手づくり園グッズで指定と個性について考えた話。
二ヶ月遅れでついに始まる新生活。ということで、やっと今週諸々の「手づくり園グッズ」をこしらえ出したハイパースロースターター母いぬはらです。
これまでもちょくちょく手づくりはしてきたのでまあなんとかなるかなと。
見事なまでに実用性が無いものばかりだけど…
リメイク自信作!だったけど…
型紙ありのものやざっくりとしたサイズはあるものの、色柄やアレンジは自由。
ということで布だけ娘に選んでもらいダダダとミシンを踏み順調に可愛すぎるグッズ達が出来ていきました。た…楽しいっ!
最後に大きめの袋物にかかったのですが理想的な布が無く(買いにも行けないしね)、以前娘に作った服をリメイクすることに。
ミシンを買って初めて手作りした服なので、荒い縫製を解きながらノスタルジーに浸ってしまいました。
完成して娘もめちゃくちゃ気に入ってくれて、これで新生活準備万全★と思ったのですが、改めて資料を見て気付く…
サイズが指定と違いすぎた。
しかも「ここだけは守ってね」という細かい仕様もアウト。
こんなに可愛くできたのに…!!
お蔵入り。
園グッズはsns載せないと決めていたのですが、お蔵入りしたので載せちゃう。
蘇る私のハミ出た思い出
ショックを受けつつも園側のオーダーは「○○が入るサイズ」ということで実際それに合わせて作成していて、縦に入れるか横に入れるかという違いのみ。仕様の注意点もまあ完全にアウトって訳じゃないし、もうこのままでいいんじゃない?という考えが頭を過ぎりました。
けどそこで、かつての自分のことを思い出す。
布物製造のプロを母に持ち、園や学校グッズは大抵規格外またはギリギリのものを持たされていた私。他のみんなと違うことは嬉しい。けどちょっぴり恥ずかしい。と思う場面も結構あったのだ。
何故なら必ず、枠をハミ出していることを咎める人がいるから。プライベートなら構わないけど、集団に入ると必ずいる。
教育関係の方には叱られそうなんですが、小2くらいの頃私の教科書を全てカルトナージュの要領で母がデコってくれたことがありまして。私も初見ではメッチャ可愛い💕と大満足だったのですが、学校に持って行ったら批判の嵐。女子は可愛いけど先生に見つかったら怒られるかも😥と心配してくれ、男子は絶対いけない!違反!すぐ剥がすべき!先生に言いつける!となぜかメチャクチャ怒っていた。
そのうちの一人が異常なくらいにしつこい正義マンで、言っていることの正当性よりもそのしつこさに腹が立ったのを覚えている。他の子が興味を無くしてからも一人で責め続け仕舞いには母を侮辱することを言い出したのでついやり返してしまい、先生に諌められる形でなんとなく終わった話。(ちょっと今のsns界隈みたいですね)
きっとこういうこともあるかもな。
と、まったく別の布で作ることにしました。
社会の指定を守りながら、個性も守る。
守るものが多くて親は大変だほんと。
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