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自分の中にある「檻」からの解放

こんにちは。

昨日から発達に関する学びの共有をスタート致しました。
ただ、そもそも「成人発達理論」というものが日本ではまっだまだ一般的なモノではないと思います。

発達理論の日本での受容状況

加藤洋平さんは、日本では、成人発達理論の認知のフェーズは終わり、普及のフェーズに入ってくるタイミングなのではと仰っていました。
それを個人や組織の発達に実践的に活用できるかが、今からだと。

恐らく、日常的に教育・発達・コーチ・HRなどに関わっている方々。
その中でも、エグゼクティブやアッパー層を対象とする所では、知っている・理解している・聞いた事があるという段階なんだと思います。

ただ、僕が日常的に関わる場所では、ほとんどの人が聞いた事もない段階です。
そういう意味でも、僕の役割の1つに難解で触れることがないけれども、多くの人に必要になってくる情報・知識をお伝えすることがあるのではないかと日々考えています。

もちろん今後も何度も出てきますが、分かりやすくすることは大きなリスクと隣り合わせなので、しっかりと学び考え僕自身がまず発達することが不可欠であると理解しています。(特に日本では、新しい概念を流行りワードとして「消費する」傾向が強いと感じます)


3つの知識

ドイツの哲学者ユルゲン・ハーバーマスによると、知識には下記の3つの種類があるそうです。
・テクニカルな知識
・プラクティカルな知識
・イマンシパルな知識

emancipation(イマンシペイション)

emancipation 〔政治的・社会的な束縛や圧迫からの〕解放 

発達理論とは、自分自身が知らず知らずのうちに入っている目に見えない檻(意識、発想、価値観)からの解放に大きく貢献するものである。

ここは発達理論の鍵の1つだと思いますが、そもそも発達は現状に不満・課題・問題・不足・閉塞といった感覚を持っていない限り、起こりにくいものであると僕は考えます。
だって、今に満足しているなら、それでいいですから。

そういった苦しみを感じていながら、その原因や解決方法が見えない状況に1つの光を射してくれるものではないかと、感じます。


僕が発達理論を学ぶ1つの目的

僕は、苦からの解放・悟り・解脱といった仏教的な学びと、発達理論や心理学を自分の中に統合し、それを強みの理論と更に統合することで、人間の可能性の1つを見ることが出来るかもしれないと感じています。
だからこそ、統合の前に細分化が必ずある様に、まずはしっかりと発達理論を学び、後の統合に繋げていきます。

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