下ネタ系YouTuber「佐伯ポインティ」という天才
あなたはYouTuberの「佐伯ポインティ」を知っていますか?
彼が運営している「waidanTV」はテーマを提示して視聴者から募集した猥談(下ネタ)体験談を紹介するチャンネルです。
私は彼のことを「天才」であり、そんな彼が運営しているこのコンテンツは「最強」だと思っています。
それだけ聞いても「どこが?何が?」って思うかもしれません。
なぜ私がそう思うのか説明していきます。
コンテンツとして最強に近い
このチャンネルがすごいと思う一番大きな理由は、コンテンツが最強と言っても過言ではないほどマーケティングに成功してると思うところ。(※私は素人です)
その理由を説明していきます。
「エロ」という不滅のジャンル
ゲームとかアイドルとかほとんどのジャンルには流行り廃りがあります。流行ってる今はいいかもしれないけどいつ飽きられるかわからないし、売れるためには常に流行の一歩先を走る必要があります。
でも「エロ」って人間が滅亡しない限り永遠のテーマじゃないですか?
ほとんどのジャンルはターゲット層が固定されています。ゲームしない人は全くしないし、男性の9割以上はメイク動画に興味ありません。
でも「エロ」は趣味とか年齢に関係ない。だって3大欲求の一つだもん。人によって多少興味の強弱があるにしても「無関係」にはなりづらい。
つまりターゲット層が無限なんです。ターゲット層が無限ということは、全人類がこのコンテンツを見る可能性があるということ。現にこのチャンネルの登録者は87万人です(執筆時点)。
普段の動画はこんな感じ↓
ちなみにメインは下ネタですが、下ネタじゃない動画もあります。そっちも遜色なく面白いから下ネタ苦手な人も大丈夫。
ネタ切れしない
動画配信者の悩みの一つに「ネタ切れ」があると思うんですが、このコンテンツはネタ切れ知らずです。
前述した通り「エロは不滅のテーマ」ということに加え、視聴者からの経験談を紹介することが主であるため、お題さえ考えれば自然と面白い・やばい経験談が集まってきます。(彼はそのお題づくりすら上手なのですが)
視聴者が増える→集まる経験談も増える→面白い経験談も多い→面白い動画になる、の好循環。
撮影費用が全然かからない
動画を見たらわかりますが、この動画は彼が自分の部屋でおしゃべりするだけです。つまり全くお金がかからない。(ちなみに彼は実家暮らしなので撮影しているのは実家の子供部屋です)
大物YouTuberみたいに爆買いしたりドッキリしなくても動画としてちゃんと成り立ってる。
彼さえいれば十分。
BGMのように流し見できる
私はテレビでYouTubeをBGMのようにダラダラ流していることが多いのですが、その時にこのチャンネルは最適。
動画はテーマに合う猥談を読む(短文)→それに対するポインティの返し、という構成なんだけど、1コメント(経験談)が15秒ほどでどんどん次に行くからテンポが良くて飽きない。途中から見ても大丈夫。
ダラダラ流すのに向いてるということは、それだけ視聴回数も自然に増えるということ。
アニメとかバラエティ系の動画はじっと張り付いて見ないと面白くないから、疲れてて頭使いたくない時には不向き。疲れてる社会人、手っ取り早く笑いたい人にめっちゃおすすめ。
流し見したいときはテーマごとの総集編がおすすめ。
「佐伯ポインティ」というキャラクター
この動画の出演者「佐伯ポインティ」のキャラクターがとにかくいいんです。
ビジュアルがちょうどいい
佐伯さんは見てわかる通りぽっちゃりメガネパーマの20代男性なんですが、この見た目が逆にいい。
太ってるけど清潔感あるから気持ち悪さがないし、ゆるキャラみたいなシルエットだから下ネタ言っててもいやらしさが軽減されてる。これがイケメンだったらここまで売れてなかったと思う。
ちなみにファンからは「ポちゃん」と呼ばれています。
レスポンスまでのスピード感、テンポがいい
まず読んでからコメントするまでのスピード感がよくて、咄嗟に考えて話してると思うんだけどそう思えないぐらいレスポンスが早い。
こういう動画はスピード感とかテンポが大事だから、見てて違和感ない。
直接的な単語を使わない(使えない)
垢BANされないように直接的な単語は言わない。というか言えない。
だから下ネタの気持ち悪さが相当軽減される。下ネタ苦手な人でも見れる。
あと直接的な単語を言わないことが逆にコメントの面白さを引き出しているところもある。
コメントが秀逸
視聴者からの経験談を読んだ後の彼のコメントが秀逸。
こればっかりは動画を見てもらうのが一番伝わると思う。
時事ネタ、漫画ネタとかをうまく使ったのもあるし、オリジナルワードを作っちゃうことも。引き出しが多すぎる。
語彙豊富だし頭の回転早くて、頭がいいんだな〜ってコメントからわかる。(早稲田卒らしい)
誰も傷つけないと面白いの両立
今の世の中、炎上を避けるために「誰も傷つけない」コメントがいいとされることがありますが、そんなコメントって大体面白くないんですよね。
でも彼は寄せられた経験談がいくらやばくても基本的に否定しません。でもちゃんと面白い方向に持っていくんです。その技術がすごい。
たまに「流石にこれはやばいだろ」という経験談が紹介されている時もあるんですが、ちゃんと彼が上手い方向に持っていくので安心して見ることができます。
ちゃんと「佐伯ポインティ」にファンがついている
この動画の特性上、いくら猥談が面白くても唯一の出演者である「佐伯ポインティ」に魅力がなければ誰も動画を見ません。
ですが彼は持ち前のゆるキャラのような可愛らしいビジュアルとセンスの塊としか言いようがない秀逸なコメント術、時折その中にある人間味をうまく見せながら「佐伯ポインティ」というキャラにファンをつけています。
だから週に1回やっている酒飲み生放送にもたくさんのスパチャ(投げ銭)やお悩みが彼に届きます。それだけ彼自身に魅力があるということ。
最初の章で述べた「コンテンツの特性が完璧」に加えて彼自身の魅力があるからこのチャンネルはここまで伸びたんだと思います。
佐伯ポインティさんのように面白い人間、最強なコンテンツを作りたいな〜と思いながら今日もnote見ながらYouTube見てる。
これからも応援してます!!
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