テンション爆上がり★京都・六道まいり諸々日帰り一人旅
六道まいりの期間(8月7日~10日)というのは盂蘭盆なのですが、そのうち7日~9日で西福寺の九相図が観れると知り、いざ8月7日に行って来ましたよ京都!
思えばこのために数ヶ月仏教について調べた・・・頑張った、わたし偉い。
1年のうちたった3日間しか見られないだなんて、特別感あるわー!
などとテンション爆上がりで行ったので、そのレポートのようなものを良ければご覧くださいませ!
※だいぶ長文です
1.京都河原町駅から西福寺へ
阪急十三駅で京都線に乗り換え、終点の京都河原町駅下車。
とにかく京都の夏は暑いので熱中症対策バッチリで来たのですが、チラホラ雲もあり、チラホラ風も吹き。
思ったよりも酷暑というふうでもなく一日快適に過ごせました。
駅から途中、鴨川や建仁寺を横目に徒歩約15分すると西福寺があります。小ぢんまりしていますが、お詣りに来る人が多い。
「おおう!これがあああ!!」と、挙動不審になりながら境内に入ると九相図を観覧できるのは10時からとお聞きしました。
10時になると室内に入り僧侶さんが説明してくれます。
それまでまだ時間があったので、先に六波羅蜜寺へ行って10時前に再び西福寺へ。
九相図拝観料300円支払うと御札をいただけます。この御札は自宅の仏壇に「行ってきましたよ」といった報告みたいに置いてくださいとのこと(仏壇がなくても保存方法自由)。
※帰宅後に御札の形はもしかして、檀林皇后の帷子を模したのかな?と思ったのですが、どうでしょうね。
10時きっちりくらいに僧侶さんから九相図のご説明をいただくと、その後、同じ部屋にある地獄絵図(六道十界図)のご説明に移り、合計約20分とても引き込まれるお話に感動しました!
説明後、少しだけ質問させていただきながら、仏教を自分で調べてまとめたノートを見ていると、僧侶さんがノートを覗き見てボソッと「すごい」と言ったのを聞き逃さなかった私は心の中でめっちゃドヤ顔。
よっしゃ褒められた!!ワイは褒められて伸びんや!!よっしゃありがとうございます!!
2.六波羅蜜寺と六道珍皇寺
九相図を観るまでの間、先にすぐ隣くらいにある六波羅蜜寺へ行きました。
そこまで深く調べずに行ったのですが、私の心情的にも特別感がありました。
本堂へ上がり、参拝。左側におみくじがあったので折角だしと引かせていただきました。
その後お土産を見て・・・
よっしゃあああ!空也上人のアクスタァァァ!!
実はしばらく前に六波羅蜜寺公式SNSで、空也上人のアクスタの販売を始めたというポストや実際に購入した方のポストを見たのもあり、失礼ながら「あら素敵」と思ってまして。
みんな大好き空也上人のアクスタを友人の分も購入しました。
(現在、私の部屋の棚にある亡き母の写真の横に空也上人のアクスタを置いているのですが、その棚だけ特別な空気が漂っています笑)
六波羅蜜寺を出ると今度は六道珍皇寺へ。
六道珍皇寺前の道には大きく「六道まいり」と書かれた垂幕があり、お寺の周りにはさっきより人が沢山。
六道の辻は、この世とあの世の境目。
歴史と人々の想いを感じます。
六道珍皇寺の門の横には六道の辻の石碑があり、それを横目に境内に入ると「槙」が売っていました。
ここで私は思ったのです・・・・槙とは・・・
はい無知!無知きました!
後日、歴史や神社仏閣にとっても詳しい兄(他意はないんやで!笑)に聞いたところ、高野槙は供花のようにお墓にお供えするものらしいです。
その後、昼食には少し早かったのですが、近くにあったカフェ「SAGAN」でおばんざいとアイスカフェラテをいただきました。
店員さんみんなピッチピチ(死語)の女性でキャッキャしていました。かわいいな。
3.安井金比羅宮から色々散策、帰路へ
ランチを堪能していると、友人から「安井金比羅宮が近いからよければ行ってみて」とLINEが。
・・・は?なんやて?そない言われたら行くやろコレ。
というわけで行ってみました。
3-1.安井金比羅宮から建仁寺へ
八坂神社への道路を挟んで安井金比羅宮があり、大きい鳥居には「悪縁を切る」と書いてあることから、そういえば教えてくれた友人が以前ここへ来ていたなと思い出しました。
とてもご利益のある神社だそうです。
鳥居をくぐると右側に電子案内があり、メニューをタップすれば安井金比羅宮の詳しい説明が表示されます。
中へ歩いてゆくと「縁切り縁結び碑」がありました。
その穴を潜る観光客の姿。
このあたりで結構海外からの観光客をよく見かけましたが、皆さんとても興味深そうに説明を読んで参拝していました。
見習わないと・・・
安井金比羅宮から八坂神社へ行くか建仁寺へ行くか迷ったのですが、人混みが嫌なので建仁寺へ。
栄西禅師が開山し中国から持ち帰った茶種を日本で栽培し、喫茶の法を広めたことで有名な建仁寺ですが、落ち着いた雰囲気で境内がかなり広い!
法堂がなにせ大きい!!!
のんびり巡りながら法堂の中を参拝しようか考えていたものの、今回は断念。
絶対また来ます!
3-2.鴨川でぼんやりしつつドトールでクールダウン
建仁寺を出て鴨川沿いを歩きます。
丁度いい風が吹いていて、暑いのには変わりないものの、大きくてキレイな川を見るととても心地良い。
川沿いにベンチがあったので、空いているところに座って塩分チャージと常温のエビアン飲んで、日傘差しながらものっすごいボンヤリしていました。
・・・めっちゃいいやん、大事やん、こういう時間。
暫くして近くのドトールで一旦クールダウン。涼しいったらありゃしない。
そうしていると歴史や神社仏閣にとっても詳しい兄(他意はないんやで!!笑)からLINEで「国立博物館があるよ」と。
・・・は?なんやて?どないしよ・・・クールダウンしたし行くやつやんコレ。
そんなわけで行ってきました。
3-3.京都国立博物館から帰路
京阪電鉄「祇園四条駅」から電車で「七条駅」へ。
七条駅の4番出入口から七条通を歩いて約10分で「京都国立博物館」に到着。
「密教図像の美」という特別展示が開催されていたのをメインに、3階から下への順路で展示物を観覧しました。
土器や土偶、陶磁器もありましたが、
人や馬の埴輪を見て小さい頃によく観た某教育テレビ番組のテーマ曲が頭の中でエンドレス再生してましたよ。
世代の人が行ったら絶対頭の中流れるって!!
ひんべえがおったんやから!!(笑)
国立博物館を出て、道向かいにある「三十三間堂」にも行きたかったのですが、タイムアウト。
絶対また来ます!(2回目)
来た経路を戻って、再び京都河原町駅から阪急電鉄で帰りました。
おわりに
1日があと2時間、いや3時間あれば!!!(笑)
改めて京都が歴史深く、日本人としてきちんと学び考えることの多い場所だなと思いました。
それでなくとも自分自身の心を洗うことができます。
来年も行ければ是非行きたいな。
けど、酷暑は嫌やで。
ここまでの長文を読んでいただきありがとうございました!
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