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【久遠の呪祓師】に登場する『楢崎邸』を、作者本人が作ってみた【マイクラ大正建築部】④

※こちらは作者の個人的な趣味であり、プロモーションの意図は一切ございません!

さて、今回もマイクラ大正建築部、始めていきます。
前回はコチラ。

今回は、作中で描写のない生活スペースをご紹介。
メイド姉妹のカヨ、キヨが普段働いている部分です。

【第弐話】に登場しない部分――一階生活スペース

まずは、ちょっとだけ登場する台所から。

台所

メイド姉妹の主な仕事場のひとつです。
八百屋の小僧がやって来る勝手口と、メイド姉妹の休憩スペースになっている一角が登場します。
かつては大人数の食事を賄っていたため、設備が広く食料庫も広いです。
大量の食器類も戸棚に保管されています。

使用人部屋

休憩スペース横の扉の奥は、メイド姉妹が寝室として使う部屋があります。
以前まで、執事と女中頭の両親と共にここで暮らしていたのですが、今は姉妹ふたりきりです。

次は、一家が使う生活スペース。

お風呂

お風呂です。
昔のお風呂を意識しました。
ユニットバスなどありません。タイル張りの湯舟です。
外から薪をくべて沸かします。
来客が使えるよう、少し大きめです。
水道は通っているので蛇口はありますが、湯舟は井戸水を運ぶ事が多いです(だいたい零とハルアキの仕事)。

はい、トイレ。
というより、「厠」ですね!
昭和を見ている人しか分からないだろうこだわりを詰め込みましたよ!
入って右側のタイル張りの穴は何ぞや? 男性用小便器です!
個室はもちろん和式!
当時、白い陶器の便器とかなかったです!
柄入りの陶器か、穴に板! 分かるかこれ?
そして、手洗いの流しもコンクリートで固めた四角いもの。
どことなく色々と染みついてる感が出てたら嬉しいです!

次は、階段を挟んだ反対側にある洗濯場。
物置きと兼用になっています。
洗濯はもちろん手洗いです。天気が良い時は、外でタライに入れて踏んだりします。
ここは、階段裏の物置きスペースと繋がっていて、普段使わないものが納められていますが……

洗濯室&階段裏物置き

火気厳禁ですよ。

そして、裏口を出た物干し台。
ここに井戸もあります。
手押しポンプは、この時代まだ普及が微妙かな? という気がして、一応釣瓶って事にしました。

物干し台&鶏小屋

鶏小屋もあります。
庭の草の種や虫をつっついて、勝手に卵を産んで増えます。
たまに脱走しますが、あまり気にしません。
増え過ぎたら、〆て食べます。

以上、大正時代の生活感を詰め込んでみた部分でした。
次回はいよいよ、零とハルアキの私生活に潜入!

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