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グルームヘイヴン 獅子のあぎと リプレイ風覚書【第五幕】

【前回までのあらすじ】
 石野さん(種族:ゴーレム)。


・はじめに


 本投稿は、ボードゲーム「グルームヘイヴン 獅子のあぎと(以下、獅子のあぎと)」のリプレイ風プレイ記録となります。
 レガシーシステムが実装されているボードゲームのリプレイ記事という性質上、本投稿には「獅子のあぎと」のネタバレが多く含まれます。
 これから「獅子のあぎと」をプレイする予定のある方や、ネタバレが気になる方につきましては、本記事の性質を十分に理解された上で読み進めて頂けると(もしくはブラウザバックして頂けると)幸いです。
 本投稿は少額の有料記事とさせて頂き、ご購入頂いた方につきましては予めネタバレにご了承頂いているという前提のもとで記事をお読み頂く、といった形式で公開しております。ご理解とご協力の程よろしくお願い致します。


 第四幕はこちら。

 「グルームヘイヴン」「グルームヘイヴン 獅子のあぎと」のゲーム紹介、及びボードゲームにおける「レガシーシステム」についての解説はこちら。



・登場人物(プレイヤー)紹介


M(エム):レッド・ガード(赤壁)担当
 「グルームヘイヴン 獅子のあぎと」を持ち込んだ張本人かつ進行役かつこの記事の執筆者。得意分野は90年代レトロゲーと死にゲー。好きなボードゲームは凶星のデストラップ。


【阿部氏(あべし):デモリショニスト(ギギ)担当】
 数百万円かけて構築したゲームスペースを自宅に持つ貴族。ヴァンパイア顔。得意分野はアメ車と麻雀とポケモン。好きなボードゲームはプエルトリコ。


【小松君(こまつくん):ヴォイドワーデン(セリス)担当】
 数十年の間リアル「アグリコラ」を生業としていた豪農。現在はエースパイロット。得意分野はSFとガンダムと格ゲー。好きなボードゲームはサンダーストーン。



・シナリオ4 幕間


M:
「さて、シナリオ4リベンジやっていきたいと思います」

阿部氏:
「いやー、辛いなシナリオ4」

小松君:
「手札もHPもカツカツになるもんね」

阿部氏:
「敵がね、多いのよね単純に」

M:
「えー今回ですね、どうしてもクリアしたいので秘策を用意しまして」

小松君:
「ほう」

阿部氏:
「シナリオレベル下げるの?」

M:
「いえ、フルパーティで挑もうかと思います」

阿部氏:
「おお!」

小松君:
「ついにズッコケ三人組卒業か!」

M:
「ということで新メンバーのなるたんです

なるたん:
「よろしくお願いします!」


【なるたん(なるたん):ハチェット担当
 出身は霧の街。アークスやハンターを経て現在は猛獣使いとして名を馳せる。得意分野は動物と野球と漫画。好きなボードゲームはテラフォーミング・マーズ。


阿部氏:
「ようこそグルームヘイヴンへ!」

小松君:
「入り口の村人みたいな事言い出した」

なるたん:
「どこまでお力になれるか分かりませんが、頑張ります!」

M:
なるたんにはハチェットを担当してもらいます。能力カードや特典については、我々と同じくシナリオ3クリア時点でのものを反映させます」

なるたん:
「分かりました」

小松君:
「お、いきなり全部レベル1カードだね」

M:
「ただ、所持金と経験値に関してはゼロからのスタートという事にさせて頂きますので、了承願います」

なるたん:
「はい、頑張って略取します

阿部氏:
「またやべえ傭兵が一人増えちまった」

小松君:
「これでフルパーティになったわけだけど、難易度ってどう変わるんだろうね」

阿部氏:
「敵の出現数は増えるな」

M:
「あと一部ノーマルモンスターがエリート化したりしますね。ただ、想像ですがこれ多分4人プレイを基本としてバランス調整されたゲームだと思うので、そこまで厳しくなる事は無いんじゃないかと」

セットアップ時、モンスターアイコン下のセルを参照し敵を配置。
黒=配置無し、白=ノーマル、黄色=エリート
この画像では、3人プレイ時は上のエリート1のみ出現だが、
4人プレイだと下にノーマルが1出現する。

小松君:
「ああ、まあそうだよね。むしろそう考えると3人プレイが一番バランス的に厳しかった可能性まである」

M:
「ですよね」

阿部氏:
「よし、とりあえずやってみるか」

M:
「あ、大事な事忘れてました。なるたん、ハチェットに命名をお願いします」

なるたん:
「はい、三日三晩考えましたが『ジン』でいきます!」

阿部氏:
「ああ、ぽいわ!」

小松君:
「シンプルで良い名前ね」

M:
「ジン、了解しました!」

ハチェットのジン、爆誕



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