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歌詞に「WOW WOW」が登場する曲を調査し、まとめてみました

私、FMラジオ放送局、bayfmの「9の音粋」という番組で、水曜日の21時~毎週2時間、DJをさせていただいております。昨日の8月18日放送にて、
「響け!WOW WOWソング」というタイトルで、歌詞に「WOW WOW」が登場する曲を、1時間、紹介しました。

選曲していて、歌詞に「WOW WOW」登場する曲はとても多く、登場する曲にちょっとした共通点があるかも!?と感じるようになりました。このnoteでは、ラジオで紹介できなかった曲をピックアップしながら、「WOW WOW」ソングの共通点をまとめてみようかと。読み終わったあと、歌詞で「WOW WOW」を見つけたら、ニヤリとしてしまう人になっていたら、うれしいです(うれしい!?)



まずはラジオでかかるかも!という予想が多かったこの2曲を紹介。

H jungle with t『WOW WAR TONIGHT 〜時には起こせよムーヴメント』モーニング娘『LOVEマシーン』。曲名やサビの印象的なフレーズに「WOW WOW」が登場しますね。

この2曲は以前、ラジオの別企画、毎回、最後にかける曲を先に発表し、その曲へ向かって、他の曲も紹介していく『音楽道』企画で紹介したこともあり、今回はかけませんでしたが、この2曲のプロデューサー、小室哲哉さんとつんく♂さんは、楽曲に「WOW WOW」を多用する「WOW WOW使い」だと私は思います。
昨日のラジオでは、小室さんが作曲した乃木坂46の『Route 246』を紹介しました。それ以外にも歌詞に「WOW WOW」登場曲はたくさんあります。例えば

trf『survival dAnce ~no no cry more~』

小室哲哉 『RUNNING TO HORIZON』
歌ってて「WOW WOW」を思い出さない方が難しいですね。

つんく♂さんも、昨日のラジオでは太陽とシスコムーンの『ガタメキラ』を紹介しましたが、それ以外にも

松浦亜弥『ドッキドキ!LOVEメール』
サビラストで「WOW WOW」が登場します。他にも

モーニング娘。『ザ☆ピ~ス!』
ラストで「WOW WOW」連呼!楽しくて熱い展開ですね。

小室さんも、つんく♂さんも「WOW WOW」を多用しているのは、ダンスミュージックの楽しさを伝えるための入り口を広くするため、と、曲に躍動感をつけるため、の2つの理由があると思います。日本語の歌詞ではなく、誰もが口ずさめる「WOW WOW」をキャッチーなメロディに使うことで、曲を覚えやすくし、そこにダンサーの振り付けや、一緒になって手を振るシーンといった、動きがよく分かるシーンが想像できる曲に「WOW WOW」が登場することが多いなと感じました。


ロック系アーティストはどうでしょう?「WOW WOW」が歌詞に登場する曲で最初に思いついたのは、B’zのこの曲でした。

『BAD COMMUNICATION』
ダンスビートが響くロックナンバー。「WOW WOW」のリフレインが曲に勢いをつけます!他にも

『Calling』
♪この声が聞こえるかい~ の歌詞の後に、ギターフレーズと対で「WOW WOW」が響きます。2曲ともラジオで予想された方も多かったです。

B’zの他に、ロックバンドで「WOW WOW」を多用しているバンドは、予想も多くいただいた、LINDBERG

「今すぐ Kiss Me」
タイトルの ♪今すぐ Kiss Me~のサビ後に「WOW WOW」が登場します。

ロックバンドが歌詞に「WOW WOW」を登場させるのは、曲に高揚感や興奮=「エモーショナル」な要素を加えるためと、伝えたいフレーズ=「言葉」を強調するため。の2つの理由があると思います。
それ自体に意味のない言葉「WOW WOW」を、伝えたいフレーズ=「言葉」の前後に使うことで、そのフレーズ=「言葉」に注目を集めさせている曲がとても多いなと感じました。
エモーショナルな演出として「同じフレーズを繰り返す」という方法もありますが、ポップな雰囲気を演出できるのは「同じフレーズを繰り返す」よりも「WOW WOW」の方かなと。

その他、昨日のラジオでかかるのでは!と予想が多かった曲も紹介します。まずはこの曲!

野猿『叫び』
歌い出しから「WOW WOW」ですね。ラジオでは、とんねるずの「情けねえ」を紹介しました。
バービーボーイズも予想、多かったです。

『三日月の憂鬱』
この曲も歌い出しから「WOW WOW」!

そして渡辺美里さん!

『サマータイムブルース』
曲ラストの「WOW WOW」はグッときますね!

まとめると、歌詞に「WOW WOW」が登場する曲の特徴は

ダンス系サウンドの場合、
・曲の楽しさを伝えるための入り口を広くするため
・曲に躍動感をつけるため


ロック系サウンドの場合、
・曲に高揚感や興奮=「エモーショナル」な要素を加えるため
・伝えたいフレーズ=「言葉」を強調するため

ということが挙げられるのかなと。今後、曲を聴いてて「WOW WOW」が登場した時、上記のことを考えながら聴くと、楽しみが増えるかも!?しれません。

そして、色んな楽曲を聴いていて、「WOW WOW」登場ソングの原点となった曲ってなんだろう?と考えるようになりました。
昨日のラジオで紹介した、一番前に発売された曲は西城秀樹さんの『リトル ガール』と浜田省吾さんの『愛の世代の前に』(ともに1981年発売)
そして、この2曲よりも前リリース曲で、ラジオリスナーさんからも予想もいただいたこの曲

アン・ルイス『甘い予感』
松任谷由実さんが楽曲提供した1977年リリース曲。この曲の歌詞にも登場する、ビーチ・ボーイズのオマージュを感じるナンバー。
この曲も歌い出しで「WOW WOW」が登場するのですが、上記で書いた、歌詞に「WOW WOW」が登場する曲の特徴とはちょっと異なる、イントロで響くコーラスのハーモニーと混ざり合う形で「WOW WOW」が登場。すごく心地良い、素敵な「WOW WOW」です。
オマージュした洋楽を探っていくと「WOW WOW」の原点がわかってくるるかもしれません。それは今後の課題ということで。

ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。
最後に、昨日のラジオで紹介した曲をまとめたプレイリストと、radikoタイムフリーのURLを紹介します。radikoは来週25日(水)まで聞くことが可能です。よかったらまたnoteやラジオでお会いしましょう!
ありがとうございました!






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