自己紹介

はじめまして。イントンと申します。この名前は私の敬愛する吉田兼好が過ごした隠遁生活からとりました。隠遁・・・いい響きですよね。世を捨てている感じがたまりません。私はなかなか執着を捨てることはできませんが・・・。

ここでは２０２４年５月時点での自己紹介を記載します。今後、環境が大きく変わるのでこの内容も変わっていくことと思います。

私は現在４０代半ばで、いわゆる大手の日本企業（JTC）に勤務しています。家族は妻と息子ひとり。都内に自宅マンションを保有しています。

少し特殊なスキルを持っていることから、仕事は管理部門で専門職をしており、それなりに評価されて１２００万円ほどの年俸をもらっています。自分なりに努力をしてきましたが、この処遇は決して悪くないと思います。職場の人間関係も・・・それほど劣悪ともいえません。

ただ、やっている仕事はまさに「ブルシットジョブ」そのものです。なんら価値を生み出さないことにたいして、社内のお爺さんたちの体面のために矛盾を矛盾で埋める作業の日々・・・。それでもなんとか我慢してやってきましたが、上司が変わったこともあり、とうとう一線を越えてしまいました。我慢の限界です。自分の時間と能力を換金することに意味を見出せなくなってしまいました。

そして２０２３年後半にネット資産（総資産から負債を引いた額）が１億円を超えたこともあり、退職を決意しました。一般的にはFIREというやつです。すぐに辞めることも可能ですが、専門職かつ後進が育っていないため、資金を増やすためにも１年ほど会社には残るつもりです（亜流のワンモアイヤー症候群でしょうか。しかし、夏・冬・夏のボーナス３回分は大きいですって・・・）。

妻にはコロナ前から「いつか早期退職する」とは伝えており、資産シミュレーションをもとに２０２３年をそのめどとして説明していました。そのかいもあってか、比較的すんなりと理解してもらえたと思います。

ただ、いままでの２０年以上の会社員マインドを切り替えるのは簡単ではありません。日本人ならではの「義理」と「恥」の概念に縛られて、苦しむことも多々あります。

ここでは、自分のためにも喜怒哀楽を含む私の軌跡を残していきたいと思います。