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レンゲソウって英語で??

昨日までの週末3日間、ホテルに缶詰めで仕事(=本業)でした。

といっても。
仕事自体は待ちが基本で、しかも国際会議のイベントの催し場の担当だったので、ほぼほぼやることはなかったのでした。チーン!

どちらかというと、駆け出しの頃やった仕事ですね。
会場に待機して必要な時に対応するのは、一般的に「フロア通訳」と言われています。あちこちからヘルプの声がかかって目が回りそうな仕事もありますが、フロア通訳は概して忙しい通訳ではない、というイメージです。

そんな申し訳ないほどヒマな仕事の中で、ひとつ訳せないものがありました。それは、レンゲソウ、です。

今回は県の物産を売るブースに来る外国人への対応だったのですが、その中に蜂蜜を売る店があったのです。そうです、蜂蜜といえばレンゲ、じゃないですか?

蜂蜜の一大産地といえるオーストラリアの方で、ご本人もかなりの蜂蜜好きだった模様。みかんの花の蜂蜜、アカシアの蜂蜜、と味見されて、じゃ、これは何? となったのが、レンゲの蜂蜜でした。

レンゲの花という英単語がまったく頭の中になかったので、その場は、

small flower in the field

で済ませてなんとか事なきを得ました。

後でさっとググったら、まず「蓮花」と引くと、lotus flowerと出ました。おいおい、これじゃ「蓮の花」だよ、違うよ。あ、日本語だと「蓮華」じゃないとダメ? いやいや、そもそも「蓮華草」が正式名称じゃない? という感じで単純に辞書を引くのも手間取ってしまいました。

結局正解は、

Chinese milk vetch

でした。
蓮華草はそもそも中国原産で日本に入ってきた花だったのですね。マメ科の二年草で、肥料や牧草など緑肥として栽培されているものだそうです。なぜ日本語で「蓮華」かというと、花の形が蓮の花のように見えるから。ちなみにラーメンなど中華料理で使う「れんげ」は形が落ちた蓮の花びらに似ているから、だそうですよ。

英語名は、この蓮華草を食べた牛がよく乳を出すから付けられた名称のようです。中国原産で温帯に分布している植物のようなので、近縁種がヨーロッパにもいるのでしょうね。そこのところはちょっとググったぐらいでは分かりませんでした。

植物や料理の名前は、なかなか説明が難しいものです。

【お知らせ】
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お時間に都合の付く方、聞きに来てくださいね。

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時間になったらクリックしてもらえれば、つながるはずです。
初スペース、初ホストなので、バタバタしたらごめんなさい。でも何か役に立つこと、話します。よろしくお願いしますね。

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