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2023年上半期ベスト本5選

今更ですが、2023年上半期のベスト本です

実用書編

美しい本屋さんの間取り

2月読了。
建築や間取りという点から見た書店、という切り口が面白く非常に興味深く読みました。

いつもよりも具体的な本づくりの話を。

6月読了。
タイトル通り、小規模出版社の本づくりに関して詳細に書かれている。こちらも興味深く読みました。こんなとこまで書いていいのか!?とちょっと思ったりした。

文芸編

赤い蝋燭と人魚

3月読了。
内容自体は大学の講義でやっていたので知っていたが、改めてじっくり読むと、とてもいい。淡々と語る文章が寂寥感を誘う。

夜空はいつでも最高密度の青色だ

3月読了。
最果タヒ氏による詩集。この頃から詩集にはまり出している気がしています。現代社会の息のしづらさを表現した(と私は解釈した)詩がうつくしい。

ポエトリー・ドッグス

4月読了。
ふんわりした優しい文で書かれる、犬のマスターと「ぼく」のやり取りがよかった。喪失へ向き合うことが描かれていると解釈しました。

以上、5冊でした。

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