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さあ、不器用人間コンテストを始めよう

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私はずっと一生、誰にも理解されないんだろうと思っていた特性を、幾つか持っている。別に医者に診断されているわけではないし、名前を決める必要性はないと思う。ただ、発達障害もうつ病も、… もっと読む
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躁鬱大学 その2 自己評価が低いのではなく、もともと自分がない躁鬱人のための返事の奥義

躁鬱大学 その2 自己評価が低いのではなく、もともと自分がない躁鬱人のための返事の奥義

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 さてカンダバシの言葉(神田橋語録って検索してPDFをプリントしてね!)の一行目からインスピレーションを受けて長々と書いてしまいましたが、先に進んでいきましょう。
「(躁鬱病は)心が柔らかく傷つきやすい人たちに多いです。特有の滑らかな対人関係の持ちようは躁鬱病の証拠です」
 はい、僕もすぐに傷つきます。本当にちょっとしたこと、友人知人の何気ない一言で傷ついてしまいます。でもその時に傷ついた

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躁鬱大学 はじめに

2020年5月1日執筆開始

躁鬱大学

はじめに

 僕は躁鬱病です。今では双極性障害と言うらしいんですが、その言葉じゃなんのことやらわかりません。躁鬱病と言われた方がよくわかる。躁状態がきて、鬱状態がくる。そして、それを繰り返す。突然病気になるんじゃありません。どこかしらその特性、特徴みたいなものはもともと持っています。だから診断された時も不思議ではありませんでした。むしろ、やっぱりそうなんだ

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