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【感想】夏目友人帳 漆



1話 「破片は愁う」

待ってた〜!!
しかも開幕ミニニャンコ先生を見れるなんて嬉しすぎる。

OPの自転車に乗ってる夏目の顔がもう可愛くて優勝案件だったものね。やっぱりあれだけ辛い思いとか寂しい思いをしてきた夏目だからこそ、こうして楽しそうに笑ってるところを見れるだけで満足なんですよ。
とりあえず話したいことを箇条書きでまとめておきます。

・今期に向けて1話から見返していたからか、「なんか夏目成長したか!?」と戸惑ってる。
(アニメーションが進化して絵がより綺麗になっただけという前提で)
いや、まず先入観として夏目が細くて白もやしだと思っていたから、夏目の首が思ったよりちゃんと年頃の首をしていて興奮した。
いや、多分ずっとこれなんだろうけども、もしかしたら藤原夫妻に引き取られてからちゃんと食べたりするようになって成長止まらないのかなって……以前より体重増えたのかなって思うだけでもう彼の幸せに乾杯したい。

面白かったのは、悪い妖に遭遇した時に夏目が速攻で殴る体勢になってたこと。結果的にニャンコ先生とミニニャンコ先生がなんとかしてくれたからそのシーンでは殴ってなかったけど、もし何もしてなかったら間違いなく殴ったよね。
対妖に関しては見た目に反して意外とパワータイプなの嫌いじゃない。
というか、ここまでクセになるなんて、夏目の苦労が偲ばれるな。


ピアノを弾けるのか田沼!?!?
何サラッと演奏しているんだ、びっくりした。過去にそんなこと言及されてたっけ。
わからないけど、夏目で霞んでいる感じも否めないけど
「ミステリアス」「運動苦手で細い」「ピアノが弾ける」「転校生」「優しい」「男子高校生っぽい一面もある」
これだけで好きになるには十分な手札だってことを理解したほうがいい。
外見に関してはそんなに作中で言及されてないから保留としておく。
にしても最初の方と比べると田沼と棗がどんどん仲良くなってて胸が温かくなった。
自然とレイコさんに関しての質問もしてたし。以前の田沼なら聞いていいか分からず、聞いてなかったかも。夏目が「そういうのを話せるのが嬉しい」って言ってたからだよね。
この2人の友情に乾杯。

・相変わらず可愛いニャンコ先生。
ニャンコ先生が粘土捏ねてる時、人間に化ければいいのにって思ったけど、猫の姿で捏ねてるから肉球の跡がいっぱいついてて死ぬほど可愛かった。あれはあれで焼いたらいいのでは?

それに伸びをしてるところとかもう猫じゃん。まあ本体も猫……っていうか狼っていうか……狼ならイヌなんだけども。
あの器に馴染みすぎてるな。もし途中からウサギとかに入ることになったらどんどんうさぎに近づくのかな?

なのに画鋲見つけて「ガビョーン!」はおっさんすぎる。
でも私もそれ言っちゃうから、客観的に見た時にこんなにおっさんぽいならやめようって思った。ありがとうニャンコ先生。


ミニニャンコ先生可愛すぎるんですけど……破壊的な愛らしさ。
まず大前提として存在してるだけで可愛いのね。
でもさらにもふもふのタオルの上にいたり、振り子時計見て揺れてたり、頷いたり、小さい手を夏目の指に乗せてたり。
あとは言ってないこと言われてニャンコ先生を殴るところとかも。

やっぱ変に喋らないのがいいよね。勿論しゃべる妖にも可愛いのはいっぱいいるし、それは分かってるけど、会話とかが無い分可愛さを最大限に引き出してる。
これには的場さんもニッコリ。

元々の鳥の持ち主が、大切なものを壊されたのに子供は怒らず、窓辺に置いたことを反省して物にも謝れるいい人だったから、この妖もよりいい妖になったんだろうな。


2話「いつかの庭」

良すぎる……やっぱりOPの笑顔で自転車乗ってる夏目だけで永遠に感動できるんだけど。
だって「だって自転車は誰かに後ろを押さえてもらわなくちゃ乗れないだろ?(うろ覚え)」みたいなこと言ってた夏目が楽しそうに自転車乗ってるってだけでもういいじゃないですか。
多分この話毎回します。

しかの今回に至っては、以前は折り紙の折り方も人に聞けなかった夏目が「花壇の作り方教えてもらえませんか」って滋さんに聞いてるだけでもう世界に優しくなれる。

てか石が「前の残りが余ってる」って何か昔手入れしてた人間と何か関係があったりするのかな?考えすぎかな?

でも本当に藤原夫妻は妖のこと打ち明けても絶対大丈夫だよね。少なくともそれで夏目を遠ざけたりしないだろうし。

でもあれだよね。夏目の心配してる「妖関係で心配させしまうかもしれない」っていうのはどうしようもないだろうな。

実際田沼が自分の力が及ばないところで夏目が困ってるのを助けられないことに悔しい思いをしてるわけだし。

でも同じ力を持った祓い屋の名取さんと仲がいいのを知ったら少しは安心してくれないだろうか。

いや、関係ないな。どんな状況であれ自分の子供を心配しない理由にはならないもんな。

でも危険なことだけじゃなくて楽しいこと、美しいものもあるし共有できたらって思うけど、夏目も前田沼に対して思ってた「見えない景色の話ばかりする自分のそばにいつまでいてくれるだろうか」てのはきっとあの夫婦にも思うだろうしな。

てことは夏目が打ち明ける日は来ないってこと!?

でも本当に夏目が前より伸び伸び生きてて本当に良かったの気持ち。

ていうか夏目の秋服めっちゃ好きなんだけど。特に花壇作るときに着てた黒い服。残念なことに私は服に関して全く知識がないからなんていう服なのか分からないけど。

あと話は逸れるけど、「強制的に工作っぽいことさせられるんだ」の夏目の顔めっちゃ可愛くないか!?
あんなん誰かが見たら惚れちゃうでしょう!?美形なの理解した方がいいよ。殺傷能力のある顔なんだから。
あと箱守りに褒められた後の「言い過ぎだぞ」も可愛い。謙遜するなよ、夏目。

ニャンコ先生が結局毎回手伝ってくれるのも可愛いよね。もうとっくに情なんて移ってるんだろうな。
土を固めたりお絵描きしてたりヤジ飛ばしてたりしててなんかほっこりする。
花をみんなで植える時にもしれっと参加してるしね。

箱守りの、もてなしは何するかを聞かれた時の「ん?大宴会」の言い方が、どうでもいい感じだった(そんなことはないのだろうが)のが、大宴会っていうはしゃいじゃうような状況よりも、しだ姫と会える方が嬉しいんだなって伝わってきてなんかいいなって思った。

もう語彙力がなくて夏目友人帳の話は全部ほっこりして「なんかいいな」なんだよ。優しい。

てかしだ姫様めちゃんこ綺麗なんだけど。こういう美人のくらいの高い妖のペットになりたい……愛玩動物として生きていきたい……でも愛玩しようとは思えない顔面だから諦めて地面這いずるしかない……


3話「とおかんや」

OPの最初の夏目の笑顔が愛おしすぎる。ていうかOPを見てて思ってたんだけれども、レイコさんが手を伸ばしてる相手って夏目ともとれるけどレイコさんに構っている「物好きな人間」な可能性ないかな?
まあつまりは夏目の祖父なんじゃないかって思ったんだけど……まあ夏目って考えるのが妥当か。OPで時間を超えてキャラ同士が関わるのはおかしいことではないし。

思ってたんだけど、今季に入ってからニャンコ先生がますます猫になってないか?
座布団をふみふみしてたり、今回も居心地の悪い家で尻尾を激しめにパタパタしてたり。
猫を飼っているから尚更そういう動作に目が入ってしまうだけかもしれないけど、ニャンコ先生……もう「猫ではないと言っているだろう!」とはキレれられないな。器が猫だからとかいうレベルではないレベルの猫だからな。

それにしても、柊と遊んですところと「なんだこの森!気持ちが悪いぞ!」のところのニャンコ先生本当に可愛い。
いや、正直に言えば全部可愛いんだけど……。

漫画の時から思ってたけど、依島さんってなんか夏目に似てないか?
アニメになると夏目の色が漫画と若干違うからあれだけど、漫画の色でアニメにしたらあんな感じになるんじゃないか?って感じのキャラだよね。
髪型がちょっと違うけど。

夏目と依島さんが変な気配と共に、お互いに懐かしい感じがするって言ったのは友人帳のせいなのか……血縁関係なのかもって思ったけど、普通に苗字違うし年齢的にもないか。

だって「見た目より歳が結構いってる」としてもレイコさんと同年代ってのは違うと思うし。多分。そういえば友人帳のこともレイコさんのことも知らないって言ってたし、確か本当に知らなかった気がするのでまじで無駄な考察してしまった。

いろんな気配がするのはまじで友人帳の気配か。

出会った時に依島さんが名取さんに「ん?お前何を連れている?」って聞いたのは多分夏目が妖にだいぶ近いくらい力が強いからなんだろうな。
そう言えば森で出会う妖も夏目が妖か人間か一瞬迷ってる描写とかあったし。
的場さんと肩を並べるほどの人ならそう感じるのか、はたまたこの人が人間と関わらなさすぎて若干忘れているのか……。ていうかどうでもいいけどイケメンだな。

個人的な今回の夏目の好きポイントなんだが、ニャンコ先生のこと「まあるい猫は……」って言ってるの本当に好き。
だって今までは「頭の大きい猫」「デブ猫」「ぶさ猫」みたいな言い方してなかったっけ?まあ後半は言ってないかも知れないけど。

案山子の妖可哀想だけど、正直誰も悪くないよね。でもだったらどうするのが正解なのかって話になってくるけど。
レイコさんは本当に術のことを知らないのかって思ったけど、まあ禁術だと分かってて妖を縛るような人ではないと思うし、まあ知らなかったろうな……。


4話「頁の奥」

OPの夏目の笑顔をずっと守りたい。

ところで、夏目の舌なめずり……の描写で「おっと……」ってなった人挙手!!!!

はい!!!!!(封印されてしまえ)


それはさておき、それはさておき、この話大好きなんですよね……。夏目友人帳はいろんな話があるから、一番かと言われると微妙なんですけど(一番好きなのは怖い話だから)これはなんとなく恋愛の気配を察知して好きです。

もしカエダが人間で……人間じゃなかったしても、その後何年も逢瀬を重ねていればいつかはそう言う関係になってもおかしくないんじゃないか?と思ったり思わなかったり。

私はCP厨ではないので、あくまで「かもしれない」を楽しんでいるだけなんですけども。
単純に友情とかでも良いよね。いや、この二人の関係はそこまでもいかない短い関係だったから良いのかもしれない。
いや、そうだ。絶対そうだ。何も関係が完成されるから良いってもんじゃない。未完成の関係の良さってもんがあるんですよね。

人間に好意的な妖と人間って、友人になれそうでなれないもどかしさがあって良い。


にしても北本いいやつすぎないか?大前提として夏目友人帳にめっちゃ悪い人っていうのはいないけども、北本の家族関係の良さがとんでもない。
そもそもただでさえ家族で大変な思いをしてるのに「お父さんが昔欲しがってた本を買ってあげたい」って。なんて親孝行な息子なの。自分が恥ずかしくなる。

ニャンコ先生、今回ようやく用心棒っぽいことしたね。夏目が夏目が紙を見たときのタックルはナイス用心棒だったね。
ていうか本当にニャンコ先生どんどん猫になってる。
タックルの後の威嚇も出し、お風呂も出し、ブラッシングにグルーミング、北本と帰るときの抱っこされてるニャンコ先生猫すぎて可愛い。


思ったのだけど、夏目って結構昔から液体吹き出しがちなところがあるけど癖なのかな。私も笑った時とかは水こぼしそうになるけど、夏目って割と躊躇なく吹き出すよね。
あれもあの後拭いたのだろうか……布団の上だったけど大丈夫だったのかとか変なこと心配しちゃうな。


でい普通に怖くないか?
一気に殺しにくるとかじゃなくて、一部ずつなのと、こちらからのアクションのみで呪いにかかる感じとか……。
「頂戴します」ってなんかちょっと丁寧なの怖いよな。丁寧なのに強引な感じ。それ許されるの二次元のイケメンだけで、命を狙ってくる妖はやっちゃダメなんだ。

徐々にってのも嫌だよね。多分北本が一番しんどかったと思うけど、夏目も舌の感覚が無くなるのって結構やばくないか?
間違えて噛んだのに感触なくて噛み切ってしまう可能性もあるし、純粋に味を感じないってのもしんどい。
いつかに見たTRPGのよくない現象として味を感じなくなるってものがあったけど、食事が(味的な意味で)楽しくないって結構しんどいぞ。


やっぱり北本とか西村も妖のこと知って、「怖い」と思うかもしれないけど、それでも夏目が危険かもしれないってなったら体張っちゃうタイプだよな……。

やっぱり打ち明けるとしても、その人が妖に対する対抗策を持っているのかもっていないのかが大事になってくる気がする。
でもそういう対策あるのってもう祓い屋じゃん。

別に打ち明けれなくても、力になってくれなくても夏目にとって大切な友達なのはわかってるんだけどね。

ならもっと夏目が強くなるしかないじゃないか!!妖力パンチの威力増加しよう。

というか今更なんですけど、夏目友人帳ってR指定入ってたんですね。妖の捕食シーンがダメなのかな?



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