だからAIで何ができるってのよ?
今年2023年はまさに「AI元年」ともいえるような年でした。
いえ、もちろん元々詳しい方からすればある程度当然の結果なのかもしれません。しかし、私を含めて特に興味を持っていた訳ではない一般人にとっては、「晴天の霹靂(へきれき)」のような出来事だったように思えます。
生成言語AI……ChatGPTをはじめとして、他にも画像生成の分野でもいろいろな種類のAIが出ています。それこそ去年の今ごろ、息子と
「AIがイラスト描くんだってよ?」
「ええ〜、マジで? そんなことできんの?」
と言ってたことが嘘のように現実となりました。
絵の描けない人間にとって、画像生成AIも大変興味のある話ですが、やはり「通訳者」という語学屋にとって、一番気になるのは言語生成AIです。
ChatGPTを有料課金のGPT4.0にして使い始めてから1年弱。その日本語力は驚くばかりです。翻訳しているであろう、その受け答えに日本語力が問題となって間違うような部分はほぼ見受けられません。
それでも「彼」は英語の方が得意です。英語で書いた方がレスポンスが数段速い。なので、私は英語と日本語、半々で使っています。
といっても、英語が得意ではない人はそれも大変なはず。
「私はそんなに英語使えないよ!」
とお嘆きの方は、英語の自主学習にChatGPTを使い倒してみてはいかがでしょうか?
こちらは英語学習コーチの谷口恵子さんが書かれた本です。なかにはChatGPTを使って、英語の四技能つまり、
スピーキング
リーディング
ライティング
リスニング
を伸ばす方法が書かれています。
英語が苦手な人でも少しずつ力を付ける方法が書いてあるだけでなく、上級者でも活用したくなるような使い方も紹介してあります。
なかでも私が自分でもやりたい、と思ったのは、ライティングのお題を出してもらって、添削をしてもらうこと。これ、短い文でも継続して書いていったら、相当な力になりますよ!
究極的には英語を書けたら、話せます。
英会話の練習や読解、単語の記憶に使うのも悪くないですが、生成AIだからこその使い方ではないでしょうか? これは今までの自主学習ではなかなか叶わなかった方法です。
もちろん、AIとの学習だけで英語を学ぶことが完結することにはなりません。言語は最終的に他者と意思疎通をしてナンボ、という存在だからです。でもAIを使えばここまで時間を有効に活用して本番のリアルコミュニケーションに臨めるのですから、試合前の素振りに壁打ちとしては最高でしょう。
英語の自主学習に行き詰まっている方は、参考になさってみてはいかがでしょうか?
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#ここまでできるとは今の英語学習者は幸せだ
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