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【法学部生必読】「ページ」?「頁」?卒論・レポートにおける出典の表記についてと、個人的失敗談

こんにちは。レポートや卒論を書く際の重要事項の一つが「出典表記」を正確に行うことです。全ての論文やレポートは、その根拠が読み手から検証可能でなければなりません。

ではいざ、参考文献や引用文献を揃え論文やレポートを書いた際に問題となってくるのが、「どう出典表記をするか」です。

指導教官の指示に従うというのが学生生活を送る上で無難ではありますが、指示がない場合や細かすぎて聞くか迷う場合に参考になるものを紹介します。

「法律文献等の出典の表示方法」(平成26年)
法律編集者懇話会 非営利活動法人法教育支援センター
https://www.houkyouikushien.or.jp/katsudo/pdf/houritubunken2014a.pdf

非営利活動法人法教育支援センターが公表している「法律文献等の出典表示方法」というものがあります。ここでは、引用とは何か?出典の明示について、など法学系論文を書く際に抑えなければならない大前提の知識に加え、具体的な表記方法、特に単行本の場合や共著本の場合など実際にレポートを書く際になって悩ましい部分の出典方法について事細かく書いてあります。

失敗談

私が修士論文を執筆する際に、非常に時間を無駄にした経験から次のアドバイスをお伝えします。

それは引用文献の「頁」を必ずメモしておくことです。

論文を書く際、多い時には引用文献、参考文献が数十冊になることがあります。そして筆が乗っている時には本文を書き進める事を優先し引用部の表記を仮置きにすることがあるでしょう。(ベストは1箇所毎にしっかりと表記することが望ましいですが、執筆テンポとの兼ね合いで私は、そこが至りませんでした。)

さてひとしきり論文が書き終わり、引用部の出典表記を整えるフェーズや参考文献リストを作成するフェースになって、具体的な頁数が分からないと膨大な本を前にし「あれ?これって何頁だっけ?」という途方も無い時間のロスが生じます。また正確性にも影響します。

是非、論文を書かれる際は可能であれば都度正確な出典表記をするか、仮置きする場合には必ず後から参照が容易になるよう頁数(可能であれば行数)をメモしておく事をお勧めします。

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