新人教育って、体系的に振り返る必要があるよね
こんばんは、治験のいぬです。
なんだかとっても久しぶりな気がします。
ここ2か月ほど、公私ともに激動の日々を送っておりました。
note の存在も忘れかけていましたが、受信したスマホの通知を見て、戻ってきました。
この手のコンテンツにおいて、いつもはそのまま消失しがちな僕ですが、
今回は無事に戻ってこれたことをほめてあげたい。
読み返してみると、「何を言っているんだろう」感の強いnoteですが、
アウトプットって大事だって言いますもんね。
界隈のみんなは、アウトプット大好きだもんね。
そのうち、アウトプットの質にもこだわれたらいいね。
さて、本日は治験コーディネーターの新人教育について考えます。
治験コーディネーターの能力は、臨床開発モニターと同様に、多岐にわたります。
いろいろな仕事やコンピテンシー (その職能における「期待されること」) がありますが、方針になりそうなペーパーがあります。
要は、初学者CRCは、どんな行動目標を身に着けるべきか
というチェックリストです。
さて、ざっと中身を見てみると…
・インフォームドコンセントの取り扱いと意思決定支援
・被験者の機密保持の支援
・社会的弱者集団の特定
のように、同意取得に関連する箇所と
・被験者教育
・必須文書管理
・現場データ収集
・プロトコール評価 (理解という意味に近い)
被験者対応やデータに関する部分に分かれています。
ここまでが、優先度高~中ですね。
なお、優先度低には、
・IP管理
・IRB審議支援
・試験成績の解釈
が挙げられています。
大規模な基幹病院を担当するのか、クリニックを担当するのかで違いはありますが、おおむね日本のCRCにも当てはまる気がします。
(IP管理は、日本においては個人的には優先度「高」に上げたいですが…。)
このチェックリストに基づいていなくても、各社SMOは
新人教育用のカリキュラムを用意しています。
結局、究極的には目指すところは同じですし、
それまでに使用する教材が違うという話なだけな気もします。
英語の教科書がニューホライズンの人もいれば、サンシャインの人もいた。
身もふたもないですが、そんな感じですかね。
各社の教育チェックリストが、カラーを形成しているのではないかと思いました。
先日、CRAに求められる適性みたいな話がX (旧 Twitter) で話題になっていましたね。
「どんなCRAが『デキると思われる』のか」という話。
CRAには、今日の記事で挙げさせていただいたようなペーパーをもとにしたディスカッションってあるんですかね。
僕はCRAは経験がないので、わからないのです。
さて、今日はここまで。
明日は月曜日ですね。僕はというと、会ったこともない気難しい治験責任医師に対し、前任者の不手際を説明の上、炎上しないようにお詫びするというタスクがあります。
皆様も気を強く持たれますように。
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