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カードゲームオタクが【完全無料でPCゲームが遊べる】eスタジアムなんばに遊びに行ってきました！！！！

イヌ科

1.まえがき～貧乏学生のお前らに告ぐ～

　どうも、イヌ科です。
　先日誕生日を迎え、とうとう27歳無職が爆誕してしまいました。
　20代後半という人生で1番脂の乗った時期(ワイ調べ)を丸々2年働かずに過ごしています。周りには「まだ若いから大丈夫だよ」と言われ続けてきましたが、もうアラサーと呼ばれる年齢になってこの醜態を晒してしまうのはそこそこクるものがある。
　これを読んでいる学生のみんなは絶対に俺みたいにならないでほしい。家にこもってたまに記事を書き、徐々に死に近づく20代後半はあまりにみっともなさすぎるから……


　突然ですが皆さん、ゲーミングPC持ってますか？

　ゲーミングPCとは、その名の通りゲームをするためのPCです。
　詳細は省きますがこれに積まれているあれやこれやがないと、流行りの3Dで動くゲームがカックカクになってしまいます。(もちろん例外はあります)
　流行りのAPEXなんかをPCでプレイしようと思ったらまあ間違いなくゲーミングPCが必須になるでしょうし、Steamとかで売っていればPS4とかSwitch用のゲームをPCでヌルヌル動かすこともできます。

　かくいう僕は昔YouTube始めようと思い立ったときに買った動画編集ができる＝ゲーミングPC相当スペックのPCを持ってます。YouTubeは挫折しました。
　あれはまだ働いていた3年前、会社のボーナスが出たタイミングで買った覚えがあります。意味もなく分割払いにして分割の清算を毎月忘れて無駄にお金がなくなっていったのもいい思い出です。(これはバカエピソード)

　そのお値段なんと………15万円！！！！！！！

　思えば僕のフォロワーってデュエマ関連の方が多いんで、この記事をデュエマが趣味だという中高生くらいの方が見ていることも想定できます。
　そんなキッズたちに教えてあげます。今をときめくストリーマーが楽しむAPEXとかがちゃんと動くPCを買うにはこれくらいの投資が必要です。
　15万ですよ15万。僕は他にも周辺機器をいろいろ買ってるんでPC関連の投資は20万円超えてるんじゃないかな。
　ほかの人も差はあれどだいたい10万以上出してる人がほとんど。とても子供に用意できる金額じゃありません。

　つまりPCゲームは大人の遊び！
　どうしてもPCでAPEXがやりたきゃママに土下座するんだなァーッ！！


　…さて、今回はそんなキッズたちに救いの手を差し伸べる記事になります。
　eスポーツカフェ。1時間300円くらいでゲーミングPCを触らせてくれる、夢のような施設です。
　昨今のeスポーツ需要もあり、今じゃ街に出ればどこでもあるんじゃないかな。

　前回記事、そんなeスポーツカフェの中でもとんでもない存在をスポタカの高橋専務に教えてもらいました。
　それがeスタジアムなんば。名前だけ聞くとどこにでもあるeスポーツカフェですね。

　さて、ページ内に料金表が載ってるので見てみましょう。

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　は？

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　無料？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？


　事前に予約を取る必要はありますが………
　無料！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！


　僕も大人になりました。別に家でPCゲームができる環境はありますし、無職でも貯蓄はあるので人並みに買い物はするしゲームの課金もします。
　そんな僕ですら無料という甘美な言葉には惹かれざるをえません。それはおそらく学生時代に植え付けられた貧乏精神がまだ残っているからでしょう。
　毎月のお小遣いは我慢。昼飯代としてもらった500円を100円しか使わず貯金。コンシューマーゲームなんてとんでもない、家でやるのはスペックの低いPCでもギリギリ動く無料ゲームやガラケーのクソつまんねえアプリばかり(当時はスマホがなかったから面白アプリゲームなどはありませんでした)……

　学生時代の思い出が逡巡する中、すでに僕の足はそこへと向かっていました。
　eスタジアムなんば、行ってみるかァ………


2.行ってみよう


　ということでeスタジアムなんばの住所をHPから調べてみましょう！！

大阪府大阪市中央区難波５丁目１−６０−５F

　うーんどこだろう！！！！グーグルマップにぶち込んでみましょう！！

　なんばスカイオという施設の5階らしいです！！うーんなんば広いからよくわかんない！！

　ということでだいたい誰でもわかるeスタジアムなんばへの行き方を解説します。


①南海電鉄なんば駅の3F北改札で降ります。

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②写真の位置から右を向くともうなんばスカイオがあります！？！？！！？

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③なんばスカイオにそのまま入ろうとしますが、ここで左を見ると隠し通路的なエスカレーターが用意されています。3Fからなのに5Fに直結しています。謎。

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④隠し通路的なところを抜ければフロアに辿り着くので、あとは気合でeスタジアムを探しましょう。イメージ的にはちょい奥らへんにあります(？)

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　地下鉄とかでなんばに来る人はとりあえず南海3F改札を目指してください。地上から3Fに続く巨大エスカレーターが目印です。


3.施設内紹介


　ということでeスタジアムなんばに着きました。
　実は席が空いてれば予約なしでも使わせてくれます。ありがたや。

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　会員カードが必要らしいので初回はこういう小難しいやつを書きます。
　書いたらヒャッホウハイスペックPCでハイスペックゲームだ！！

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　うおおおおおゲーミングチェアだ！！ゲーミングチェアに無料で座れるぞ！！！！！
　何やら有線よりもレスポンスが速いらしいロジクールの無線マウスもあるぞ！！つーかデバイスロジクールで統一されててかっこいいぜ！！

　机の上にはPCスペックも書いてました。

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　要約するとそこまでせんでもええやろレベルのバケモノPCと144Hz対応モニター(対応したゲームだとめっちゃヌルヌル動くらしいぞ！)が置いてありますという説明書きです。
　正直タダで使っていいものではない。

　何より入った瞬間に目に入るのがコチラ………

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　グリーンバックつきの配信スペースが常時解放されている！！？！？！？！？！？？！？！？？？？

　本来こちらは大会の実況解説席として使うものですが、一般利用者にも開放されていて頼めばいつでも使わせてくれるらしい。
　照明も高性能カメラもあるので即席ストリーマーごっこのレベルを超えた配信が無料でできちゃいます。すごすぎ。
　ただし施設の扉がない都合上大声を出すと廊下に丸聞こえになってしまいます。実況スペースと通常の利用スペースに仕切りがあるわけではないので大声実況は程々にしましょう…。

　ちなみにスタッフさんにお願いすると配信ディレクターもついてくれます。オイオイどんだけ豪華。

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　ディレクター席。画面が3枚ある上にスイッチャーとかミキサーとかStreamDeckとか色々あるので使い方知らないけどこういうの見るだけで興奮する僕みたいなオタクなら間違いなく喜ぶ。
　なぜかキャプチャーボードもあるので持参すればSwitchとかスマホのゲームも配信できます。(ただしスマホにキャプボを繋ぐには対応したHDMI変換ケーブルが必要なハズ、分からなかったらスタッフの人に聞いてみよう)

　ちなみにHPに今まで紹介した機材リストが載っています。
　最初に紹介したLogicoolのマウスはAmazonで2万円、キーボードは12,000円、ヘッドセットは1万円するマジな高級品です。これを無料で使えるのは本当におかしい。
　オーディオオタクの僕的にはディレクター用にSONYのMDR-CD900ST、いわゆる赤帯が置いてあるのを見てわかってんな～って顔してました。どこ目線だよ。

　あえて欠点があるとすればインストールタイトルが他eスポーツカフェに比べて少なめなところ。国内需要が高いシューティングとLoLだけ、確かにここを抑えとけば近年のeスポーツは制覇できそうだけど必要最低限だなーという印象。
　個人的にはハースストーン、シャドバ、MTGAあたりは入れてほしいというのが本音。別にスマホでできるけどPCの大画面でこの辺のゲームができる快感をPC持ってない子に伝えたい。


4.例えばこんな利用シーン


　南海さんが無料でこんなスペースを開放する大きな理由のひとつ。
　それはeスポーツに限らずサブカルチャーの発展には欠かせない、ローカルコミュニティを作る場所を提供するためです。

　1人で行くのもOKですが、友達同士で行くことで隣同士の机でPCゲームを楽しみ、それを共有するというのもいいでしょう。初心者同士なら操作方法を教え合うとかいいんじゃないでしょうか。
　カードゲーマー的にはまさしくカードショップで友達同士で卓を囲む、友達の友達が来ることで新たに友達が増える……そんな感覚でしょう。同じタイミングで来た人とは積極的に交流するのを推奨します。

　家族連れの方もよく来るらしい。
　それこそ小学生の子供がいるご家庭なら子供がやってるフォートナイトを親もやって子供の話題を理解してあげるとか、そういう利用シーンが考えられます。
　前回記事で高橋専務が仰っていたことにも通ずる部分があるかもしれない。ゲーム好きのお子さんがいらっしゃるなら一緒にゲームで遊んであげるというのもいい交流になると思います。

　ちなみにこういうローカルなイベントも月1でやってるらしい。ゲーム友達が欲しい人は1人でも行くと楽しいと思うぞ。お菓子ももらえる。

　ちなみに僕のようなFPS向いてねー！！っていうカードゲーマーがここで遊ぶならLoLのゲーム内モードのひとつ、チームファイトタクティクス(TFT)をオススメします。
　いわゆるオートチェスと呼ばれるゲームジャンルであり、ハースストーンのバトルグラウンドを知っていればとっつきやすいと思います。アレと大体同じ。
　複雑な操作を要求されにくく脳さえあれば戦えること、定石を勉強して覚えることがそのまま勝ちに繋がるあたりがカードゲームに非常に似ている。
　なんばという好立地、カードショップ帰りにカードゲーマー同士で訪れ、定石を調べあいながらTFTに興じるのもいいんじゃないでしょうか。
　ちなみに僕は1人で何も分からずにやってみたら本当に何も分からず即死したので初心者用攻略情報とかは必須。

　あとはやっぱり目玉は配信設備だと思うんで、このクオリティの配信や動画撮影を行いたいって人は自分で機材を買う前にお試しで行ってみるのもアリだと思います。


5.あとがき～ゲームの後はみんなでご飯～


　ということで今回は簡単な施設紹介の記事でした。
　日本広しとはいえ、このレベルのPCや機材を無料で貸してくれる施設はここ以外にないんじゃないかな。
　各線なんば駅からすぐという好立地、関西に住んでいてちょっとでも興味が湧いたって人はぜひ行ってほしい。

　やっぱり施設を見る限り、メインターゲットは僕のようなPCを買えるような大人ではなく、PCゲームに触れる機会の少ない学生諸君だと思います。
　VTuberやストリーマーの配信を見るだけで満足するんじゃなく、実際に自分でもやってみたい。願わくば配信もやってみたい。
　そんな夢をタダで叶えてくれるのはパパでもママでもサンタさんでもありません……eスタジアムなんばに行けばそれが全部叶うんだ！

　最後になりましたが、今回執筆や写真撮影にあたってeスタジアムなんばのスタッフさんにいろいろご協力いただきました。誠にありがとうございます。
　個人的にもまた遊びに行きたいですね。別に家で1人でゲームする環境はあるけれども、ゲームきっかけでリアル人間関係作ることの大事さはカードゲームで学んできた。僕と一緒にTFT極める人募集してます。


p.s. なんばスカイオ6Fにある象印食堂、マジでうまいらしい。eスタジアムで友達ができたら象印食堂で一緒に飯を食いましょう。僕は行ったことありませんが…

p.s.2 なんばスカイオ3Fのスタバ、なんかスターバックスリザーブとかいう通常とは別で特別なメニューがあるすごいやつらしい。850円くらいのキャラメルラテ(高い)飲んだけどなんか普通のラテよりコクがあっておいしかったです。eスタジアムに行く前に一服どうぞ。

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