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眼から見る犬の不自然さ

今日は、め

犬という動物は目の大きさや形状、色までも様々。
とりわけ、大きなウルウルした瞳は私の心をわし掴みにし離しません。
あの瞳を使って、今まで何頭の犬たちが新しい家族をゲットしてきたことでしょう。もはや魔物と言っても過言ではありません。

そんな眼、ですが
大きすぎる眼球は傷が付きやすかったりもします。
多頭飼いの場合は、ケンカやちょっとおててが当たったりすると傷がついてしまします。眼球が大きくなくとも傷はつきますが、出ている面積が広ければ、それだけ傷つくリスクは高まります。

傷がついた後は、お決まりの目薬コースとなることが多いかと思いますが、
あなたは愛犬に目薬をさしたり、軟膏を入れたりできるでしょうか?
「そもそも目薬の必要性がねえ」ということはとりあえず置いておき、ケアができるかっていう話ですよ。
不自然だからこそ、犬に目薬をさすなどのケアが必要になるのです。
シーズーやチワワなど顔の面積に対して眼球の大きい犬種は覚悟が必要かと。

マズルが短い犬種(短頭種)は、涙や目やに問題を抱える子もよく見かけます。
短頭種は、色々と悩ましいことの多い犬種たちです。

目やになどは、体の形状だけでなく食べ物にも左右されますが、体の形状がリスクを高め得ることは覚えておいた方が良いでしょう。

さらに、に触れてみます。
瞳の色がブルーの子を「ブルーアイ」と呼ぶのですが、ブルーアイは弱視だと昔から言われています。
「優れた嗅覚や聴力で視力をカバーしている説」もありますが、
経験上、ペットの犬は視力に頼っています。
人間の頼り方とは違う部分もあるかと思いますが、判別に目も使っているのは飼っている人ならわかるはず。

で、ブルーアイは弱視なので神経質だとも言われます。
シベリアンハスキーなんかが良い例ですね。視力が弱い分、警戒心が増すのは当然です。
個体差がありますので、ブルーアイじゃなければ温厚ということではありません。ハスキーだって温厚でおっとりさんはいるのです。

私が若い頃はハスキーブームでした。(日本人には)珍しい犬種がバカ売れした訳です。
ハスキーは頭が悪い、という話も昔よく聞きました。
ハスキーの悪評は人気に便乗した乱繁殖の結果、過剰な神経質さんなどを産み出し、大型犬の飼い方も知らない人たちが手を出した結果手に負えなかった。
というのを犬のせいにした、いつものパターンですね(棒)。

こんなに風に眼一つとってみても、犬という動物は不自然な生き物なのです。
不自然だからダメの烙印を押すのではなく
そんな不自然を今日も愛して、共に生きましょう。

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全てのペットと飼い主に幸あれ。
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