのせなか座)を題材に」、「場所(Spaces)」(早川書房『異常論文』所収、共著者:樋口恭介)。――――――――A5判型・56ページ発行:いぬのせなか座編集:山本浩貴(いぬのせなか座)デザイン:山本浩貴+h(いぬのせなか座)発行日:2024年5月19日イラスト:おりがみたろう Twitter(X):@tsuruoremasenn
¥1,000
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笠井康平『10日間で作文を上手にする方法 Day1-Day6』

※PDF版はこちら(https://inunosenakaza.stores.jp/items/655998413ffe3e0149953142 )※noteマガジン版(テキスト版)はこちら(https://note.com/inunosenakaza/m/m3bd47b420864 )――――――――多くの「文章術」が巷にあふれる昨今、なぜひとは文章を読み書くのか。「読み書き能力」の現在に向けて何ができるのか。『私的なものへの配慮No.3』が話題を呼んだ著者による、新たな(そして決定的な)「文章術」への問い。――――――――発行:いぬのせなか座編集:山本浩貴デザイン:山本浩貴+h発行日:2023年11月11日イラスト:おりがみたろう Twitter(X):@tsuruoremasenn――――――――著者:笠井康平かさい・こうへい。1988年生まれ。「作家の手帖」編集長。著書に『私的なものへの配慮No.3』(いぬのせなか座)。近著に「文化芸術の経済統計枠組みはいかにしてテキスト品質評価指標体系の開発計画に役立つのか」(『早稲田文学』2020年冬号)、「現代短歌のテキストマイニング――𠮷田恭大『光と私語』(いぬのせなか座)を題材に」、「場所(Spaces)」(早川書房『異常論文』所収、共著者:樋口恭介)。――――――――目次1 「生きるために書く」ブラックライティングの文章術2 だれが「情報リテラシー」の警鐘を鳴らすのか3 老いゆく大人の読み書き能力指標4 ウェブが増やした「書き手」のすそ野5 死ぬまで「私」を鍛える理由は?6 みんなが本当に読みたい真実の「文章術」
¥1,000
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【少部数特装本】西野嘉章『眞贋のはざま──オリジナルとコピー』

平凡社よりソフトカバーで刊行された書物(https://www.heibonsha.co.jp/book/b640630.html )の、限定少部数特装版。三方墨塗、カバーなし、角背上製(チリ無し)。装釘・造本は西野嘉章+山本浩貴。※内容は通常版と同一です。【概要】オリジナルが優でコピーは劣なのか。真贋の二項対立図式に異を唱え、書物や美術品、写真、建築など約80点の図版とともに、そのはざまに生み出されてきたものを読み解く。【目次】第1考 「模」(模作;相剥;量産;異版;原画 ほか)第2考 「複」(イミテーション;ムラージュ;ファクシミル;リプロダクション ほか)第3考 「偽」(詐術;捏造;贋作;係争;鑑定)第4考 「写」(描写;複写;原板;印画)第5考 「倣」(複製;複数;印行;符丁 ほか)補遺「鑑」(放射性炭素年代測定;液体クロマトグラフ質量分析;蛍光エックス線元素分析 ほか)【著者】西野嘉章(にしの・よしあき)一九五二年生まれ。東京大学名誉教授。博士(文学)。著書に『十五世紀プロヴァンス絵画研究』(一九九四年、岩波書店)、『博物館学』(一九九五年、東京大学出版会)、『大学博物館』(一九九六年、同上)、『二十一世紀博物館』(二〇〇〇年、同上)、『装釘考』(二〇〇〇年、玄風舎)、『ミクロコスモグラフィア』(二〇〇四年、平凡社)、『東京大学』(監修、二〇〇五年、東京大学出版会)、『チェコ・アヴァンギャルド』(二〇〇六年、平凡社/二〇二四年、平凡社ライブラリー)、『Chamber of Curiosities: from the Collection of The University of Tokyo』(二〇〇六年、赤々舎)、『鳥学大全』(共著、二〇〇八年、東京大学出版会)、『西洋美術書誌考』(二〇〇九年、同上)、『新版装釘考』(二〇一一年、平凡社)、『浮遊的前衛』(二〇一二年、東京大学出版会)、『モバイルミュージアム行動する博物館』(二〇一二年、平凡社)、『インターメディアテク』(二〇一三年、同上)、『装釘考(繁体字版)』(二〇一三年、臺灣大學出版中心)、『前衛誌―未来派・ダダ・構成主義』(外国編)(二〇一六年、東京大学出版会)、『行動博物館(繁体字版)』(二〇一六年、藝術家出版社)、『装丁考(簡体字版)』(二〇一七年、中信出版中心)、『村上善男』(二〇一七年、玄風舎)、『前衛誌―未来派・ダダ・構成主義』(日本編)(二〇一九年、東京大学出版会)、『本草学から博物学へ』(編著、二〇一九年、東京大学総合研究博物館)、『雲の伯爵』(二〇二〇年、平凡社)、『書姿考』(二〇二〇年、玄風舎)、『學舎景』(二〇二〇年、臺灣大學出版中心)、『ことばとかたち―キリスト教図像学へのいざない』(二〇二三年、東京大学出版会)などがある。展覧会企画・図録は『東アジアの形態世界』『歴史の文字』『学問のアルケオロジー』『真贋のはざま』『マーク・ダイオンの「驚異の部屋」』『プロパガンダ1904–45』『グローバル・スーク』『学術標本の宇宙誌』『東京大学コレクション』『鳥のビオソフィア』『維新とフランス』『アントロポメトリア』『形與力』『逸脱美考』『マリリンとアインシュタイン』『東大醫學』『Le Comte des nuages』『植物画の黄金時代』『ルドベック・リンネ・ツュンベルク』ほか多数。二〇一五年仏国レジョン・ドヌール勲章シュヴァリエ受章。
¥3,520
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笹野真『手のひらたちの蜂起/法規』(いぬのせなか座叢書6)

[いぬのせなか座叢書6]https://inunosenakaza.com/book/20231127きっとしかしその通りなのだろう歩んだ先から足跡を否定する音手のひらたちの蜂起 / 法規当然の帰結としてではなく影あのように立ちあがって空を削って燃やす底を打って浮かび上がってくるの波浪振り返ると法が現れる――――――――――― いぬのせなか座叢書第6弾。一切のプロフィールを明かしておらず作品の発表歴も無い、まったく無名の新人による第一詩集。 収録されている詩には一切タイトルがなく、縦書きと横書きが混在し、視覚詩や短歌連作のような特殊なレイアウトのページもある。一行ごとに同語反復めく貧しい論理を形作りながら、それでいて読み進めると、特異な身体感覚も喚起されていく。 高度に抽象的な記述があったかと思えば、一方で動物たちや言葉遊びをめぐる記述も連なる。そうして生まれる奇妙な事物同士の写し合い、にこやかな抒情は、詩歌の読者や作り手はもちろんのこと、ダンスや演劇、美術などに関わるひとにも強く響くだろう。 詩篇の並び順は、いぬのせなか座第1期メンバーで詩人の鈴木一平と主宰の山本浩貴が編集・構成。デザインは、同じくいぬのせなか座の山本浩貴とhが担当。叢書第3弾『光と私語』と同様のプラスチックカバーで、しかしこの詩集ならではの仕掛けがいくつも施されている。【関連ツイートまとめ】https://togetter.com/li/2270161―――――――――――発行:いぬのせなか座発売日:2023年11月27日判型:210mm×90mm 64ページ造本:無線綴じ プラスチックカバー編集:山本浩貴+鈴木一平装釘・本文レイアウト:山本浩貴+h価格:2,300円(税込)
¥2,300
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橘上+松村翔子+山田亮太『TEXT BY NO TEXT』(いぬのせなか座叢書5)

[いぬのせなか座叢書第5弾]密着する思考と発語は、即興を塗り重ね、複数のリミックスを開放する。企画から4年。テクストと上演をめぐる4冊、同時刊行。https://inunosenakaza.com/book/textbynotext★橘上による宣言文的テクスト「NO TEXT宣言」「NO TEXT」全文公開中https://note.com/inunosenakaza/n/n8f7e26980472☆日本タイポグラフィ年鑑2024入選☆第67回岸田國士戯曲賞最終候補(松村翔子『渇求』https://www.hakusuisha.co.jp/news/n51175.html)---------------------詩人にしてバンド「うるせぇよ。」のヴォーカルとしても活動する橘上が、2016年より続けるパフォーマンス「NO TEXT」。読みあげる書物も付き従う戯曲も持たず、身一つで舞台に立ち、言葉を即興かつ高速に発し続けるその試みは、「朗読」や「(即興)演劇」といった既存の枠を超え、限界まで同期させられた思考と発語が新たに生み出す肉体/時間/言葉の存在を、奇妙なユーモアの奔出とともに雄弁に示してきた。今回、いぬのせなか座が叢書第5弾として同時刊行する『TEXT BY NO TEXT』は、2018年に行なわれた「NO TEXT」3公演を引き受け制作される、4つの書物から成る。ヴァーバル・アート・ユニット「TOLTA」のメンバーにして多数のインスタレーション・パフォーマンスにも関わる詩人・山田亮太が、「上演/記録」をテーマに組み上げる新詩集『XT Note』。演劇ユニット「モメラス」の主宰・劇作・演出であり、俳優としても多数の作品で活躍する松村翔子が、実際の事件をモチーフに母と子、障害と虐待を描く渾身の戯曲『渇求』。激しく空転する独白が言葉と意味を脱臼し、代え難いユーモアと切実さを放つ詩集『複雑骨折』などで知られる橘上が、「NO TEXT」での言葉の氾濫に自ら向き合い、その声と批評性を純化、増幅することで成立させた、6年ぶり待望の新詩集『SUPREME has come』。さらに、企画の発端=素材となった「NO TEXT」3公演をテキスト化し、「いぬのせなか座」主宰の山本浩貴がレイアウト、3公演の記録映像が視聴できるURLや本企画に関わる橘上のエッセイも複数収録する『NO TEXT Dub』。「戯曲から上演へ」ではなく「上演から戯曲へ」。あるいは幾つかの即興を素材にして新たに書かれる思考と発語の所在――。自由と従属のリミックスをめぐる4つのプロセスが、次なる上演に向けてここに隣接される。---------------------発売日:2023年01月31日判型:A5変型(130mm×210mm) 各約150ページ造本:無線綴じPUR製本 本文1色刷り グロスPP加工スリーブケース(セット購入時のみ付属):100mm×210mm装釘・本文レイアウト:山本浩貴+h表紙使用作品:ヨゼフ・チャペック『こいぬとこねこのおかしな話』1928年価格:4冊セット=3,300円/1冊のみ=各1,650円(いずれも税込)---------------------[著者]橘上(たちばな・じょう)詩集『複雑骨折』(2007・思潮社)、『YES (or YES)』(2011・思潮社)、『うみのはなし』(2016・私家版)。バンド「うるせぇよ。」ヴォーカル。向坂くじら・永澤康太との詩のパフォーマンスユニット「Fushigi N°5」でも活動。2013年第55回ヴェネツィアビエンナーレ日本館(代表作家・田中功起)によるプロジェクト「a poem written by 5 poets at once」に参加。同年、スロヴェニアの詩祭「詩とワインの日々」に日本人として唯一参加。以降、「LITFEST」(2014・スウェーデン)「SLAMons&Friend」(2015・ベルギー)「Brussels Poetry Fest」(2016・ベルギー)等、海外でのリーディングを重ねる。2016年より本を持たない朗読会/即興演劇「NO TEXT」を始める。松村翔子(まつむら・しょうこ)劇作家・演出家・俳優。2000年より舞台俳優として東京の小劇場を中心に活動。2013年に演劇ユニット「モメラス」を旗揚げし、劇作・演出を始める。メーテルリンク作『青い鳥』で「利賀演劇人コンクール2017」優秀演出家賞及び観客賞受賞。『こしらえる』『反復と循環に付随するぼんやりの冒険』が「岸田國士戯曲賞」最終候補にノミネート。2021年 ジャパン・ソサエティ(ニューヨーク)にて『こしらえる 』、2023年 ロイヤルコート劇場(ロンドン)にて『28時01分』の英訳リーディング公演が上演される。山田亮太(やまだ・りょうた)詩人。詩集に『ジャイアントフィールド』(思潮社)、『オバマ・グーグル』(思潮社)、『誕生祭』(七月堂)。『オバマ・グーグル』で第50回小熊秀雄賞受賞。共著に『新しい手洗いのために』(素粒社)、『空気の日記』(書肆侃侃房)など。2006年よりヴァーバル・アート・ユニットTOLTAで活動。詩をもちいたインスタレーションやパフォーマンスを制作する。TOLTAでの参加展覧会に「あそびのじかん」(東京都現代美術館)、「月に吠えよ、萩原朔太郎展」(世田谷文学館)など。---------------------※セットではなく1冊ずつをご希望の方は以下よりご注文ください。・橘上『SUPREME has come』(いぬのせなか座叢書5-1)https://inunosenakaza.stores.jp/items/637745384292bf45331af3a1・松村翔子『渇求』(いぬのせなか座叢書5-2)https://inunosenakaza.stores.jp/items/63774575ba62e043cf948c97・山田亮太『XT Note』(いぬのせなか座叢書5-3)https://inunosenakaza.stores.jp/items/637745aaf80f1e5d86bc5af9・橘上『NO TEXT Dub』(いぬのせなか座叢書5-4)https://inunosenakaza.stores.jp/items/637745da4292bf45331af40d
¥3,300
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三野新『クバへ/クバから』(いぬのせなか座叢書4)

☆第21回AAF戯曲賞最終候補☆「朝日新聞」(評=長島有里枝)、「artscape」(評=飯沢耕太郎)、「美術手帖」(評=中島水緒)、「BRUTUS」、「悲劇喜劇」など各紙で紹介[いぬのせなか座叢書 第4弾]沖 縄 を 、 い ま 、 東 京 か ら 「 撮 影 」 す る 。https://inunosenakaza.com/book/kuba--------------------- 写真を一種の演劇的手法としてとらえ、「現代の恐怖の予感を視覚化する」ことをテーマに多くのパフォーマンスや演劇、展示作品を発表してきた写真家/舞台作家、三野新。 福岡出身・東京在住のかれが、分厚い「沖縄写真」の歴史と、自らの内なる激しい抵抗感にともに曝されながら、「沖縄の風景」を/に向けて、撮影・編集・発表する。 被写体/撮影者、当事者/非当事者、太陽/影、植物/人間、身振り/視線、沖縄/九州、展覧会/写真集、個人制作/共同制作…… いくつもの「へ/から」の往復の果てで、〈撮影・演劇行為における素材のひとつ〉となった「私」が浮かび上がらせる、「写真(撮影行為)とは何か」という問いと、思考。そして写真たち。 装釘・本文レイアウトは、詩歌集のデザインや、小説の制作などで話題の、いぬのせなか座主宰・山本浩貴+hが担当。かれらにとって初の写真集デザインとなる。 巻末テクストは、三野のこれまでの活動を概観するとともに、今作における方法論を開示する。 写真と演劇のはざまで、さまざまな〈中間=浜〉を経巡りながら模索される、より演劇的かつ仮設的な「撮影行為」+「組写真」の方法論。その先には、はたしてどのような物語が、当事者性が、〈私〉が、ありうるのか―― 新作写真・ドローイング・コラージュ・戯曲はもちろん、これまでの全活動・全写真を振り返り、素材化し、新たな仮設的劇空間を立ち上げる。 三野新、待望の第一写真集。---------------------発行:三野新・いぬのせなか座写真/演劇プロジェクト制作実行委員会発行日:2021年6月30日判型:A4(縦297mm×横210mm) 140ページ造本:コデックス装栞=小冊子:小田原のどか・佐々木敦特製ペーパー:笠井康平装釘・本文レイアウト・解説:山本浩貴+h---------------------[著者]三野新 Arata Mino1987年福岡県生まれ。写真家・舞台作家。ヒッピー部、ニカサン主宰。舞台芸術作品を制作する「写真家」として、「現代の恐怖の予感を視覚化する」ことをテーマに活動。写真展示・パフォーマンス作品の発表や、他アーティスト・雑誌・ファッションブランドとのコラボレーション多数。受賞歴にフェスティバル/トーキョー12′公募プログラム選出、第2回&第4回写真「1WALL」展入賞、TOKYO FRONTLINE PHOTO AWARD ♯04 準グランプリ&ホンマタカシ審査員賞受賞、第19回AAF戯曲賞特別賞受賞など。本書が第一写真集。HP: https://www.aratamino.comTwitter: https://twitter.com/aRanmeno---------------------三野新写真展「クバへ/クバから」https://taa-fdn.org/events/979/三野新・いぬのせなか座 写真/演劇プロジェクト「クバへ/クバから」https://to-from-kuba.com---------------------助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京新型コロナウイルス感染症の影響に伴う京都市⽂化芸術活動緊急奨励⾦
¥3,960
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𠮷田恭大『光と私語』(いぬのせなか座叢書3)

☆第54回造本装幀コンクール 読者賞受賞☆日本タイポグラフィ年鑑2020入選※拡張キットとして使える特製ペーパー「雷乃発声/区境を越える」とあわせてのご購入を、ぜひご検討ください。https://inunosenakaza.stores.jp/items/5ca9a82fb9d5f41cafb7a62a[いぬのせなか座叢書第3弾]私語と定型がゆるく織り上げるこの場所の、この出会いの奥行きに向けて。いつか訪れる、百年生きたあとの葬儀のための第一歌集。https://inunosenakaza.com/book/hikaritoshigo装釘・本文レイアウトは、加藤治郎『Confusion』や岩倉文也『傾いた夜空の下で』等におけるデザインが話題の、いぬのせなか座主宰・山本浩貴+hが担当。同封される栞には、荻原裕幸・堂園昌彦が寄稿。平成の終わりに刊行される、真に新たな、一冊。※Twitterでいただいたご感想などはこちらhttps://togetter.com/li/1330940[推薦文(随時追加 到着順)]駅や広場を暦や行事が群衆のように過ぎていく。たくさんの声。"私"すら群衆の声の一つとして稀釈される。そんな都市の中で"あなた"の声も薄まりながら、でも光のように確かに届く。これはきっと愛や永遠と呼ばれるものだ。――千種創一𠮷田くんの歌は、通常注目されるはずの物事の因果から視線を逸らす、あるいは解像度を下げることによって、世界がもともと持っていた美しさを発見している。既存の文脈の残像が残っているからこそ、彼の短歌は無軌道でアヴァンギャルドなものではなく、どこか懐かしいような抒情性を湛えているのだと思う。――堂園昌彦なにかを伝えようという役目を終えて、とうに元の姿を忘れかけながら、さまざまな声と雑じり合うようにして街のあちこちに響いている。あなたにもわたしにも宛てられてはいないけれど、喧騒の中を抜けて不思議と耳に届くささめきのような、かつて誰かの声だった歌。――山階基相当に長い時間とややこしい思考といくつもの審査を経て並べられたに違いない言葉たちは、けれど自信に満ちた顔つきというよりも、どこか素気なく突っ立っているように思える。ひそやかにひとりの人に視線を送りながら、それでいてたくさんの人々に祝福されたがっているようでもある。いま詩歌は人間の生活の中でいかに機能するのか。驚くべき精度で展開されるその探求と実践がまぶしい。おめでとう。私たちはこの歌集を待っていた。――山田亮太死んだ目で「寺山修司が好きなんです」って言う𠮷田くんと初めて会ったのはたしか夏目坂沿いの居酒屋だったように記憶している。その年の秋、大学の構内でゲリラパフォーマンスでもやろうと思い立ち、彼にも出てもらった。顔を白く塗り、軍服を着せて戦場っぽいことをやらせたらなんだか楽しそうにしていた。警備員さんにやんわり注意されたので謝って移動して、最後は文学部のすぐ脇にあった彼の部屋に行ってメイクを落とした。あれから十年くらい経って、でもこの十年くらい経ったなと思うような時間も、歌集の中には偽りなく含まれていた。――カゲヤマ気象台都市の景色を思い出せない。その手がかりを探ってこの詩集をめくるとそこにあるのは言葉によって異化された街だ。そこでは人々が帽子や手を振り、画面には腐葉土の画像が並び、その片隅で誰かが水薬を噛みしめる。ここに一冊の、言葉だけで組み上げられた世界がある。韜晦しているようで誠実、達観しているふりをしながらもおセンチ。一読すれば𠮷田恭大の目で世界を読もうとしてしまうだろう。小説家は読まないほうがいい、かも。――水原涼毎日を水平に横たわって過ごしていた時期に𠮷田君に呼び出され、デリバリーのチキンライスと1冊の本を渡された。やたら余白の多い歌集だった。チキンライスはその場で食べ、歌集は鞄に入れて1ヶ月ほどが過ぎた。例えば感傷は、傷というだけあってやがて癒えるのだろう。しかしあくまでも客観に留める𠮷田君の短歌はそれを許さず、だからこそ失われず、鞄の外で祈りや光みたいに遍在していた。ぽっかり広がる明るい余白のなかで、ずいぶんとのびのびさせてもらいました。――いつか床子発売日:2019年03月31日 第一刷    2019年07月05日 第二刷    2021年12月06日 第三刷判型:163mm×111mm 280ページ造本:コデックス装 本文二色刷り プラスチックカバー栞=小冊子:荻原裕幸・堂園昌彦装釘・本文レイアウト:山本浩貴+h[著者]𠮷田恭大(よしだ・やすひろ)1989年鳥取生まれ。歌人、ドラマトゥルク、舞台制作者。塔短歌会所属。早稲田短歌会出身。2017年4月より北赤羽歌会を運営。Twitter: https://twitter.com/nanka_daya
¥2,300
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『光と私語』特製ペーパー「雷乃発声/区境を越える」

𠮷田恭大『光と私語』(https://inunosenakaza.stores.jp/items/5c1da4862a28624c2c4d68ca )をより広く深く楽しむための拡張キットです。204ページから始まる連作「ともすると什器になって」の見開きページに重ねることで、あらたな連作+レイアウトがあらわれます。=======『光と私語』第3部のレイアウトは、山本浩貴+hが、𠮷田恭大さんの歌を見開きごとに配置した上で、その2首のなかの言葉をいくつか(テキストとして、あるいは視覚的配置として)選択し、それをもとにオブジェクトを配置することによって成立しています。この特製ペーパーは、『光と私語』の紙面レイアウトを受けて𠮷田さんが新たな連作を制作し、さらにそれを山本浩貴+hがトレーシングペーパー上にレイアウトしたものです。言葉の配置、文字数、オブジェクトとの関係、内容の関連など、極めて多重的、かつ、共同制作すなわち批評、みたいなものになりました。あまりにクリティカルなものになった(と思う)ので、今後も同様のコンセプトで𠮷田さんと新作を制作し、販売する予定です。ご期待ください。(山本浩貴)  =======短歌:𠮷田恭大本文レイアウト・デザイン:山本浩貴+h判型:表紙=185×235mm(厚紙1枚)   本体=163×222mm(トレーシングペーパー6枚)第一刷:2019年3月19日第二刷:2019年4月6日第三刷:2020年10月19日発行:いぬのせなか座※本商品は𠮷田恭大『光と私語』の先行予約特典として制作されたペーパーを、増刷し、商品化したものです。表紙のみ新たに制作されましたが、本体のペーパーには変更はありません。
¥300
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河野聡子『地上で起きた出来事はぜんぶここからみている』(いぬのせなか座叢書2)

https://inunosenakaza.com/book/chijo[いぬのせなか座叢書第2弾]詩を中心に、パフォーマンスやインスタレーションの制作、雑誌・アンソロジーの編集・発行など、多彩な活動を展開しているヴァーバル・アート・ユニット「TOLTA」。その代表である河野聡子による詩=テキストを、山本浩貴+h(いぬのせなか座)が編集・デザインすることで制作された詩集。付属する栞=小冊子には、いぬのせなか座メンバーによる本詩集をめぐる座談会を掲載。作品の細密分析をベースに、時に編集・デザインの制作意図の開陳とその有効性の検証もはさみつつ、幅広く濃密になされた約40日、4万字に及ぶ議論。さらに刊行後、Webにて、様々なジャンルの作り手による、本詩集を発端としたテキスト・作品を掲載(大岩雄典、加藤治郎、郡司ペギオ幸夫、上妻世海、福田貴成、細井岳、町屋良平)。https://inunosenakaza.com/book/chijo一冊の詩集を中心に、多方面から、共同制作と作品化・議論の可能性が模索された。☆『東京新聞』『ちくまWeb』『現代詩手帖』等にて紹介2017年7月17日発行判型:182mm×182mm 106ページ 本文2色刷り編集・デザイン:山本浩貴+h[目次]生物 紙飛行機 家 歩く人 クマの森 専用 一八〇秒 アレンジメント/シンポジウム 生物代替エネルギー推進デモマンダリン・コスモロジー ハロー ブルーブック Cītlallohtihca(星々のあいだに立つ) 星ぼしのあいだに立つ ハンド地上 アンダーグラウンド・テレビジョン とおくから星がふる[栞=小冊子]いぬのせなか座 座談会5 2017/05/21→2017/07/02『地上で起きた出来事はぜんぶここからみている』をめぐって判型:175mm×155mm 28ページ(40000字)・詩(集)にとってデザイン/レイアウトとは何か?・「ここ」に降り注ぐ過剰なままの従属と、〈見ること〉のチューニングによる共同体・全体の多元化可能性 統合はどこにあり、あるいはどのように裂かれているのか?・全体性=《みんな》と個別の〈私が私であること〉の衝突・詩における物質性とパースペクティヴィズム・舞台−出演者−観客が形づくるヒト・モノ間の翻訳関係
¥2,200
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鈴木一平『灰と家』(いぬのせなか座叢書1)

https://inunosenakaza.com/book/haitoie[いぬのせなか座叢書第1弾]散文と韻文、日記と俳句、音と語——互いがまったくの異種でありながら、自らに残されていなかったはずのポテンシャルを形成しあう、環境=レイアウトの制作。繰り返される試行錯誤の見開きが、事物や生物、死後の私による制作の持続を担う、新たな言語を探索する。いぬのせなか座のメンバーとして活動し、『ユリイカ』『花椿』『HAPAX』『現代詩手帖』『三田文学』等各誌に作品・論考を寄稿している鈴木一平の、第一詩集。★第6回エルスール財団新人賞<現代詩部門>受賞★第35回現代詩花椿賞最終候補そのほか、『現代詩手帖』『東京新聞』等にて紹介発行日:2016年11月23日判型:182mm×182mm 124ページ装釘・本文レイアウト:鈴木一平+山本浩貴+h[栞文(付録小冊子)]金子鉄夫 『灰と家』には、フレッドペリーがよく似合うWorld’s Forgotten Boy この小論は次の詩に導かれ展開された思考の成果であり、われわれの蜂起に資する新しい集団性の構成へと寄与することを願うものである。なまけ なつかしさについて山本浩貴+h 『灰と家』を上演するための4つのノート →http://inunosenakaza.com/yamamoto_h.html本編試し読みhttps://drive.google.com/file/u/1/d/0B3_FdUzPA-AyY3dXWWFqUDQzc28/view?usp=drive_open著者:鈴木一平1991年、宮城県生まれ。「いぬのせなか座」「Aa」参加。2017年、第6回エルスール財団新人賞〈現代詩部門〉受賞。Twitter: https://twitter.com/ana_ta_desMail: yoruowa(at)gmail.com詳しくはhttp://inunosenakaza.com/suzukiippei.html
¥2,200
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いぬのせなか座1号

https://inunosenakaza.com/book/inunosenakaza1「新たな距離 Renewed Distances とはなにか。それは、私がものをつくるなかでいくつもにちらばり矛盾しはじめた私らを使って、常に「この私」を救い(投げ)出しながら思考する、その過程において獲得されるだろう多宇宙間の幅の瞬間的な知覚のことである。それは同時に、生きものが新しい人として目ざめる=進化することの、要因、証明でもある。」いぬのせなか座結成から半年間のあいだに積み重ねられた議論、作品、論考等を収録。私らは言語表現のどこに可能性を見、どこに向かって押し広げようとするのか。そこで何が、目的とされるのか。立ち上げ直後に行われた最初の座談会、いぬのせなか座の理論的核の構築を目指して書かれた山本浩貴+hによる大江健三郎論、なまけによる小説、鈴木一平による詩、そして再びの座談会、etc...発行日:2015年11月23日判型:210mm×210mm 178ページ装釘・本文レイアウト:山本浩貴+h[目次]座談会1 2015/05/17→2015/05/31鈴木一平 なまけ 山本浩貴+h・今のぼくがぼくの軸になって生きるべき季節は今日でおしまい・多宇宙の練習としての小説・「私が私であること」を貸し与える・「遊び場」としての余白・余白の差異と共同体・語りと責任・ねこと告白、読みにおける厚みと不変項・ねこは貞子のように手前に身を乗り出してくるか論考新たな距離 大江健三郎における制作と思考山本浩貴+h詩全集 鈴木一平小説ロケットのはなし なまけテキスト共同性についてのノート、絵巻物 山本浩貴+h座談会2 2015/10/17→2015/11/08鈴木一平 なまけ 山本浩貴+h ・ぼくらの時間の尺度を、ぼくらの作業場に限って ・まわりと変えてしまうのは ・タッチと空間、読みのコンポジション ・俳句が俳句であることを、見るということ ・人間を書き換える場所、メディウムとしてのイメージ ・「新たな距離」としてのレイアウト ・詩におけるキャラクター性と法の生成 ・テクストをまねる魂 いくつもの生きものがともにばらばらに思考することに便利なひとつの道具をつくる、転生蜂起のための学校 ・+の思考、素材を変えた変換の成立 純粋言語へ向けた多宇宙らの営みは、いかにして技術を伝播しあうのか索引※試し読みは、以下ページの目次タイトルをクリックすることでご覧いただけます。https://inunosenakaza.com/book/inunosenakaza1
¥1,600
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山本浩貴『言語表現を酷使する(ための)レイアウト――或るワークショップの記録 第1部 主観性の蠢きとその宿』

※PDF版はこちら(https://inunosenakaza.stores.jp/items/655999d0ae8e9e093b94849b )――――――――言語表現から構築しうる生の理論とはどのようなものなのか?時枝誠記や吉本隆明といった日本語をめぐる理論を足場に、生態心理学や認知言語学の知見を用いつつ短歌、俳句、詩を読み解き新たな理論を構築する。いぬのせなか座主宰の山本浩貴が2023年11月現在、単著の序章として書き進めている原稿のうち、第1部のみを抜粋して販売するものである。第0部は『生にとって言語表現とはなにか』(https://inunosenakaza.stores.jp/items/646962d9a89fa500ad7fc8ee)。――――約6万字A556ページ――――目次A 新たな理論に向けてはじめに認知言語学における主体より実践的な理論へB 〈主観性〉と〈物性〉言語過程説主体・素材・場面詞・辞多重的なレイヤー構造としての文触発を〈主観性〉と名付ける〈主観性〉と対応する客体に向けて〈場面〉の二重性――操作と現象〈物性〉と〈環境〉に解きほぐす事物の性質が表現のレイアウトの法となる〈物性〉の露呈する場所C リズムと〈空白〉休止による音のレイアウトリズムから語の生成へ「無音の拍」の発見未分化な〈辞〉無から生み出された過剰さとしての〈空白〉〈物性〉と〈空白〉はいかに関わるかD 〈喩〉のリテラリズムへ短歌的喩〈喩〉という衝突と蠢き〈喩〉を〈主観性〉の傾向・質とする〈表現〉をめぐる指示としての〈物性〉言語表現の根底としての〈喩〉魂の見出しからの逃れ難さとその利用E 〈私〉と〈物〉切れと主体環境の地層としての〈私〉〈主観性〉の相互包摂関係〈素材〉に押し出された〈者〉〈主観性〉のもうひとつのエラー〈物〉の出現、〈私〉の変容可能性F 物化した私と主体化した事物によって編まれる多重的距離距離の重ね合わせ――明示法定型を創造する〈物〉らが行き交う共同体としての〈私〉私の外に私を発見する、その織物第1部定義群
¥1,000
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山本浩貴『言語表現を酷使する(ための)レイアウト――或るワークショップの記録 第0部 生にとって言語表現とはなにか』

※PDF版はこちら(https://inunosenakaza.stores.jp/items/65599ab9f0a6af33beee2e4d )※本作を改稿のうえ収録した単著が刊行となりました。→https://www.filmart.co.jp/books/978-4-8459-2326-7/――――――――いぬのせなか座立ち上げの背景にあった思想やアプローチを、保坂和志からの影響などを中心にまとめた4万字。山本が2023年5月現在、単著の序章として書き進めている「言語表現を酷使する(ための)レイアウト――或るワークショップの記録」のうち、第0部の草稿のみを抜粋して販売するものである。【関連ツイートまとめ】https://togetter.com/li/2168405【続編「主観性の蠢きとその宿」はこちら】https://inunosenakaza.stores.jp/items/654edeaa6a8b0d218bc27b87=====目次なぜいま言語表現を選ぶのか?生と小説を地続きにする小説のリテラリズム表層からその手前側の空間へ書き手の反映とポストフォーディズム生を共同で組み換えるための実験場「私+環境」のレイアウト異種と、死者と、別の時空の私と思考する
¥800
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h『六月二一日』

制作集団「いぬのせなか座」のメンバーとして活動するhが、2012年5月(19歳)のときにはじめての小説として書き、その後おおやけにされないままとなっていた作品。刊行日:2019年11月24日判型:横190×縦130mm 16ページ編集・デザイン:山本浩貴+h 透き通ったシロップのような女の人がいたので、足をかけると、うしろのスーツの男の人は私のくつのかかとを踏み、すみませんと雑踏にまぎれていうと、私は駅の階段をあがっています。時間は三ヶ月分の記憶がない私にもわかるくらいの日の長さで六月を告げています。どこかの外国の言葉で電話をしている女の人はいきなり立ち上がり、身振り手振りでなにかに怒っている。いつか見た映画の中の女の子は大人になり、電車の広告の中からこちらを気にしています。目のわるい私はあの子に会うたびに顔をすこしずつ忘れてしまい、一緒に行ったお祭りの屋台に並んだキャラクターのお面が邪魔をします。「そんな顔じゃない」 あの子は怒りましたが、とてもよく似ている気がするのです。 (本文より)
¥600
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h『2018.4』

https://inunosenakaza.com/book/20184山本浩貴とともにデザイン・小説・詩・批評を発表し、ひとりでも「すべての少年」「盆のこと」ほか多数の小説を制作しているhによる2018年4月のスウェーデン・フィンランドへの旅行記と、写真。笠井康平『私的なものへの配慮 No.3』と同時発売。発行日:2018年5月6日判型:横226mm×縦297mm 32ページデザイン・編集:山本浩貴+hh1993年生まれ。Twitter: https://twitter.com/_ballooningすべての少年:http://inunoesa.tumblr.com/Twitterをはじめ主にWeb上でいただいたご感想などは、以下をご参照下さい。「笠井康平『私的なものへの配慮 No.3』とh『2018.4』に関するツイートまとめ(随時更新)」https://togetter.com/li/1231013
¥800
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『これは演劇ではない DOCUMENT BOOK』(いぬのせなか座:装釘・本文レイアウト・編集協力)

綾門優季・カゲヤマ気象台・額田大志による企画プロデュースのもと注目の若手団体6組+αが参加し、2019年1月3日〜21日までこまばアゴラ劇場にて行われたフェスティバル「これは演劇ではない」。その記録を、一冊に集成。ステイトメントはもちろん、多数の関連イベント、「記者会見」、ワークショップ、事前座談会、並行して編集・刊行されたフリーペーパー、上演された6作品の戯曲、写真、後に行われた反省会、俳優含む参加者らが執筆したブログなど、告知を開始した2017年から本書刊行の2019年までの軌跡を、ページの積み重なりそのものを年譜=Timelineとする編集・デザインによってDocument化する。装釘・本文レイアウト・編集協力は、𠮷田恭大第一歌集『光と私語』や三鷹SCOOLでの連続講座、『美術手帖』インタビューや『現代詩手帖』連載など多方面で話題を集めるグループ=いぬのせなか座の山本浩貴+hが担当。戯曲とその上演記録、さらにそれらを囲うフェスティバル(の記録やコンセプト)を、ともに一種の〈詩〉として紙面上で拮抗・上演させた。さらに、挟み込み小冊子として、『DOCUMENT BOOK+』を付属。渋革まろん氏による「これは演劇ではない」総評のほか、綾門優季、カゲヤマ気象台、山本浩貴の3名によるエッセイも掲載。フェスティバル全体を概観するとともに、『DOCUMENT BOOK』も含めた今回の一連の企画の実行・制作過程で生まれた思考を開示する。演劇にとってフェスティバルとは何か。フェスティバルにとってドキュメント(その書物化)とは何か。書物や言語表現にとって戯曲/上演とはなにか。そして、私たちにとって演劇とはなにか。その試行錯誤のひとつをここに残す。―――――――――――――――― これは演劇ではない。これは連帯の言葉ではない。 私たちの前には問題があり、私たちは常にそこに立ち向かっている。私たちは考え、行動してきた。常に孤独であって、それはこれからもそうだろう。私たちは互いに充分理解し合っているとは言い難い。あるひとつの太陽系が重力の偶然で形成されるように私たちは集まった。私たちは運動している。表現をし、言葉も使う。 これは未来を指し示すかわからないがしかしある重力が導いたひとつの答えだ。私たちの生きている地盤はあやうい。5年後、10年後、世界は同じ世界のままだろうか。今信じられているものが同じように信じられているだろうか。しかし少なくとも今信じているものは信じていたい。私たちは非常にまじめだ。 ここに言葉を残す媒体を作ったのは言葉が足りないからだ。ちゃんとした言葉が必要だ。ちゃんと迷いと信念があり、場合によってはちゃんと後悔され得る言葉が。 これが何らかの意味のあることだとすれば私たちは長いこと続けてはいられない。いずれまた違うことをやり出すだろう。そうしてそれは非常に苦しいだろう。私たちの言葉は常に意味がなければならない。たとえ半分は消費されても、半分は消費され尽くされないように。もし半分が廃れても、半分は生き残るように。そうあることを願う。なぜなら、私たちは演劇に関わってきた。演劇とはつまりあらゆるものということだ。演劇と関わることによって、私たちは自らに責任を課してきた。生存していかなければならない。長生きするためには言葉が必要だ。問いただしを続けることと、世界との関係を持ち続けること。 時代はちゃんと終わるし、断絶は続く。そのことは明確でなければならない。歴史は決して行きつかない。まるで絶望だ。 私たちは劇作家。または演出家。または俳優。またはダンサー。または批評家。または、まだ名前のない何か。 2018年から2019年にかけて生きている。 ここに意味があってほしい。 (綾門優季/カゲヤマ気象台/額田大志)出典:フリーペーパー「これは演劇ではない」01号――――――――――――――――『これは演劇ではない DOCUMENT BOOK』発行日:2019年6月3日判型:横177mm×縦227mm 408ページ造本:アジロ綴じ 本文二色刷り企画・編集・発行:「これは演劇ではない」実行委員会          https://thisisnotthetheater.com装釘・本文レイアウト・編集協力:山本浩貴+h(いぬのせなか座)『これは演劇ではない DOCUMENT BOOK+』(本体付録)判型:横148mm×縦210mm 12ページ造本:中綴じ 本文一色企画・編集・発行:「これは演劇ではない」実行委員会          https://thisisnotthetheater.com装釘・本文レイアウト・編集協力:山本浩貴+h(いぬのせなか座)――――――――――――――――Contents年譜=目次開催概要・参加団体公開全体ミーティング・顔合わせ『これはフリマですカフェ』@リトルトーキョー(清澄白河)webサイトオープン+STATEMENT公開『フェスティバルの記者会見』@山吹ファクトリー 戯曲:綾門優季「フェスティバルの記者会見」 渋革まろん「「これは演劇ではない」記者会見レポート」『ヌトミックのコンサート』@SCOOLフリーペーパー「これは演劇ではない」01号ヌトミック作品レビュー 野村崇明「世界に複数を受胎させるレッスン(ヌトミック『SUPERHUMAN』レビュー)」 灰街令「『音楽化される演劇、演劇化される音楽』(ヌトミック『ヌトミックのコンサート』レビュー)」 伏見瞬「『再野生化するモンスター達〜ヌトミックのコンサートについて〜』」フリーペーパー「これは演劇ではない」02号新聞家のワークショップ「失恋の実践」/新聞家新作公演『失恋』@STスポット ワークショップステイトメント:村社祐太朗「わたしの失恋と宇多田の失恋」 戯曲:村社祐太朗「失恋」フリーペーパー「これは演劇ではない」03号『これは演劇ではない』稽古見学イベント&座談会@都内某所(綾門優季×カゲヤマ気象台×キヨスヨネスク×額田大志×馬場祐之介×日和下駄×松村翔子×村社祐太朗×山縣太一 ゲスト:長島確)フェスティバル『これは演劇ではない』 新聞家『遺影』 戯曲:村社祐太朗 青年団リンク キュイ『プライベート』   戯曲:綾門優季 演出:橋本清 ヌトミック『ネバーマインド』 戯曲:額田大志    オフィスマウンテン『海底で履く靴には紐がない ダブバージョン』 戯曲:山縣太一 カゲヤマ気象台『幸福な島の誕生』 戯曲:カゲヤマ気象台 モメラス『28時01分』 戯曲:松村翔子 公演情報フリーペーパー「これは演劇ではない」04号関連イベント(1)『TalkingKidsHi5!!!!! Series ~School is cool! 第一回〝しゃべろう、うたおう、おどろう、うごきだせ!〟』関連イベント(2)『「山田亮太『オバマ・グーグル』上演のための構想メモ」を実行してみる』関連イベント(3)『これはダンスで?これはダンスで!これはダンスで、、、』『これは演劇ではない』クロージングイベント『アゴラでダンスバトル!これは演劇なのか!?俺がダンスだ、いきなり決定戦!!+イベント少し振り返り』Aokid「『これは演劇ではない』後記」『これは演劇ではない』前半チーム反省会(綾門優季×橋本清×額田大志×村社祐太朗)『これは演劇ではない』後半チーム反省会(カゲヤマ気象台×松村翔子×山縣太一)参加アーティスト プロフィールこれは演劇ではないブログ 1 カゲヤマ気象台 2 綾門優季 3 額田大志 4 山縣太一 5 村社祐太朗 6 Aokid 7 松村翔子 8 額田大志 9 カゲヤマ気象台 10 綾門優季 11 額田大志 12 山縣太一 13 村社祐太朗 14 Aokid 15 山縣太一 16 松村翔子 17 山縣太一 18 山縣太一 19 カゲヤマ気象台 20 綾門優季 21 額田大志 22 山縣太一 23 村社祐太朗 24 Aokid 25 山縣太一 26 松村翔子これは演劇ではない俳優ブログ 1 深澤しほ 2 福原冠 3 山縣太一 4 キヨスヨネスク 5 西山真来 6 串尾一輝 7 畠山峻 8 西山真来 9 日和下駄 10 キヨスヨネスク 11 西山真来※『DOCUMENT BOOK+』Contents渋革まろん「総評」カゲヤマ気象台「lounge talk1」綾門優季「lounge talk2」山本浩貴「lounge talk3」
¥2,500
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橘上『SUPREME has come』(いぬのせなか座叢書5-1)

[いぬのせなか座叢書第5弾]密着する思考と発語は、即興を塗り重ね、複数のリミックスを開放する。企画から4年。テクストと上演をめぐる4冊、同時刊行。https://inunosenakaza.com/book/textbynotext※本商品は橘上+松村翔子+山田亮太『TEXT BY NO TEXT』を構成する1冊です。セットでのご購入をおすすめします。https://inunosenakaza.stores.jp/items/63760a6cabc35c4855f3eaff☆日本タイポグラフィ年鑑2024入選---------------------激しく空転する独白が言葉と意味を脱臼し、代え難いユーモアと切実さを放つ詩集『複雑骨折』などで知られる橘上が、即興パフォーマンス「NO TEXT」での言葉の氾濫に自ら向き合い、その声と批評性を純化、増幅することで成立させた、6年ぶり待望の新詩集。---------------------発売日:2023年01月31日判型:A5変型(130mm×210mm) 150ページ(予定)造本:無線綴じPUR製本 本文1色刷り グロスPP加工スリーブケース(4冊セット購入時のみ付属):100mm×210mm装釘・本文レイアウト:山本浩貴+h表紙使用作品:ヨゼフ・チャペック『こいぬとこねこのおかしな話』1928年---------------------[著者]橘上(たちばな・じょう)詩集『複雑骨折』(2007・思潮社)、『YES (or YES)』(2011・思潮社)、『うみのはなし』(2016・私家版)。バンド「うるせぇよ。」ヴォーカル。向坂くじら・永澤康太との詩のパフォーマンスユニット「Fushigi N°5」でも活動。2013年第55回ヴェネツィアビエンナーレ日本館(代表作家・田中功起)によるプロジェクト「a poem written by 5 poets at once」に参加。同年、スロヴェニアの詩祭「詩とワインの日々」に日本人として唯一参加。以降、「LITFEST」(2014・スウェーデン)「SLAMons&Friend」(2015・ベルギー)「Brussels Poetry Fest」(2016・ベルギー)等、海外でのリーディングを重ねる。2016年より本を持たない朗読会/即興演劇「NO TEXT」を始める。
¥1,650
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松村翔子『渇求』(いぬのせなか座叢書5-2)

[いぬのせなか座叢書第5弾]密着する思考と発語は、即興を塗り重ね、複数のリミックスを開放する。企画から4年。テクストと上演をめぐる4冊、同時刊行。https://inunosenakaza.com/book/textbynotext※本商品は橘上+松村翔子+山田亮太『TEXT BY NO TEXT』を構成する1冊です。セットでのご購入をおすすめします。https://inunosenakaza.stores.jp/items/63760a6cabc35c4855f3eaff---------------------演劇ユニット「モメラス」の主宰・劇作・演出であり、俳優としても多数の作品で活躍、ロンドンでの自作の英訳リーディング公演もひかえる松村翔子が、実際の事件をモチーフに母と子、障害と虐待を描く渾身の戯曲。☆日本タイポグラフィ年鑑2024入選☆第67回岸田國士戯曲賞最終候補(https://www.hakusuisha.co.jp/news/n51175.html)---------------------発売日:2023年01月31日判型:A5変型(130mm×210mm) 150ページ(予定)造本:無線綴じPUR製本 本文1色刷り グロスPP加工スリーブケース(4冊セット購入時のみ付属):100mm×210mm装釘・本文レイアウト:山本浩貴+h表紙使用作品:ヨゼフ・チャペック『こいぬとこねこのおかしな話』1928年---------------------[著者]松村翔子(まつむら・しょうこ)劇作家・演出家・俳優。2000年より舞台俳優として東京の小劇場を中心に活動。2013年に演劇ユニット「モメラス」を旗揚げし、劇作・演出を始める。メーテルリンク作『青い鳥』で「利賀演劇人コンクール2017」優秀演出家賞及び観客賞受賞。『こしらえる』『反復と循環に付随するぼんやりの冒険』が「岸田國士戯曲賞」最終候補にノミネート。2021年 ジャパン・ソサエティ(ニューヨーク)にて『こしらえる 』、2023年 ロイヤルコート劇場(ロンドン)にて『28時01分』の英訳リーディング公演が上演される。
¥1,650
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山田亮太『XT Note』(いぬのせなか座叢書5-3)

[いぬのせなか座叢書第5弾]密着する思考と発語は、即興を塗り重ね、複数のリミックスを開放する。企画から4年。テクストと上演をめぐる4冊、同時刊行。https://inunosenakaza.com/book/textbynotext※本商品は橘上+松村翔子+山田亮太『TEXT BY NO TEXT』を構成する1冊です。セットでのご購入をおすすめします。https://inunosenakaza.stores.jp/items/63760a6cabc35c4855f3eaff☆日本タイポグラフィ年鑑2024入選---------------------ヴァーバル・アート・ユニット「TOLTA」のメンバーにして多数のインスタレーション・パフォーマンスにも関わる詩人・山田亮太が、「上演/記録」をテーマに組み上げる、『ジャイアントフィールド』『オバマ・グーグル』『誕生祭』につぐ新詩集。---------------------発売日:2023年01月31日判型:A5変型(130mm×210mm) 150ページ(予定)造本:無線綴じPUR製本 本文1色刷り グロスPP加工スリーブケース(4冊セット購入時のみ付属):100mm×210mm装釘・本文レイアウト:山本浩貴+h表紙使用作品:ヨゼフ・チャペック『こいぬとこねこのおかしな話』1928年---------------------[著者]山田亮太(やまだ・りょうた)詩人。詩集に『ジャイアントフィールド』(思潮社)、『オバマ・グーグル』(思潮社)、『誕生祭』(七月堂)。『オバマ・グーグル』で第50回小熊秀雄賞受賞。共著に『新しい手洗いのために』(素粒社)、『空気の日記』(書肆侃侃房)など。2006年よりヴァーバル・アート・ユニットTOLTAで活動。詩をもちいたインスタレーションやパフォーマンスを制作する。TOLTAでの参加展覧会に「あそびのじかん」(東京都現代美術館)、「月に吠えよ、萩原朔太郎展」(世田谷文学館)など。
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橘上『NO TEXT Dub』(いぬのせなか座叢書5-4)

[いぬのせなか座叢書第5弾]密着する思考と発語は、即興を塗り重ね、複数のリミックスを開放する。企画から4年。テクストと上演をめぐる4冊、同時刊行。https://inunosenakaza.com/book/textbynotext※本商品は橘上+松村翔子+山田亮太『TEXT BY NO TEXT』を構成する1冊です。セットでのご購入をおすすめします。https://inunosenakaza.stores.jp/items/63760a6cabc35c4855f3eaff☆日本タイポグラフィ年鑑2024入選---------------------『TEXT BY NO TEXT』の発端=素材となった2018年のパフォーマンス「NO TEXT」3公演をテキスト化し、「いぬのせなか座」主宰の山本浩貴がレイアウト。さらに3公演の記録映像が視聴できるURLや、「NO TEXT宣言」など本企画に関わる橘上のエッセイも複数収録。---------------------発売日:2023年01月31日判型:A5変型(130mm×210mm) 150ページ(予定)造本:無線綴じPUR製本 本文1色刷り グロスPP加工スリーブケース(4冊セット購入時のみ付属):100mm×210mm装釘・本文レイアウト:山本浩貴+h表紙使用作品:ヨゼフ・チャペック『こいぬとこねこのおかしな話』1928年---------------------[著者]橘上(たちばな・じょう)詩集『複雑骨折』(2007・思潮社)、『YES (or YES)』(2011・思潮社)、『うみのはなし』(2016・私家版)。バンド「うるせぇよ。」ヴォーカル。向坂くじら・永澤康太との詩のパフォーマンスユニット「Fushigi N°5」でも活動。2013年第55回ヴェネツィアビエンナーレ日本館(代表作家・田中功起)によるプロジェクト「a poem written by 5 poets at once」に参加。同年、スロヴェニアの詩祭「詩とワインの日々」に日本人として唯一参加。以降、「LITFEST」(2014・スウェーデン)「SLAMons&Friend」(2015・ベルギー)「Brussels Poetry Fest」(2016・ベルギー)等、海外でのリーディングを重ねる。2016年より本を持たない朗読会/即興演劇「NO TEXT」を始める。
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【電子版】笠井康平『10日間で作文を上手にする方法 Day1-Day6』

【こちらの商品は笠井康平『10日間で作文を 上手にする方法 Day1-Day6』(https://inunosenakaza.stores.jp/items/654ede6d4c3d4e0034b4f4b6 )の電子版です。「単ページ表示」と「見開き表示」、計2点のPDFデータをダウンロードしていただけます】【noteマガジンにてテキスト版も販売しています。以下を御覧ください。https://note.com/inunosenakaza/m/m3bd47b420864 】――――――――多くの「文章術」が巷にあふれる昨今、なぜひとは文章を読み書くのか。「読み書き能力」の現在に向けて何ができるのか。『私的なものへの配慮No.3』が話題を呼んだ著者による、新たな(そして決定的な)「文章術」への問い。――――――――発行:いぬのせなか座編集:山本浩貴デザイン:山本浩貴+h発行日:2023年11月11日イラスト:おりがみたろう Twitter(X):@tsuruoremasenn――――――――著者:笠井康平かさい・こうへい。1988年生まれ。「作家の手帖」編集長。著書に『私的なものへの配慮No.3』(いぬのせなか座)。近著に「文化芸術の経済統計枠組みはいかにしてテキスト品質評価指標体系の開発計画に役立つのか」(『早稲田文学』2020年冬号)、「現代短歌のテキストマイニング――𠮷田恭大『光と私語』(いぬのせなか座)を題材に」、「場所(Spaces)」(早川書房『異常論文』所収、共著者:樋口恭介)。――――――――目次1 「生きるために書く」ブラックライティングの文章術2 だれが「情報リテラシー」の警鐘を鳴らすのか3 老いゆく大人の読み書き能力指標4 ウェブが増やした「書き手」のすそ野5 死ぬまで「私」を鍛える理由は?6 みんなが本当に読みたい真実の「文章術」
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【電子版】山本浩貴『言語表現を酷使する(ための)レイアウト――或るワークショップの記録 第1部 主観性の蠢きとその宿』

【こちらの商品は山本浩貴『言語表現を酷使する(ための)レイアウト――或るワークショップの記録 第1部 主観性の蠢きとその宿』(https://inunosenakaza.stores.jp/items/654edeaa6a8b0d218bc27b87 )の電子版です。「単ページ表示」と「見開き表示」、計2点のPDFデータをダウンロードしていただけます】言語表現から構築しうる生の理論とはどのようなものなのか?時枝誠記や吉本隆明といった日本語をめぐる理論を足場に、生態心理学や認知言語学の知見を用いつつ短歌、俳句、詩を読み解き新たな理論を構築する。いぬのせなか座主宰の山本浩貴が2023年11月現在、単著の序章として書き進めている原稿のうち、第1部のみを抜粋して販売するものである。第0部は『生にとって言語表現とはなにか』(https://inunosenakaza.stores.jp/items/646962d9a89fa500ad7fc8ee)。――――約6万字A556ページ――――目次A 新たな理論に向けてはじめに認知言語学における主体より実践的な理論へB 〈主観性〉と〈物性〉言語過程説主体・素材・場面詞・辞多重的なレイヤー構造としての文触発を〈主観性〉と名付ける〈主観性〉と対応する客体に向けて〈場面〉の二重性――操作と現象〈物性〉と〈環境〉に解きほぐす事物の性質が表現のレイアウトの法となる〈物性〉の露呈する場所C リズムと〈空白〉休止による音のレイアウトリズムから語の生成へ「無音の拍」の発見未分化な〈辞〉無から生み出された過剰さとしての〈空白〉〈物性〉と〈空白〉はいかに関わるかD 〈喩〉のリテラリズムへ短歌的喩〈喩〉という衝突と蠢き〈喩〉を〈主観性〉の傾向・質とする〈表現〉をめぐる指示としての〈物性〉言語表現の根底としての〈喩〉魂の見出しからの逃れ難さとその利用E 〈私〉と〈物〉切れと主体環境の地層としての〈私〉〈主観性〉の相互包摂関係〈素材〉に押し出された〈者〉〈主観性〉のもうひとつのエラー〈物〉の出現、〈私〉の変容可能性F 物化した私と主体化した事物によって編まれる多重的距離距離の重ね合わせ――明示法定型を創造する〈物〉らが行き交う共同体としての〈私〉私の外に私を発見する、その織物第1部定義群
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【電子版】山本浩貴『言語表現を酷使する(ための)レイアウト――或るワークショップの記録 第0部 生にとって言語表現とはなにか』

【こちらの商品は山本浩貴『言語表現を酷使する(ための)レイアウト――或るワークショップの記録 第0部 生にとって言語表現とはなにか』(https://inunosenakaza.stores.jp/items/646962d9a89fa500ad7fc8ee )の電子版です。「単ページ表示」と「見開き表示」、計2点のPDFデータをダウンロードしていただけます】いぬのせなか座立ち上げの背景にあった思想やアプローチを、保坂和志からの影響などを中心にまとめた4万字。山本が2023年5月現在、単著の序章として書き進めている「言語表現を酷使する(ための)レイアウト――或るワークショップの記録」のうち、第0部の草稿のみを抜粋して販売するものである。【関連ツイートまとめ】https://togetter.com/li/2168405【続編「主観性の蠢きとその宿」はこちら】https://inunosenakaza.stores.jp/items/654edeaa6a8b0d218bc27b87=====目次なぜいま言語表現を選ぶのか?生と小説を地続きにする小説のリテラリズム表層からその手前側の空間へ書き手の反映とポストフォーディズム生を共同で組み換えるための実験場「私+環境」のレイアウト異種と、死者と、別の時空の私と思考する
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【電子版】笠井康平『私的なものへの配慮 No.3』

【こちらの商品は版元品切中の笠井康平『私的なものへの配慮 No.3』の電子版です。「単ページ表示」と「見開き表示」、計2点のPDFデータをダウンロードしていただけます】https://inunosenakaza.com/book/shiteki2018年5月に新メンバーとして加入した笠井康平による散文作品。h「2018.4」と同時発売。「あなたと彼女のことを想う恋人たちによって、562の註釈が施された4万字ほどの文章です。取り扱われる主題にはゲームの規則、書物の歴史、識字率、眼を動かすこと、疲れと悲しみ、出版物流市場、テキストの品質評価、彼の死と私の贖罪、自然言語処理、モノのインターネット、ターゲティング広告、楽しい嘘のつき方、EU一般データ保護規則、その他の私的なものへの配慮が含まれます。生活スタイルの反省と先端トレンドの理解に役立ち、衝撃の面白さに感動すると好評です。」発行日:2018年5月6日紙版発行/2023年11月5日電子版発行判型:横226mm×縦297mm 68ページデザイン・編集:山本浩貴+h★第39回日本SF大賞一次候補作(推薦:樋口恭介)★『Webちくま』『現代詩手帖』等で紹介Twitterをはじめ主にWeb上でいただいたご感想などは、以下をご参照下さい。「笠井康平『私的なものへの配慮 No.3』とh『2018.4』に関するツイートまとめ(随時更新)」https://togetter.com/li/1231013
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いぬのせなか座2号

https://inunosenakaza.com/book/inunosenakaza2「日記という表現行為自体がまとう「私の持続の伝達」もまた、ここへと帰着する。言語表現とは、事物それ自体の描写を目指すものでも、抽象的な概念操作を繰り返すものでもなく、その中間地点あるいは手前において、極めて日常的に、世界と私の何重にも掛け合わさったレイアウトを組み直し続けるための、スタイルだったのだ。」言語表現からダンス、絵画、印刷、異種、共同体へ……山本による長文テキストと、それをもとに行われた座談会を、それぞれ上下並行掲載した小冊子。ならびにそこでの議論をもとにして制作されたドローイング・詩・小説からなるA1クラフト紙。作品と理論を同時に走らせながら、おのれの身体、言葉、日々をレイアウトする。発行日:2016年5月1日装釘・本文レイアウト:山本浩貴+hA1クラフト用紙(1枚)+A5判型冊子(44ページ)+Webデータ(印刷に使用した全テキストデータ)※テキストデータは以下URL記載の各タイトルをクリックし、冊子冒頭ページに記載されているパスワードを入力することで閲覧可能です。IDは「nuretahana」。http://inunosenakaza.com/works2.html[目次]盆のこと  h全集  鈴木一平日記  なまけつよいありんこ(デザイン・ドローイング・DTP)  山本浩貴+h座談会3 2016.02.27→2016.04.27  鈴木一平 なまけ 山本浩貴+h・異種との自由研究の可能性/不可能性・「テキストの手前側の思考」の散策・デモクラティックな日記としての写生・重力と俳句、新たな環境としての魂・ありたちによって作られる身体の外の重力・内面と伝達を発見するダンスカンパニーの制作・外在化された記憶、無数の表現主体を貫く幾種類かの同一性・物理的大きさと芸術の相互陥入、装飾的身体における言語・翻訳と写生が、いかに透視図法を組み替え、身体から遊離した化石を見つけ出すか・不在の環境・生きものらに向けた身体の動かし方、環境の掛け合わせとしての言語
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笠井康平『私的なものへの配慮 No.3』

※PDF版はこちら(https://inunosenakaza.stores.jp/items/654773fee684981850c15f30 )――――――――――https://inunosenakaza.com/book/shiteki2018年5月に新メンバーとして加入した笠井康平による散文作品。h「2018.4」と同時発売。「あなたと彼女のことを想う恋人たちによって、562の註釈が施された4万字ほどの文章です。取り扱われる主題にはゲームの規則、書物の歴史、識字率、眼を動かすこと、疲れと悲しみ、出版物流市場、テキストの品質評価、彼の死と私の贖罪、自然言語処理、モノのインターネット、ターゲティング広告、楽しい嘘のつき方、EU一般データ保護規則、その他の私的なものへの配慮が含まれます。生活スタイルの反省と先端トレンドの理解に役立ち、衝撃の面白さに感動すると好評です。」発行日:2018年5月6日判型:横226mm×縦297mm 68ページデザイン・編集:山本浩貴+h★第39回日本SF大賞一次候補作(推薦:樋口恭介)★『Webちくま』『現代詩手帖』等で紹介Twitterをはじめ主にWeb上でいただいたご感想などは、以下をご参照下さい。「笠井康平『私的なものへの配慮 No.3』とh『2018.4』に関するツイートまとめ(随時更新)」https://togetter.com/li/1231013
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てつき1

https://inunosenakaza.com/book/tetsuki1[メンバーによる作品で構成される刊行物『てつき』創刊号]2018年10月27日に開催された「仙台ポエトリーフェス2018」での朗読原稿、ならびに同年8月25日に行われた『彫刻1―空白の時代、戦時の彫刻/この国の彫刻のはじまりへ』(トポフィル) 刊行記念トークイベントをきっかけに高村光太郎の戦争協力詩をめぐって制作された鈴木一平の新作「高村光太郎日記」をはじめ、詩・小説など最新10作品を掲載。[目次(特に記載のないものはタイトルなし)]p. 2 笠井康平pp. 3-10 鈴木一平「高村光太郎日記」pp. 11-14 山本浩貴「首のわきにたつ着がえ」「つぶれ擬き」「なま砂くずれ」「さかさ覗きこむかさね力の硬」p. 15 hpp. 16-17 文:h 絵:山本浩貴pp. 18-19 鈴木一平pp. 20-24 なまけ「水夫たち」発行日:2018年11月25日判型:A4(210mm×297mm) 24ページデザイン・編集:山本浩貴+h
¥500
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