創作ネタ（2023/7/1）:コピー能力者の新しい使い方&倒し方私案

1.コピー能力者から引き分けや勝ちをもぎ取られないためにはどうするか

よくバトル漫画で「コピー能力者」というのがいます。
メカニズムはともかく、目の前の相手の能力をコピーして使ってくるやつ。
こいつが出てきたら基本引き分けになっちゃう（場合によっては相手がビビってるうちにふつうに隙を突いて勝つし、それでここまで勝ち抜いてきて今回の相手の前に立っている）のです。
ということで、今回の相手は、どうやって引き分けや勝ちをもぎとられないか、言い換えれば自分の引き分けや負けをどう回避するか、勝つか、というのが話の腕の見せ所ってやつです。

2.「コピーの食い合わせ」理論その1・メドローア強制自爆

んで、新しい展開を考えたんですよ。
何かというと、「前回と今回でコピーした能力の相性が悪くて負ける」というのはどうか、という。
『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』で言えば、メラ（火炎呪文）系とヒャド（氷系呪文）系をバランスよく組み合わせて使うメドローア（極大消滅呪文）というのがあり、それを強制的に作らされて自分が喰らう、というイメージです。

たとえば、コピー能力者が発火能力者と氷結能力者を相手に連戦して、さっきまで高体温体温だったのに、冷気攻撃したら、ヒートショックで心臓を押さえて苦しみ抜いてダウンするやつ。
（悪いサウナーの着想だ）
これはメドローアよりはマイルドなシチュエーションですが、なったら相当キツイダウン状態でしょうね。

3.「コピーの食い合わせ」理論その2・賢者モード強制自爆

あと、コピー能力者があらかじめ何らかの能力を吸った後で、悪意あるデータ系キャラの知識を吸うことで、「知識と悪意を両方喰らい、コピーした能力を自爆に使わされてしまう」というのも考えたのです。
ちなみに今回は「知識があり分析も万全で司令塔ないし参謀をやっており、しかし本人は実践能力を欠き、新展開にも弱いキャラ」のパターンを「データ系キャラ」と言っています。（『幽遊白書』とかのDr.イチガキとかですね）（さっきからたとえが古すぎねぇか？）
要するに、コピー能力者vs.データ系キャラ、夢の対決というやつです。

コピー能力者が謎の敵の行動をコピーしようとするが、何をやっているのかサッパリわからない。
挙句、
「行動だけ真似しても意図が読めていないから分からんのだ」
と煽られてしまう。
なので、意図までコピーしたら、相手の意図がなんと
「さっき吸った別の相手の能力を使って自爆技を使う」
ことだったため、気が付いたら自爆してしまう。
実はさっきまでの変な動きは全部ブラフで、コピー能力者に意図を読ませることが本当の狙いだった。

データ系キャラは言う。
「私は非力だ。力については知識でしか知らん。だが、だからこそ、これができるんだぜ」
そして、メチャクチャ悪い顔で笑う。
「それに、こんな使い方を、自分や仲間の体でやったら、ひどい目に遭うのは分かってたからな。敵でありがとう！　アバヨ！」
そんなの。

4.他にもいろいろダシが出るネタだと思うので是非どうぞ

コピー能力者対策、他にもいろいろダシが出るネタだと思うので、是非どうぞ。
（たとえば、今回はやりませんでしたが、能力コピーのメカニズムを考えてそこから攻略、というのが多分ダシのたくさん出るポイントになると思います）