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縁結びの神様「月下老人」にお参りすると、わたしは仕事の縁をいただくという話

私は縁というものを気にする方だ。

どんなにあがいても、切れてしまう縁もあるし、全然何もしなくてもつながっているご縁もある。逆に切ろうとしても、なかなか切れない縁もあって、すごく謎に思う。

縁結びの神様、月下老人

友人と台湾に旅行(1回目)に行ったとき、「縁結びの神様」こと「月下老人」を拝みに行った。

月下老人とは
ある夜、若者が旅先で一人の本を手にした老人に出会います。月の明かりの下で、老人に何の本を手にしているのか訊ねると、この世の婚姻について書かれた本だ、という答え。若者は自分の結婚相手が誰なのかを訊ねてみると、老人は一人の名前を教えてくれました。そんなわけがないとたかをくくっていたら、紆余曲折を経て、老人が教えてくれた相手と結婚した、これが月老伝説の始まりです。

当時のわたしは、仕事も辞め、彼氏と別れて福岡に帰ってきて、雇用保険も切れたので就活し始め、実家で無職。家事手伝い。

台湾旅行でぜひお参りしたいと、友人にお願いした。

友人は帰ってきてすぐ恋愛のご縁があり、効果に驚いていると、わたしはその後すぐ仕事が決まった。「仕事かい!」とつっこみつつ、感謝したのをよく覚えている。

2度目はお礼参りへ

30歳の時、二度目の台湾に行くことにした。5泊6日の一人旅。九份や、朝ごはんに豆漿を食べた。

▼豆漿についてはこちらの有賀さんの良記事をご参照ください(台湾の朝ごはんおいしいよ)

さて、話を戻すが、一度目、友人と行った時に現地のお姉さんが声をかけてくれて、廟でのお参りの仕方を丁寧に教えてくれた。
その人は少しだけ日本語が話せたか、英語だったか忘れたけれど、「叶ったらお礼参りしにくるのよ」と言っていた。

なので、二度目の旅行でも、月下老人へ再度お礼参りをしにいった。すると、その後1ヶ月しないうちに仕事を辞めることになった。なんでやねん。

この時、別の廟でおみくじ(中国語)を引いた。
なんて書いてあるかまるでわかんなくて、近くのお姉さんに声をかけたところ、食い気味で「コングラッジュレーション!スプリングハズカム!」と拍手された。
「結婚するの?」
「No」
「ステディな人はいるの?」
「No」
「いい感じの人は?」
「No…Nothing…」
「大丈夫絶対できるって!スプリングハズカム!」
と励ましてくれた。たしかに念願の仕事についているので、わたしにとっては仕事がスプリングだったようだ。

3度目のお参りにいくか!?

今は到底いけないが、台湾にはまた行きたい。かわいい刺繍のチャイナシューズを10足(1足1500円)くらい買っておきたいからである。

そして今度こそ、月下老人には、恋愛についてお願いしたいところだ。
だが、前回も、前々回も良縁はお願いしたので、神様的には「お前は仕事をちゃんとやれ」ということなのでしょうか。教えて月下老人!

そんなことより台湾のご飯とお茶の写真みて🇹🇼

台湾茶はとてもおいしい。豆漿も青菜も魯肉飯も大好きだ。

良縁に腐れ縁、悪縁になにかの因縁ってなんだろね

誰かとうまく付き合えないことを悩んで時間を費やすよりも、ひとりでもやりたいことをやってたほうが、大変気楽である。身体にもいい。

大抵そんなふうに過ごしていると、不思議な縁なのか、自分にとって必要な縁か、腐れ縁なのか、しがみついて留めているだけなのか、それともなにかを奪おうと近づいできたのか見えてくる。

まあ、どうしてもの時は、台湾行って月下老人にお参りすれば答えが出るとわかったので、それだけでも気が楽だ。

これで道を外れた時に、高額なあやしいものに手を出さなくてすむ。ありがたやありがたや…。

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